第14回 発電用設備規格委員会 核融合専門委員会 議事録

 

1.日 時:2006年 9月4日(月)13時30分〜16時00分

 

2.場 所:日本機械学会 第2会議室

 

3.出席者:(委員11名、代理者3名、オブザーバ3名、欠席者3名)

      宮委員長(法政大)、中平幹事(原子力機構)、井岡(東芝)、入江(溶接技術センター)、大崎(川重)、清水(三菱重工)、鈴木(中電)、高橋(電中研)、中曽根(東理大)、西口(神工大)、肥田(原電)

  代理者:沖田(東大・関村副委員長代理)、喜多村(原子力機構・浅山代理)、樋口(IHI小林代理)

  欠席者:斉藤(筑波大)、永田(日立)、橋爪(東北大)

  オブザーバ:大北(新日鉄) 、田戸(三菱電機) 、小泉(原子力機構)

  事務局:釜田                                       

(以上敬称略)

4.配布資料

14-1  第14核融合専門委員会議事次第案

14-2  第14核融合専門委員会 配布資料リスト

14-3  第13回発電用設備規格委員会 核融合専門委員会 議事録(案)

14-4-1 専門委員会の委員について 

14-4-2 品質保証・材料分科会の委員について

14-4-3 設計・交換技術分科会の委員について

14-4-4 溶接・接合・検査分科会の委員について

14-5-1 拡大幹事会報告

14-5-2 JSME-ASME会合報告

14-6-1 第38回規格委員会対応について

14-6-2 分科会作業の仕分けについて

14-7-1-1品質保証・材料分科会活動報告

14-7-1-2設計・交換技術分科会活動報告

14-7-1-3溶接・接合・検査分科会活動報告

14-7-2 発電用設備規格委員会報告

14-7-3 ITER関連の状況について

 

 

5.議事

(1)午後130分に宮委員長により開会が宣言された。

(2)議事次第の説明、資料の確認(資料14-1から資料14-7-3

   議事次第の説明および資料の確認が行われた。

(3)前回議事録案の確認(資料14-3

   資料14-3に基づき、前回議事録案の確認が行われ承認された。

(4)専門委員会の委員について

  資料14-5-1から資料14-5-4に基づき、委員の退任報告、選任審議が行われた。

i) 専門委員会委員:1名の退任報告があった。また、新任4名に対し、委員候補者及びオブザーバの退室後,委員の選任について審議した結果,委員候補者全員を規格委員会での審議にかけることが承認された。

ii) 品質保証・材料分科会の委員:2名の退任報告があった。また、新任7名に対し、委員候補者及びオブザーバの退室後,委員の選任について審議した結果,委員候補者全員の委員就任が承認された。

iii) 設計・交換技術分科会の委員:2名の退任報告があった。

iv) 溶接・接合・検査分科会の委員:1名の退任報告があった。また、新任1名に対し、オブザーバの退室後,委員の選任について審議した結果,委員候補者の委員就任が承認された。

(5)第6回拡大幹事会報告およびJSME-ASME協定会合報告

      中平幹事より、資料14-5-1および資料14-5-2、資料14-5-2-1および資料14-5-2-2に基づき、「日米核融合超伝導マグネット規格の共同開発」、「JSME-ASME核融合規格開発の協力」「ASME側の現況」「JSME-ASME協定会合に向けての方針」が過去の経緯とともに報告され、又829日ハワイ・ヒルトンホテルでの「JSME-ASME協定会合」(参加者;JSME:宮委員長、中曽根委員、中平幹事、藤岡、ASME: M. Sheehan, J. Koehr) について会合結果と合意事項が併せて報告された。以下に合意事項の要旨を記す。

・ 日本語版規格はJSME0712月までに、英語版規格はASMEが作成し、著作権は日本語版はJSMEに、英語版規格はASMEに帰属する。

ASME0712月までに英語版規格を用意出来ない場合は、@JSMEが日本語版規格の英語翻訳を作成、A超伝導コイル構造規格の英語翻訳はJSME-ASMEの共同作業で実施し、ASMEは@、Aの何れかを選択する。

・英語翻訳版は、ASMEから英語版規格が発行されるとこれに置き換わる。但し、英語版規格(ASME)と日本語版規格(JSME)の差異は、文書にする。

・「A英語版規格のJSME/ASME共同作業」で作成した英語翻訳の売却益はJSME-ASMEで折半する。

ASMEの会合参加者は、JSMEと新協定を締結すること、この協定が日本語版規格の英語翻訳を作成し、共同著作物とすることに合意する。

       ・これまでのTENPESの協定は、上記JSME-ASMEとの新協定に置換わる。

JSMEからの提案を9/5までに送付した後、ASMEから協定の提案を9/19までに送付する。

(6)第38回規格委員会対応について

     発電設備規格委員会より、「核融合規格開発」における経緯、課題、専門委員会の対応、について次回(38)規格委員会にて報告する様要請があった。中平幹事より、規格委員会への対応案が紹介され、審議された。

     委員長より以下のコメントがあった。

・「経緯」が14項目(ステップ)で紹介されているが、煩雑で解りにくいので、簡略化すること。

・「課題」についても整理の必要有り。1), 2)は不要と考える。

・「対応方針」では、JSME-ASME協議内容を逐次規格委員会に報告する。

(7)分科会作業の仕分けについて

  中平幹事より、「超伝導コイル構造建造規格」において、「規格構成()」および各分科会担当規格作成上の境界領域および関連領域の作業分担を明確にするための「作業仕分け案」が紹介され上記案について審議された。審議の結果、以下の規格条文分担が承認された。

     また、詳細トピックでどの条文に記載するか明確でないものがあるとの指摘があり、次回専門委員会で案を審議することとなった。

     [規格条文分担]

       品証・材料分科会:FM-1000, 2000, 7000, Appx.-A, Appx-AA, Appx.-BB

        設計・交換分科会:FM-3000, Appx.-FR, Appx.-SJ

        溶接・検査分科会:FM-4000, 5000, 6000, Appx.-AD, Appx.-1

     [詳細トピックス]

       材料物性(Sy, Su, E等 Appx.-AA, -BB)             品証・材料分科会

       設計応力強さ                                     設計・交換分科会

       S-N曲線の試験データ提供、曲線案                  品証・材料分科会

       設計S-N曲線の引き方の検討                       設計・交換分科

        オーステナイト継手の強度データ                   品証・材料分科会

       オーステナイト継手のペナルテイー係数の検討       設計・交換分科会

       許容継手形状(Appx-AD)                            溶接・検査分科会

       継手分類案(Appx.-AD)                             溶接・検査分科会

       継手分類検討(Appx.-AD)                           設計・交換分科会

       UT非破壊試験方法(Appx.-1)                        溶接・検査分科会

(8)分科会活動報告

   「品質保証・材料分科会」「設計・交換技術分科会」「溶接・接合・検査分科会」の各主査より、規格作成活動の進捗状況、作成上の問題点等が報告された。

 委員長より、各分科会活動の詳細進捗状況、問題点等の技術的論議・審議を行う必要から近日中に技術審議に内容を限定した専門委員会を開催する旨の提案があった。

(9)発電用設備規格委員会報告

   中平幹事より、資料14-7-2(37回発電用設備規格委員会議事録案)に基づき、第37回発電用設備規格委員会(614日開催、於機械学会会館・第1会議室)の内容が紹介された。

(10)ITER関連の状況報告

   幹事より、資料14-7-3に基づき、最近のITER関連動向が紹介された。

713日フランス・カダラッシュで開催された第9ITER準備委員会にて、日本を除く6参加極()からITER機構(仮称)の副機構長6名が決まった。

ITER機構(仮称)のトップ人事は以下となる。

   (役職)        (氏名)               (担当)               (国名)

   ITER機構長   Kaname IKEDA         全体                 ()

      副機構長   WANG Shaoqi          管理・統括           ()

      副機構長   Carlos ALEJALDRE     安全・保障           (EU)

      副機構長   Valery CHUYANOV      核融合物理・技術     ()

      副機構長   Gary JOHNSON         トカマクシステム     ()

      副機構長   Yong Hwan KIM        プラントシステム     ()

      副機構長   Dhiraj BORA          制御/加熱/電流駆動/計測     ()

ITER機構の正式発足は各国の条約批准時期に応じて若干異なるが、総じて来年(2007)夏頃と思われる。

6.次回開催予定

 1024()13:00-19:00に次回開催を予定。次回は、各分科会の規格開発進捗の現状と問題点について技術的審議・議論を行う。

以 上