20回 発電用設備規格委員会 核融合専門委員会 議事録

 

1.日 時:20071114() 1300分〜1800

 

2.場 所:日本機会学会 第2会議室

 

3.出席者:(委員13名、代理者5名、オブザーバ1名、欠席者1名)

      中曽根委員長(東理大)、高橋副委員長(電中研)、中平幹事(原子力機構)、入江(溶接センター)、鈴木(中電)、宮口(IHI)、田戸(一般) 、船越(日鋳鍛)、細井(神鋼)、野村(関電)、古賀(川重)、井岡(東芝)、寺本(筑波大)

  代理者:西村(東北大・橋爪代理)、松本(原電・肥田代理)、松本(神工大・西口代理)、真木(法政大・宮代理) 、新見(東大・関村代理)

  欠席者:松本(京大)、野村(関電)

  オブザーバ:樋口(ITER機構)

事務局:釜田                                                (以上敬称略)

 

4.配布資料

資料20-1        20回核融合専門委員会議事次第案

資料20-2        20回核融合専門委員会配付資料リスト

資料20-3        19回発電用設備規格委員会 核融合専門委員会 議事録(案)

資料20-4-1-1    品質保証・材料分科会活動報告

資料20-4-1-2    設計・交換技術分科会活動報告

資料20-4-1-3    溶接・接合・検査分科会活動報告

資料20-4-1-4    各分科会間で調整が必要な項目について

資料20-4-2      42回 発電用設備規格委員会 議事録()

資料20-5-1-1    規格名称、および構成について

資料20-5-1-2    核融合規格での統一表現について

資料20-5-2      超伝導マグネット構造規格案

資料20-5-3      超伝導マグネット構造規格の今後の進め方について

 

5.議事

(1)午後1時に中曽根委員長により開会が宣言された。

 

(2)議事次第の承認、資料の確認(資料20-1から資料20-2

 議事次第の説明および資料の確認が行われた。議事次第は承認された。

 

(3)前回議事録案の承認(資料20-3

 資料20-3に基づき、前回議事録案の紹介が行われ、承認された。

 

(4)報告事項

 (4-1) 分科会活動報告

各分科会主査または幹事より、資料20-4-1-1 20-4-1-3に基づき、「品証・材料分科会」「設計・交換技術分科会」「溶接・接合・検査分科会」より各分科会の活動内容が報告された。各報告に、前回専門委員会からの条文案変更点が記載されている。

 (4-2) 42回 発電用設備規格委員会報告

幹事より、資料20-4-2に基づき、核融合専門委員会からの条文案への規格委員会でのコメントについて報告があった。規格委員会委員からは、認証認定、英文化が重要であること、電磁力算出の計算コード検証の必要性についてコメントがあった。

コード検証については、核融合規格では荷重は所有者が与えるものとしており、荷重算出の方法は適用範囲外であることから、不要であると考えることが、幹事より説明され、特に反対意見は無かった。

 

(5)審議事項

「核融合超伝導マグネット構造体 設計・建設規格」の提示及び「一般要求事項」、「材料」の概要報告が予定されており、内容の紹介と審議が行われた。

 (5-1) 規格名称、および構成について(資料20-5-1-1)

規格名称を「核融合超伝導マグネット構造体 設計・建設規格」から、「核融合設備規格 超伝導マグネット構造規格」に変更する提案がされ、出席者全員の賛成により承認された。

また、APPENDIX構成について改訂した資料20-5-1の全体構成案も出席者全員の賛成により承認された。

 (5-2) 核融合規格での統一表現について(資料20-5-1-2)

資料の説明を受け、審議の結果提案の統一表現を採用することとなった。

 (5-3) 超伝導マグネット構造規格の今後の進め方について(資料20-5-3)

条文案の審議の前に、審議スケジュールについて確認することとなった。

·        12月の規格委員会で1次投票にかけ、コメントを集約して反対票が取り下げられない場合3月に再度投票にかける計画が確認された。

·        委員より、ITERの調達仕様のレビューを実施中であり、仕様に反映できるようにするためにも、早期の策定が必要であるとコメントがあった。

·        上記により、英語翻訳も並行して作業を早め、3月には完成させる方向で進めることが確認された。

 (5-4) 規格条文の審議(資料20-5-2)

資料の説明を受け、以下の議論及び決定があった。

 

全体に関係する事項

·       FM番号の下位の項番は(a)(b)……とし、さらに下位の項番は(1)(2) ……とする。

·       式番号、頁番号の記載を以下に統一する。

Ø         例 FM-1000なら、1-x (xは通し番号)

Ø             APPENDIX 11なら、11-x(xは通し番号)

·       図の引用箇所は、出来る限り出典を併記する。

 

FM-1000, APPENDIX 11,12,1A

·        FM-1110(a)TFコイルという表現があり、その他は超伝導マグネットとなっているが、使い分けがあるか質問があった。これに対し、幹事より以下の説明があった。

Ø         TFコイルはITERにおける機器名称であり、今回の規格はこの設計を元に策定しているので適用範囲には明示する。

Ø         他の大部分は、確認後使用すべきではあるが、材料が同種であればそのまま使用できる見込みが高く、可能な限り一般性を持たせて記載した。

Ø         従って、必要最小限の箇所のみ機器や設備を特定する言葉を加えた。

·        FM-1223のリミットセット3の条文は、以下のように変更する。

Ø         疲労評価を要求するため、供用機能が維持されると見なし停止することなく運転継続可能とする。」を「検査の結果異常の無いことが確認されれば、供用機能が維持されると見なし運転継続可能とする。」

 

FM-2000, APPENDIX 21,22,23

·        FM-2710-15:縦軸の「設計降伏応力」→「設計降伏強さ」とする。

·        FM-2000の表FM-2110-1及び2:「低温」は「極低温」とする。

·        FM-2110(f)の条文は、APPENDIX 31中の設計疲労線図には室温での線図だけでなく極低温での線図も含まれていることを示す記述に変更する。

·        APPENDIX 2121-2400 機械的性質の表中の記号FM316LNの後のGは不要につき削除する。

·        APPENDIX 23及び2A:「熱膨張係数」は「線膨張係数」とする。

·        APPENDIX 2A:表2A-3100の項目にある「ヤング率」は「縦弾性係数」とする。

·        APPENDIX 2Aに示された値は参考値であることを明記する。

·        APPENDIX 2Aの伝播速度の式において、「K」は「KI」とする。

 

FM-3000, APPENDIX 31,3A,3B

·        FM-3251の「設計疲労線図(S-N曲線)」の(S-N曲線)は削除する。

·        FM-3353.2の簡易弾塑性解析のための材料物性mと、APPENDIX 3B3B-1200き裂進展速度の計算に用いる材料物性mとが同じ変数名であることが指摘されたが、使用する場面も規格上の記載箇所も異なるため、混乱が生じることは少ないと判断され、原案のままとする。

·        APPENDIX 31では、フォントが異なる部分を修正する。

·        31-1000(a)および31-3100の「FM-2110(1)(b)」は、「表FM-2110-215」に修正する。

·        31-1000(b)および31-3200の「FM-2110(1)(a)」は、「表FM-2110-119」に修正する。

·        31-1000(b)の「オーステナイトステンレス鋼」は、「オーステナイト系ステンレス鋼」に修正する。

·        31-200031-3000の「繰り返し」は、「繰返し」に修正する。

·        31-3300の「繰返し数」は、「許容繰返し数」に修正する。

·        31-1のx軸タイトル中、NfNaに修正する。

·        31-2(1)、図31-3の軸タイトルにSa, Naを追記する。

·        31-2(2)の「A線図」等は、「曲線A」等とする。

·        3B-1220-2の曲線を滑らかにする。また、降伏比1.8以上の曲線は不要のため削除する。

·        3B-2210-1では0という変数だが、図3B-1220-33B-2310の式より、2cとする。

·        3B-2310-xのタイトルが、下付等のフォーマットが崩れているので修正する。

·        APPENDIX 3Bの図表がコピーになっている部分は、清書する。

·        APPENDIX 3Bの式番で参照されていないものは削除する。

 

FM-4000, APPENDIX 41

·        FM-4233.1(1)の番号付けは不要のため、削除する。

·        図番の不要な付加番号(1つしかないものの-1)は削除する。

·        FM-4434.1の図番は図FM-4434とし、a,bの説明を付加する。

 

FM-5000, APPENDIX 51

·        FM-5111において、試験実施要領と技量認証の組み合わせ規定があるが、溶接と異なり非破壊試験では不要なため、(g)項は削除する。

·        FM-5400において、非破壊試験作業者とあるが、資格を持つ者を指すので「技術者」の方が良いとのコメントがあったが、溶接分科会では「技術者」の呼称は「管理技術者」と誤解される恐れがあるため「作業者」と区別したとの回答があり、原案のまま「作業者」とすることとした。

·        FM-5000ではASMEの条文引用が多いとコメントがあったが、これらを全て書き下すと膨大な量となるため、簡潔にするため原案のままとする。

·        APPENDIX 5151-3400ASME条文の引用において、付属書という言葉を用いているが、APPENDIXに修正する。また、複数のASME条文を併記しているが、Sec.XIIの引用は削除する。その他の引用については、内容を吟味し、不整合が生じないようにすること。

·        APPENDIX 51の図において、lとなっている所は、本文からであるので修正する。また、変数が消えている箇所が複数見られるので修正する。

·        APPENDIX 51の図表番号は他の表記に合わせて修正する。

·        APPENDIX 51の図中、注釈、脚注、Noteなどが混在するので統一する。

·        APPENDIX 51の図中、クラッド表面を表す点線は、今回の規格では不要なので削除する。

 

FM-6000

·        FM-6231において、ASME Sec.などと省略しているが、他の記載と合わせ、SECTIONなどと書き下す。

 

FM-7000

·        FM-7120 規格専門エンジニアの英語は、Standard-expert engineerと修正する。

·        FM-7120 技術判断 は削除する。

·        FM-7120 構造上の機能の英語が記載されていないので、Structural functionとする。

·        FM-7220, 7320 英語の大文字小文字の使い方を他の記載に合わせる。

·        FM-7520 非破壊試験作業者(Examiner)を追加する。

 

  (5-5) 超伝導マグネット構造規格の今後の進め方について(資料20-5-3)

上記の議論を受け、資料20-5-3での審議依頼通り、今回の議論の結果を反映することを条件として、資料20-5-2の条文案について書面投票に入ることについて、参加委員全員の賛成により承認された。

 

(6)その他

事務局は、今回提出された規格条文案の電子ファイル及び投票様式を全委員に11/19までに送付すること。各委員は、11/30までに投票すること。

また、幹事は、今回議論となった修正点をまとめ、委員に送付すること。

修正版については、投票による意見の集約後、編集上の修正はそのまま、技術内容に関するものは赤字で記載し、改訂版を委員に配布すること。

 

6.次回開催予定

 25()(13:00-17:00)に次回開催を予定。場所は機械学会第2会議室を予定。

 

以 上