21回 発電用設備規格委員会 核融合専門委員会 議事録

 

1.日 時:200825() 1300分〜1830

 

2.場 所:日本機械学会 第2会議室

 

3.出席者:(委員9名、代理者8名、欠席者2名)

      中曽根委員長(東理大)、高橋副委員長(電中研)、中平幹事(原子力機構)、井岡(東芝)、鈴木(中電)、入江(溶接センター)、宮(法政大)、船越(日鋳鍛)、田戸(一般)

  代理者:松本(原電・肥田代理)、新見(神工大・西口代理)、松本(神鋼・細井代理) 、中嶋(東大・関村代理)、宮野(京大・松本代理)、樋口(IHI・宮口代理)、西村(東北大・橋爪代理)、谷川(川重・古賀代理)

  欠席者:野村(関電)、寺本(筑波大)

事務局:釜田                                                (以上敬称略)

 

4.配布資料

資料21-1        21回核融合専門委員会議事次第案

資料21-2        21回核融合専門委員会配付資料リスト

資料21-3        20回発電用設備規格委員会 核融合専門委員会 議事録(案)

資料21-4-1      幹事会第9回会合議事メモ案

資料21-4-2      43回 発電用設備規格委員会 議事録()

資料21-5-1-1    規格案コメント一覧表(保留・反対)

資料21-5-1-2    規格案コメント一覧表(参考)

資料21-5-2-1    超伝導マグネット構造規格修正案(見え消し版)

資料21-5-2-2    超伝導マグネット構造規格修正案

資料21-5-3      超伝導マグネット構造規格意見対応の進め方について

資料21-5-4      欠番

資料21-5-5      超伝導マグネット構造規格品質保証要求比較

資料21-5-6      吉田委員コメント対応回答

資料21-5-7      佐川委員コメント対応回答

 

5.議事

(1)午後1時に中曽根委員長により開会が宣言された。

 

(2)議事次第の承認、資料の確認(資料21-1から資料21-2

 議事次第の説明および資料の確認が行われ、特にコメントが無く承認された。

 

(3)前回議事録案の承認(資料21-3

 資料21-3に基づき、前回議事録案の紹介が行われ、コメントのある委員は、後日感じに連絡することとなった。

 

(4)報告事項

 (4-1) 幹事会報告

幹事より、資料21-4-1に基づき、第9回幹事会の内容が報告された。報告資料に、規格委員会委員へのコメント対応案の変更点が記載されている。

 (4-2) 43回 発電用設備規格委員会報告

幹事より、資料21-4-2に基づき、核融合専門委員会から規格委員会への規格案投票審議について報告があった。その後の投票で、規格委員会委員から、反対意見3、保留・参考意見多数があり、本日のこの後の審議で紹介する。

 

(5)審議事項

規格委員会での投票時の意見対応について、特に反対意見対応の内容の紹介と審議が行われた。主な議論は以下の通り。

 (5-1) 反対意見対応に関する審議(資料21-5-321-5-1-1

·        全体-2FM-1300については、義務と責任の範囲がITERに特徴的であると考えられたため、適用をITERに限定する記載としたが、特定の実験装置の規格を策定することへの不具合、核融合は当面類似の体制で進めることが予想されることなどから、適用範囲をITERに限定する書き方は行わないこととなった。冒頭のFM-1110に「ITER設計を考慮して規格策定を行った。」という形で述べる以外は、全ての条文から「ITER」に限定する書き方を削除する。

·        全体-3ISO-9001に関しては、検証・レビューへの独立性の要求がないこと、顧客満足やマネジメントの要求が過多であることから、製品品質の向上という観点でより直接的な要求であるNQA-1の基本要求事項を採用した経緯がある。内容的に核融合超伝導マグネット構造への適正として必要十分であると判断されるため、このままとすることとなった。

·        全体-4:電磁力試験に関しては、ITERでは組立後に運転の中で確認していくことが想定されていること、将来の核融合装置に関して、電磁力試験の実施計画、責任範囲の関係者による合意等が形成されていないこと等から、本規格の適用範囲に含めることは不適切と判断する。

·        全体-5:初期のコメント対応案を採用とし、FM-3130もそのまま残すものとする。ただし、素線を機能材料と考えるという表現は不適切なので削除する。

·        FM1000-9:回答として「判断基準は設計や運転計画にも依存し、関係者の協議で決定される」と説明するが、規格の範囲外なので、条文への追記は行わない。

·        FM1000-16:委員からの追加コメント「必要とする」の追記は、不要とする。

·        FM1000-17:コメント対応を以下のように書き換える。「・・・FM1311(a)に記載の通りですが、所有者が輸送を含めて製造者や建設者に発注する場合は、製造者や建設者が輸送に関して責任を持つケースも考えられます。しかしそれは個々の契約上の問題であり、規格中で規定すべきものとは考えません。従って、原案の通りとさせていただきます。」

·        FM2000-8:実機の使用条件がセレーションが発生しない範囲であることを追記する。

·        FM2000-22:コメント対応の原案のままでよい。

·        FM3000-1:コメント対応の原案のままでよい。

·        FM4000-9:コメント対応の原案のままでよい。

·        APPENDIX11-1:コメント対応の原案を他と整合を取って修正すればよい。

·        APPENDIX21-1:液体ヘリウムの貯槽タンクが数十年、大型ヘリカル装置の超伝導マグネット構造体が十年程度の使用経験があるので、コメント対応の原案に追記する。

·        APPENDIX21-3:資料21-5-3の修正提案の末文を、「・・・使用は考慮しておりません。」とする。

·        APPENDIX23-1:保留・反対意見コメントNo.FM2000-8を参照、とする。

·        APPENDIX23-3:コメント対応の原案のままで良いが、JISに「極低温の」と明記する。

·        APPENDIX31-1:コメント対応の原案のままでよい。

·        APPENDIX31-2:コメント対応の原案のままでよい。

·        上記以外は資料21-5-3に提案のとおりの対応とする。

 (5-2) 反対意見への対応への回答に関する審議(資料21-5-621-5-7)

·        FM2000-6:保留・反対意見コメントNo.FM2000-20の該当する内容を書き下すこと。

·        FM2000-11:委員の回答から、直交2方向が必要という考えでは無いことが理解できる。専門委員会では、JISの参照だけで良いと考えるので、この方向で対応案を変更する。

·        FM2000-18,19FM-4333の規定案を提示する。

·        FM4000-8:コメント対応が判りにくいので書き直す。

·        FM5000-2:校正法等で実証を義務づけているか確認する。あるいは、「考えられる現実的な適用として」としてCC2235の採用を説明する。

·        FM5000-6:規格の構成を判りやすく変更する。

·        APPENDIX41-1:廃止規格の参照は中止する。「完全溶け込み」等の表現を廃し、記号の参照のみとする。

·        FM1000-33:担当委員と相談し、対応する。

·        FM4000-21:拝承し、AWS-SWPSの適用を中止する。

·        FM4000-41:割れのチェックのみとすることで、調整する。

·        資料25-5-7の対応については、担当委員と相談し、対応することとする。

 (5-3) 今後の進め方について

·        上記対応については、表現、配置の変更はあるものの、規格の内容は変更していないため、編集上の修正であるという結論となった。

·        コメント対応について対応および結果、修正した規格案を専門委員会委員全員に送付し、意見を反映することとする。

·        上記を前提とし、次回規格委員会への提出が承認された。

 

6.次回開催予定

 59()(13:00-18:00)に次回開催を予定。場所は機械学会会議室を予定。

 

以 上