23回 発電用設備規格委員会 核融合専門委員会 議事録

 

1.日 時:2008826日(火)1330分〜1630

 

2.場 所:日本機械学会 第3, 4会議室

 

3.出席者:(委員11名、代理者2名、欠席者3名)

      中曽根委員長(東理大)、高橋副委員長(電中研)、宮口(IHI)、井岡(東芝)、船越(日鋳鍛)、寺本(筑波大)、鈴木(中電)、田戸(一般)、松本(京大)、細井(神戸製鋼)、野村(関電)

  代理者:松本(原電・肥田代理)、西村(東北大・橋爪代理)

  欠席者:宮(法政大)、古賀(川重)、入江(溶接セ)

  オブザーバ:佐藤(原子力機構)、中嶋(原子力機構)、新見(原子力機構)、武田(原子力機構)

事務局:釜田

(以上敬称略)

 

4.配布資料

資料23-1  第23回核融合専門委員会議事次第(案)

資料23-2  第23回核融合専門委員会配付資料リスト

資料23-3  第22回発電用設備規格委員会 核融合専門委員会 議事録(案)

資料23-4-1  核融合専門委員会の委員について

資料23-4-2  核融合専門委員会委員長選任投票結果

資料23-4-3  品質保証・材料分科会の委員について

資料23-4-4  設計・交換技術分科会の委員について

資料23-4-5  溶接・接合・検査分科会の委員について

資料23-5  超伝導マグネット構造規格の英文化及びメンテナンスの進め方

資料23-6  ASMEとの意見交換会報告

資料23-7-1  第10回 核融合専門委員会 幹事会報告

資料23-7-2  第18回 溶接・接合・検査分科会活動報告

資料23-8  核融合専門委員会投票(No.13)の結果の通知について

資料23-9-1  発電用核融合設備規格 超伝導マグネット構造規格(2008年版)案に対する意見受付結果

資料23-9-1別紙1 「日本機械学会 発電用核融合設備規格 超伝導マグネット構造規格(2008年版)(案)」について

資料23-9-1別紙2 「日本機械学会 発電用核融合設備規格 超伝導マグネット構造規格(2008年版)(案)」について

資料23-9-2 発電用核融合設備規格 超伝導マグネット構造規格に対する意見と対応案(電気学会)

資料23-9-3 発電用核融合設備規格 超伝導マグネット構造規格に対する意見と対応案(プラズマ・核融合学会)

資料23-10 核融合超伝導マグネット構造規格策定スケジュール(参考) (追加配布)

 

 

5.議事

(1)午後130分に中曽根委員長により開会が宣言された。

 

(2)議事次第の承認、資料の確認(資料23-1、資料23-2

   議事次第の説明及び資料の確認が行われた。議事次第は承認された。

 

(3)前回議事録案の承認(資料23-3

   資料23-3に基づき、前回議事録案の紹介が行われ、1ヶ所の誤字及び出席者の修正の上、承認された。また、第22回専門委員会時に確認の取れなかった再任委員に関しては、全員から再任の回答があったため、議事録に従い承認された旨報告された。

 

(4)委員について

4-1)資料23-4-1に基づき、核融合専門委員会委員の退任報告及び新任委員候補の承認についての審議依頼があった。委員候補当人及びオブザーバの退席の下、委員候補の審議が行なわれ、新任委員候補2名(西村氏、佐藤氏)について、規格委員会へ承認についての審議を依頼することが承認された。

4-2)資料23-4-2に基づき、核融合専門委員会委員長選任について投票結果が報告された。中曽根委員に過半数の投票があり、中曽根委員が次期委員長に選任されたことが報告された。

4-3)資料23-4-35に基づき、各分科会委員の退任報告及び新任委員候補の承認についての審議依頼があった。各分科会委員候補について、オブザーバ退席の下、委員候補の審議が行なわれ、品質保証・材料分科会1名(閨谷氏)、設計・交換技術分科会1名(大森氏)、溶接・接合・検査分科会2名(大北氏、小嶋氏)の新任が承認された。

 

(5)報告事項

  (5-1ASMEとの意見交換会報告

   資料23-6に基づき、ASMEとの意見交換会について報告があった。先方の出席者であるASMESowder氏(前ITER機構)は、JSMEで作成しようとしている構造規格の英訳について良い印象を持っていなかったが、英訳に関するJSME-ASMEの協定やその経緯については十分理解していないため、ASMEに確認するよう依頼したことなどが報告された。主なコメントは以下のとおり。

    Sowder氏はASMEのコードウィークで核融合規格に関する話をしたようだが、ASMEの反応を聴取する必要がある。

    コードウィークの出席者から聴取した情報では、特に反響がなく、議論にならなかった様子である。

    ASMEとの協定は昨年の12月に失効しており、英訳版の発行には再協定を結ぶ必要がある。

    超伝導マグネット構造規格に関するJSMEの活動と、日本はTFコイル構造物の調達にこの規格を用いる旨をITER機構の池田機構長の耳に入れておくべきである。

 

 (5-2)英文化の進め方について

   資料23-5に基づき、超伝導マグネット構造規格の英文化及びメンテナンスの進め方について報告があり、まず和文規格の英訳を作成し、その後、AGコメントの規格への反映について審議する方針が了解された。また、資料23-10に基づき、今後の専門委員会の活動計画案が説明された。主な議論は以下のとおり。

    講習会の開催時期は、販売状況を考慮しつつ20099月末を予定しているとの報告があったが、発行後2ヶ月以内に行うのが通常ではないかとの意見が出され、20091月末を目標とすることとなった。

    英訳版を単独発行とするか、合本とするかについての議論があり、以下の意見が出された。議論の結果、英訳の発行方法については、JSME事務局と相談して決定することとした。

Ø        日本語が正、英訳版はリファレンスという位置づけであれば、合本しているのが筋論としては正しい。  

Ø        合本の場合、ASMEとの関係から、まず日本語版を発行し、英訳版ができた時点で合本することになる。

Ø        英訳版については販売利益をASMEと折半する必要があるので、合本にすると混乱する。

 

 (5-3)分科会活動報告

   資料23-7-1に基づき、第11回核融合専門委員会幹事会の活動状況が報告され、ASMESowder氏の活動(5-1参照)への対応は、専門委員会としては静観する方針とすることが説明された。また、資料23-7-2に基づき、第18回溶接・接合・検査分科会の活動状況が報告され、公衆審査意見に対する対応策について審議した旨の説明があった(詳細は6-2-2参照)。

 

(6)審議事項

 (6-1)専門委員会運営規約改定投票(No. 13)結果について

   事務局より、資料23-8に基づき、専門委員会運営規約改訂()の承認に関する投票結果について紹介が行われた。意見付反対票が1票あったが、誤解に基づく反対で、主旨の説明により納得を得られたため、本意見は取り下げられた旨の説明があった。910日の規格委員会では、反対意見無しの文書で報告することが説明され、承認された。

 (6-2)公衆審査の結果及び対応について

   資料23-9-1に基づき、公衆審査の結果について報告があり、提出された意見は日本電気学会とプラズマ・核融合学会からの2件であるとの説明があった。詳細な審議内容及び結果は以下のとおり。また、審議結果に基づく修正後の規格案を見え消し版で各委員に送付し確認するとともに、分科会にもフィードバックすることとした。

 

6-2-1)日本電気学会の意見と対応案

資料23-9-2に基づいて日本電気学会の意見と対応案の説明があった。日本電気学会の意見は、誤字、目次と条文タイトルの不整合等、全てエディトリアルなものであるため、指摘項目の全てについて修正するとの案が示され、承認された。

 

6-2-2)プラズマ・核融合学会の意見と対応案

資料23-9-3に基づいてプラズマ・核融合学会の意見と対応案の説明があった。主な議論は以下のとおり。

    対象となっているコードケースがそもそもわかりづらく、コードケースを基に議論をしたのでは誤解が生じるかもしれない。対応案を反映した後の規格の文章を確認すべきである。

    “Y”Factorについては、論文等でも公表されている知見であり取り入れてもよい。

    変更が技術的なものと判断される場合は、投票をやりなおす必要がある。

    新しい知見を入れたほうがベターではあるが、どこかで区切りをつけないといつまでも発行できない。今回発行する段階ではエディトリアルなものに留め、“Y”Factor等技術的変更点についは、今後、十分審議してから修正すべきである。

 

上記の議論を受け、プラズマ・核融合学会の意見に対して、以下の三つの対応案が委員長より示され、挙手による採決を行った。採決の結果は、第16名、第25名、第32名であり、多数決で第1案が採択された。なお、No. 35については今後のメンテナンスの対象とすることとした。

1案: 明確にエディトリアルなもののみ修正。具体的には、資料23-9-3中のNo. 323334前半、38について対応案通りとする。

2案: 1案に加え、No. 34後半のS0.5d1 or 0.5d2への修正およびNo.36ASME最新版の図への修正も行う。

3案: 2案に加え、No. 35にあるとおり“Y”Factorを採用した表現とする。

 

6.次回開催予定

  1125()(13:30-17:00)に次回専門委員会を機械学会で開催する。詳細は事務局にて調整し各委員へ追って連絡する。

 

 

以上