第19回 発電用設備規格委員会 火力専門委員会 材料分科会 議事録

1.日 時:2001年7月27日(金)13時30分〜16時00分
2.場 所:日本機械学会 第3・4会議室
3.出席者:(委員9名中;出席者8名,代理者0名,欠席者1名)
      木村(物材機構),石川(東電),川本(中電)
      今西(関電),俣野(川崎重工),田村(バブ日立)
      石毛(IHI),増山(三菱重工)
  代理者:無し
  欠席者:福永(住友金属) 
  オブザーバ:井上(関電)
  事務局:和田

4.配付資料
19−1.第18回材料分科会議事録
19−2.材料分科会委員(案)
19−3.第17回火力専門委員会資料
19−4.火力規格への質問の回答(案) 
19−5.鋳造係数統一に関する構造分科会からの回答
19−6.火力規格(改訂版)のASME著作権について
19−7.火力規格(英語版)書面投票関係資料
19−8.ボルト材のリストについて
19−9.表ASME SecUボルト材
19−10.表ASME B31.1ボルト材
19−11.JISB8265調査結果および鋳造係数統一関係資料
19−12.新規材取り入れに関する資料
19−13.JSME火力規格の有効数字について
5.議事
(1)前回議事録確認(資料19−1)
 主査が前回議事録の確認を求め,事務局が読み上げた。(3−3)に記述のある
「第16回規格委員会」を「第16回火力専門委員会」に修正することで,分科会
の承認を得た。

(2)材料分科会委員の退任について(資料19−2)
 事務局が,久保和敏委員(関西電力)より退任申請が提出されたこと,後任候補と
して,今西宏明氏(関西電力)が推薦されていることを報告した。

(3)火力専門委員会報告(資料19−3)
 事務局が,第17回火力専門委員会議事録に添って,審議事項および決定事項を報
告した。
 木村主査が説明を追加し,下記の内容を材料分科会で検討するよう依頼があったこ
とを伝えた。
    1.ボルト材の許容応力の考え方の検討。
    2.火力規格へ質問されているSB450のASME相当材の調査。

(4)審議
(4−1)火力規格への質問の回答(案)について(資料19−4)
 題記の回答(案)に関して第17回火力専門委員会で審議した結果,本回答案にSB
450のASME相当材を調査し,結果を追記することとなり,この調査が材料分科会
に依頼されていることを木村主査が伝えた。
 審議の結果,「SB450のASME相当材はSA515Gr65である。」となり,これを本回
答(案)に追記することが了解された。

(4−2)火力規格(英語版)について(資料19−7,13)
 火力規格(英語版)に関して,許容応力表の有効桁数とページの付番方法について
審議を行った。審議の結果は下記の通りとなった。
   1.許容応力表の有効桁数について
   許容応力表の有効桁数は,換算前のデータの桁数により相違する。例えば,
   ASME材の換算前のデータが,「11.0ksi」と「9.7ksi」の場合,これを
   火力規格の補遺の規定に従い単位換算すると前者は有効桁数が3桁となり,
   後者は有効桁数が2桁となる。
   2.ページの付番について
   火力規格(日本語版)に準ずる形でページ番号をふることとしたい。

(4−3)ボルト材取り入れについて(資料19−8,9,10)
 田村委員が,見直しを実施したボルト材の許容応力表を提案し,これらのボルト材
を一般材の許容応力表に追加した場合の問題点について検討したことを報告した。ボ
ルト材と一般材の許容応力表を比較した際,3鋼種の同一Spec.Noの存在を確認し,
検討を行ったが,問題が無いという結果に至ったことを伝えた。
 また,第17回火力専門委員会で,ボルト材のように切り欠きがある場合の許容応
力の算定基準の有無について,材料分科会で調査するよう依頼があったことを木村主
査が伝えた。また,ボルト材と一般材で許容応力に相違がある場合,これらを同一の
許容応力表で取り扱うことには問題があることも伝えた。
 審議の結果,ボルト材と一般材で許容応力値の相違は無く,B31.1にも規定が
無いため,「ボルト材に切り欠きがあることにより,ボルト材と一般材の許容応力が
相違することはない。」と次回の火力専門委員会で報告することとなった。

(4−4)安全率3.5の取り入れについて
 石毛委員が,JISB8265に無いJSME材について調査した結果を報告した。
鉄鋼・非鉄で3鋼種のJSME材がJISB8265の規格材となっていないことが
伝えられ,これらの材料については,石毛委員が追跡調査を行うこととなった。
 また,次回の材料分科会では,JISB8265の審議状況等の資料を準備し,安全率3.
5の取り入れについて検討したいことが木村主査より伝えられた。

(4−5)鋳造係数統一について
 事務局が,鋳造係数統一に関する構造分科会の回答を報告した。その中で,構造分
科会の意見は,「JIS方式に統一したい」となったことを伝えた。
 審議の結果,材料分科会としては「ASME方式に統一したい」という意見で了解
され,この意見を構造分科会に伝えることとなった。両分科会での意見に相違があっ
た場合は,本件を次回火力専門委員会に提案し,審議を依頼することが了解された。

(4−6)新規材取り入れについて
 増山委員が,新規材取り入れに関するASMEの組織体制,新規材規格化の審議フ
ローを紹介した。本件については,原案を役員と事務局にて作成し,次回の材料分科
会で審議予定であることを木村主査が伝えた。

(4−7)火力規格(改訂版)のASME著作権料について
 火力規格(改訂版)のASME著作権資料が提案され,本資料について意見のある
場合は事務局に連絡して欲しいことが木村主査より伝えられた。

6.次回開催
  日 時:平成13年11月16日(金)13:30〜17:00
  場 所:日本機械学会 第4・5会議室