第22回 発電用設備規格委員会 火力専門委員会 材料分科会 議事録

1.日 時:2002年4月8日(月)13時30分〜17時30分
2.場 所:日本機械学会 第2会議室
3.出席者:(委員8名中;出席者5名,代理者0名,欠席者3名)
      木村(物材機構),石川(東電),俣野(川崎重工),川本(中電)
      今西(関電)
  代理者: なし
  欠席者: 石毛(IHI), 増山(三菱重工),田村(バブ日立)
  オブザーバ:北村(関電)
  事務局:和田
4.配付資料
22−1  .第21回材料分科会議事録
22−2  .材料分科会委員名簿
22−3  .第19回火力専門委員会議事録(抜粋)
22−4  .第24回構造分科会議事録(抜粋)
22−5  .第20回規格委員会議事録(抜粋)
22−6  .火力規格(2002追補版)の講習会について
22−7  .JSME規格におけるASME鉄鋼鋳造材の許容応力表上の許
       容応力値の変更について
22−8  .JSME規格(2002年版)H13年度許容応力見直し内容
       <ASME鉄鋼材>            (担当:東電)
       (表1:98ASMEと01ASMEの比較,表2:削除鋼種,表3:追加鋼種
        表4:JSME02(案),表5:01JSMEと02JSMEの比較,
        表6:備考対応表とレビュー票)
22−9−1.ASME許容応力表<ASME非鉄材>    (担当:中電)
22−9−2.ASME許容応力表<ASME非鉄材>(英語)(担当:中電)
22−9−3.備考レビュー票  <ASME非鉄材>    (担当:中電)
22−10−1.ASME許容応力表(比較)<ASMECC材>(担当:関電)
22−10−2.ASME許容応力表    <ASMECC材>(担当:関電)
22−10−3.備考レビュー票      <ASMECC材>(担当:関電)
22−10−4.備考           <ASMECC材>(担当:関電)
5.議事
(1)前回議事録確認(資料22−1)
 主査が前回議事録の確認を求め,事務局が読み上げ,分科会の承認を得た。

(2)分科会委員及び役員の選任について(資料22−2)
 2月末日に任期満了を迎え,福永委員が退任したことを事務局が伝えた。また,
材料分科会委員候補として,日本鋼管(株)の南雄介氏の推薦が増山委員より届い
ていることを伝えた。木村主査は,他に推薦者の無いことを確認し,南氏を材料分
科会から推薦したい意向であることを伝えた。
 挙手による採決の結果,出席者全員一致で南氏を分科会の委員候補者として推薦
することが承認された。
 また,材料分科会の役員の選任については,次回分科会で行うこととなり,本日
の材料分科会は木村主査が進行することを委員は了解した。

(3)委員会報告
(3−1)火力専門委員会報告(資料22−3)
 事務局が,資料に添って第19回火力専門委員会の審議内容および決定内容を報
告した。
 木村主査が,新規材の組織体制については作業会の設置等,材料分科会に一任さ
れたことを伝えた。

(2)構造分科会報告(資料22−4)
 事務局が,資料に添って第24回構造分科会の審議内容および決定内容を報告し
た。
 石川幹事が構造分科会から届いていたSA/CSA G40.21 38W材に関する調査結果報
告し,構造分科会への回答(案)を提案した。審議の結果,この回答(案)は委員
に了解され,次回構造分科会へ回答することが承認された。

(3)規格委員会報告(資料22−5)
 事務局が,資料に添って第20回規格委員会の審議内容および決定内容を報告し
た。「火」材の標記に関しては,「火」と「KA−」は同一であることを記載する
こととなったことを報告し,その記載(案)を提示した。審議の結果,委員に了解
され,火力設備規格(2002年追補版/2002英語版)に記載することとなっ
た。
 また,日本電気技術規格委員会内に火力規格特別懇談会の設置されることとなっ
たことを事務局が報告した。今後,この懇談会でJSME火力設備規格の取り扱い
が検討される予定であることを伝えた。

(4)審議
(4−1)火力設備規格(2002年追補版)の講習会資料について(資料22−6)
 火力設備規格(2002年追補版)の発行に伴い,講習会の開催が依頼があったことを
石川幹事が伝え,初版発行の際に作成した講習会資料の内容を説明した。
 審議の結果,本講習会資料を火力設備規格(2002年追補版)に対応した資料に修正
することとなり,以下のことを反映させることとなった。資料の修正は,全て石川
幹事が行い,完成後,各委員が確認することとなった。
 <講習会資料について>
  1.各材料の取り込み状況の一覧表については,鋼種数を記載するのではなく,
    許容応力表の行数を記載する。
  2.参考表1・2を火力設備規格(2002年追補版)に対応したものに修正する。
  3.火技材,JIS材の備考は改訂していない。修正なし。
  4.ASME材備考については,レビュー票を添付する。
 また,木村主査が講義内容に関し,下記の意見を伝えた。
 <講習会の講義内容>
  1.火力設備規格(2002年追補版)が参照としているASME規格(Section
    や何年版等)の全体的な説明が必要である。
  2.最新のJSME火力規格の検討状況を説明してはどうか。(安全率変更(4
    .0→3.5)の対応,鋳造係数の統一について,ボルト材の取り入れについて)

(4−2)鋳造係数の統一について(資料22−7)
 石川幹事が,鋳造係数を解釈方式への統一に関して,JIS材とASME材との
係数比較表を提出した。また,鋳造係数を解釈方式への統一における問題点を説明
した。問題点については,構造分科会浜田主査にも伝えており,次回の構造分科会
にて審議予定であることも伝えられた。
 審議の結果,鋳造係数を解釈方式への統一に対応した許容応力値の修正は,次回
構造分科会(5/17)の審議結果が判明してから作業を開始することとなった。本件に
関して,意見や構造分科会へ伝える事項がある場合は事務局に連絡するよう木村主
査より伝えられた。
 また,木村主査より,JIS材とASME材の相当材について許容応力値に係数
を乗じて得られる値の実例をもう少し増やしたい旨が伝えられ,この作業を俣野委
員が担当することとなった。

(4−3)火力設備規格(第3版)の作成作業(資料22−8〜22−10)
 石川幹事,川本委員,今西委員が担当分の許容応力表と備考を提出し,2002追補
版からの変更点の説明を行った。審議結果は,以下の通り。
 1.ASME 鉄鋼材(担当:東電)
  ・備考のレビュー票で構造分科会へ確認する箇所あり。(G39,G42,H5)
  ・thermal ratchetingの表現を構造分科会へ確認する。(G40)
  ・SecVに関する備考は削除する。
  ・外圧チャートに関する記載は,2002年追補版にて削除済み。
  ・鋳造係数変更に伴う許容応力値の変更は,構造分科会の審議決定後に行う。
 2.ASME 非鉄材(担当:中電)
  ・thermal ratchetingの表現を構造分科会へ確認する。(G29)
  ・鋳造係数変更に伴う許容応力値の変更は,構造分科会の審議決定後に行う。 
 3.ASME CC材(担当:関電)
  ・JSME規格で取り入れている箇所は,JSME規格から引用するよう記載
   を統一する。(備考23)
  ・ASME SecU PartD APPENDIX1 はASME(2001Edition)で改訂されて
   いる。反映が必要である。
   (→「JSME規格の第U章本文」の改訂は,石川幹事が担当する)
  ・ASME CC材の鋳造材の備考には鋳造係数についての記述がないが、C
   C全体を通して鋳造係数についての記述がないか確認する。(今西委員)
 4.火力技術基準材の安全率の見直しについて(木村主査)
  ・HPIでは,既に火力技術基準材の許容応力値の計算を行っている。
  ・詳細は,石毛委員に次回の材料分科会で説明をお願いする。
  ・事前に資料が揃えば,各委員に送付する。

5.次回開催
  日 時:2002年5月27日(月)又は,5月29日(水)
      13:30〜17:00
      (後日,メールで調整する)
  場 所:日本機械学会 第2会議室