第53回 発電用設備規格委員会 火力専門委員会 材料分科会 議事録
1.日 時:2009年10月2日(金)13時30分〜16時30分
2.場 所:日本機械学会 第3会議室
3.出席者:木村(NIMS)、尾崎(東電)、南(NKKシームレス鋼管)、伊藤(IHI)、室井(関電)、田村(バブ日立),俣野(カワサキプラントシステムズ),南川(中電)
欠席者:増山(九州工業大)、駒井(三菱重工)
代理者:なし
オブザーバ:
なし
事務局:稲垣(記)
4.配付資料
53−1 .第52回材料分科会議事録(案)
53−2 .材料分科会委員名簿
53−3 .第49回火力専門委員会議事録(案)
53−4 .第4回材料専門委員会議事録(案)
53−5 .第50回規格委員会議事録(案)
53−6 .ASME B31.1−2008Addenda(Table A-1,A-2, A-3)の追加材種まとめ (田村委員)
53−7 .許容応力レビュー票 表U-1-2 ASME SectionU材(鉄鋼材) (尾崎委員)
53−8 .許容応力レビュー票 表U-1-3 ASME Code Case材(鉄鋼材) (室井委員)
53−9 .許容応力レビュー票 表U-2-2 ASME SectionU材(非鉄材) (南川委員)
53−10.許容応力レビュー票 表U-1-1 JIS/火技解釈鉄鋼材 (伊藤委員)
参考1.発電用火力設備規格 詳細規定(200X年版)の委員専用HP原稿アップ状況
参考2.発電用火力設備規格基本規定2008年版(TA0-2008)の発行について
参考3.発電用火力設備規格2008年版(TA0〜TA2-2008)の講習会開催について
参考4.火力設備配管減肉管理技術規格2009年版(TB1-2009)の講習会開催について
5.議 事
(1)前回議事録確認 [資料53-1]
前回議事録(案)について確認を行なった結果、意見等は特になく、議事録案は承認された。
(2)分科会委員の承認 [資料53-2]
退任者,新任候補,再任候補のいずれも該当者なし。
(3)火力専門委員会・規格委員会他報告
(3−1)火力専門委員会・材料専門委員会・規格委員会報告 [資料53-3〜5]
第49回火力専門委員会,第4回材料専門委員会,第50回規格委員会の審議内容のうち、火力に関連する内容が報告された。特記事項は以下の通り。
・
火力専門委員会から検討依頼が出されている溶接継手低減係数の件は,材料専門委員会でタスクを設置して対応することとなり,書面投票で設置が可決した。
・
基本規定(2008年版)の講習会開催が決定した。今後,12月の講習会開催に向けて材料分科会担当分の資料を作成していくので,協力をお願いしたい。
(3−2)その他報告 [資料 参考2〜4]
a. 発電用火力設備規格基本規定2008年版(TA0-2008)の発行について
9月25日に発行したことが報告された。ご入用の方に心当たりあれば,情報提供頂くよう事務局から依頼があった。
b. 発電用火力設備規格2008年版(TA0〜TA2-2008)の講習会開催について
c. 火力設備配管減肉管理技術規格2009年版(TB1-2009)の講習会開催について
b, cの両講習会について,開催が決定したことが報告された。参加される方の心当たりがあれば,情報提供頂く様,事務局から依頼があった。
(4)審議事項
(4−1)ASME B31.1−2008Addenda(Table A-1,A-2, A-3)の追加材種まとめ(田村委員) [資料53-6]
a.
特記事項
・
B31.1材について,審議資料のベースデータが示され,田村委員から追加材種案が提示された。
・
以下のスケジュールで各委員により追加材種を確認し,集約結果を元に次回審議することとなった。審議の進め方は,追加候補材種のうち追加に問題となる材種は削除する方法で行うこととなった。
10/5(月) 電子データを事務局に提出
10/6(火) 委員専用HPにアップロード,メールによりチェック依頼
10/6(火)〜11/20(金) 各委員で追加材種をチェック,事務局に提出
11/24(火)〜11/27(金)事務局で統合
11/30(月)以降 田村委員,南委員に送付。田村委員はボルト以外,南委員は,ボルト材の集約結果を確認し,次回の審議資料を準備。
(4−2)許容応力レビュー票 表U-1-2 ASME SectionU材(鉄鋼材)(尾崎委員) [資料53-7]
a.
特記事項
・
材種全般について,(4−1)と同様のスケジュールで,電子データを元に各委員により確認することとなった。依頼は事務局から行い,集約結果は,事務局から尾崎委員に提出する。
・
材種追加の判定基準として,今後使用される可能性のあるもの,または現に使用されているが規格に反映されていないものは,大分類「3」に区分し,基本的に取込むことが確認された。
・
許容応力表改定の主となる視点は,「以前より許容応力が高くなった場合」は,そのまま反映して良いか審議必要」であることが再確認された。なお,低くなった場合は,極端な場合を除き安全サイドであるため,反映には問題ないことが併せて示された。
・
個別例として,材種No.350の16Cr-12Ni-2Mo材(SA/EN 10028-7)と,No.355-356 の16Cr-12Ni-2Mo材(SA-240)は,化学成分がほとんど同じであるが,規格由来の違いにより許容応力が異なっている可能性があるため,反映をどうするか審議が必要。
(4−3)許容応力レビュー票 表U-1-3 ASME Code Case材(鉄鋼材)(室井委員) [資料53-8]
a.
特記事項
・
材種全般について,(4−1)と同様のスケジュールで,配付資料を元に各委員により確認することとなった。依頼は事務局から行い,集約結果は,事務局から室井委員に提出する。
・
個別例として,耐力・規定最小引張強さの値等の記載がないコードケース材は,規格が不十分であり,ASME以外を調査してまで反映するか,各委員確認結果を合わせて次回審議する。
(4−4)許容応力レビュー票 表U-2-2 ASME SectionU材(非鉄材)(南川委員) [資料53-9]
a.
特記事項
・
材種全般について,(4−1)と同様のスケジュールで,電子データを元に各委員により確認することとなった。依頼は事務局から行い,集約結果は,事務局から南川委員に提出する。
・
過去の審議の結果,JSME判断で反映しなかったASME材種については,復活反映の検討はせず,最新版のASME editionの修正項目について審議することが確認された。ただし,委員や外部等からJSME規格への取込みの要請があった場合は,別途審議・検討することとなった。
・
非鉄材料について「鋼種」の標記はおかしいので,「材種」の標記に統一する。
b.
個別確認項目
・
ASME P226 Line2,3は,ASMEのMETRIC版の誤記と考えられるため,修正反映する。
・
ASME P226 Line31,32は,ASMEのMETRIC版の誤記と考えられるため,Customary値を正とし,JSMEルールに基づいた換算値を反映する。
・
ASME P238 Line7は,ASMEのMETRIC版の誤記と考えられるため,485MPaとする。
・
ASME材種で,従来Sec[のみ適用可だった材料が,SecT適用可となった。一方,JSME規格では,元々取り入れていない材料である。この場合,大分類「2:既存材種で内容修正」なのか,大分類「3:新規材種」なのか議論された。JSME許容応力表に行が追加されるものは「3:新規材種」と分類することとし,分類表については次回以降継続審議することとなった。
・
「…」「・・・」の不統一等,表現上の違いが指摘された。技術的な修正ではないので,どのようにするか審議の場で調整し,適宜誤記修正することとなった。
(4−5)許容応力レビュー票 表U-1-1 JIS/火技解釈鉄鋼材 (伊藤委員) [資料53-10]
a.
特記事項
・
JIS材は,JIS B8267の許容応力値を基本的に採用することを確認した。
・
火技解釈参照材は,引張域はHPI_SC105の値(安全係数3.5)を採用し,クリープ域は火技解釈の値を採用することを確認した。
・
上記基本方針に則り作業を行い,単位換算に起因しないような大きなずれがある材種は,別途審議することとなった。
6.次回開催
日 時:2010年1月20日(水)13:30〜16:00
場 所:日本機械学会 第3会議室
以 上