第16回 発電用設備規格委員会 原子力専門委員会 議事録 1.日 時:2000年12月6日(水)13時30分〜17時10分 2.場 所:日本機械学会 第1会議室 3.出席者:(委員25名中;出席者17名) 小林(東工大),樋口(日原電),高橋(電中研),小畑(水産大), 渡部(筑波大),班目(東大),森下(サイクル機構),水町(NUPEC), 浅井(日電協),石本(東電),今村(三菱重工),島川(川崎重工), 永井(発電技検),菊池(東芝),永田(日立),中村(関電), 鈴木(中電) 代理者:清水[五明代理](火原協), 欠席者:庄子(東北大),坂内(エネ庁),片田(金材技研),柴田(日本原研), 三木(富士電機),鈴木(日本製鋼所),福永(住友金属) オブザーバ:鹿島(維持規格分科会),村上(材料分科会), 佐藤,藤森(検査作業会), 事務局:幅野,和田 (以上 敬称略) 4.配付資料 16−1. 第15回 発電用設備規格委員会 原子力専門委員会 議事録 16−2−1.第15回 発電用設備規格委員会 議事録 16−2−2.発電用原子力設備規格 溶接規格(案)の意見受付結果 16−2−3.発電用原子力設備規格 溶接規格(案)承認の件 (標準事業委員会審査結果) 16−2−4.「JSME 発電用原子力設備 溶接規格(案)」転載箇所の著作権に 関する調整状況 16−2−5.発電用原子力設備規格 溶接規格に関する販売計画書(案) 16−2−6.発電用設備規格委員会投票(No.12)の結果の通知について 16−2−7.使用済燃料貯蔵施設規格 金属キャスク構造規格(案)に関する 規格委員会書面投票コメントへの対応 16−2−8.使用済燃料貯蔵施設規格 金属キャスク構造規格(案)に関する 規格委員会書面投票コメントへの対応:添付 16−2−9.発電用設備規格委員会投票(No.13)の結果の通知について 16−2−10.設計・建設規格に対する発電用設備規格委員会書面審査におけるコメン トの対応 16−2−11.意見受付公告(金属キャスク構造規格(案)) 16−2−12.意見受付公告(設計・建設規格(案)) 16−2−13.発電用設備規格委員会 研究委託金会計資金の今後の扱いについて(案) 16−2−14.規格英文名称 16−3. 発電用設備規格の体裁について 16−4−1.発電用原子力設備規格 出版スケジュール(案) 16−4−2.使用済燃料貯蔵施設規格 金属キャスク構造規格に関する販売計画書 (案) 16−4−3.発電用原子力設備規格 設計・建設規格に関する販売計画書(案) 16−5−1.引用・転載に関する手続き(編集理事会2000年11月7日制定) 16−5−2.他の文献からの転載等について 16−6. 専門委員会運営規約の改正に関する審議経緯(前回投票以降) 16−7−1.「発電用原子力設備 維持規格」講習会 報告 16−7−2.維持規格分科会活動報告 16−8. 材料分科会活動報告 16−9. JSME原子力規格整備工程(案) 16−10. 認証・認定分科会委員(案) 16−11−1.民間自主規格の審議に係る要領(案)(民間自主規格(案)の審議基準) 16−11−2.「民間自主規格の審議に係わ要領(案)」に関して提出されたご意見 5.議 事 (1)議事次第と資料の確認 議事次第と資料の確認を行った。議事次第の追加、変更の提案はなかった。 (2)前回議事録の確認(資料16-1) 前回第15回原子力専門委員会の議事録の概要を事務局が説明し確認を行った結果、 以下の修正をもって承認された。 (修正個所) 「5.(4)b.分科会委員の選任」の文章の4行目の、 「佐野 聖氏(日立製作所)」を「佐野 聖氏(石川島播磨重工業)」と修正する。 (3)第15回規格委員会審議結果の報告(資料16-2-1〜16-2-14) 事務局より、第15回規格委員会の審議結果が議事録に基づき報告され、金属キャ スク構造規格(案)並びに設計・建設規格(案)が承認されたこと、溶接規格(案) について一般公衆への意見聴取を実施した結果、特に意見の提出はなかったこと等が 報告された。 事務局より、規格委員会で審議された規格英文名称(案)には、第15回原子力専 門委員会での材料規格英文名称に関する審議結果が反映されていなかったことが報告 された。本件については、次回第16回規格委員会にて審議提案することとなった。 (4)規格の体裁に関する審議(資料16-3) 第15回規格委員会において、設計・建設規格(案)の体裁について、原子力専門 委員会と規格委員会運営検討タスクで検討し方針を決めることが取り決められており、 事務局よりその検討用として、各発電用設備規格の体裁の状況を整理した資料が紹介 された。これを踏まえ審議した結果、規格購入者の要望も確認した上で方針を決める こととし、電力およびメーカーの委員が、関係箇所に要望を確認した結果を事務局に 報告し、これを踏まえ運営検討タスクにて検討を行うこととなった。 なお、規格改訂版発行のあり方を踏まえた上で体裁を決めるべきであること、CD Rom化についても検討すべきであること、等の意見があった。 (5)規格販売計画書(案)の審議(資料16-4-1〜16-4-3) 事務局より、溶接規格、金属キャスク構造規格、並びに設計・建設規格の出版まで のスケジュールの修正版が報告された。また金属キャスク構造規格と設計・建設規格 に関する販売計画書(案)が説明され、これらの規格の中で他の規格の内容を転載し ている部分について、関係組織と著作権の扱いに関する調整を実施した上で定価が決 定されることが補足された。 (6)引用・転載に関する手続きの報告と審議(資料16-5-1,16-5-2) 事務局より、編集理事会で制定したJSME規格に他団体規格の内容を引用・転載する 場合の手続きが報告された。また、この規定に従い、溶接分科会にて溶接規格の中の 転載元の文献を一覧表の形で整理した結果が報告された。 以上について審議した結果、小林委員長が今回編集理事会で制定した手続きが規格 ・基準にも適用の対象となるものであるか確認することとし、その結果を踏まえ運営 検討タスクで検討することとなった。 (7)専門委員会運営規約改正に関する火力専門委員会審議結果の報告と審議(資料16-6) 専門委員会運営規約改正については、前回第15回原子力専門委員会での審議結果 を踏まえ、改正案をまとめこれを火力専門委員会に諮ることが取り決められている。 事務局より、本件について第14回火力専門委員会にて審議した結果、更なる修正 の提案があったことが報告され、その内容が説明された。また火力専門委員会として は、火力専門委員会での審議した提案を踏まえ原子力専門委員会で審議し、改正案を まとめて両専門委員会の書面投票に諮ることで了解されたことが伝えられた。 火力専門委員会より提案された改正案(第2条)について審議した結果、原子力専 門委員会としては以下の主旨で第14回火力専門委員会に提案した改正案そのものが 妥当と判断された。今回の審議結果の主旨を火力専門委員会に伝えた上で、第14回 火力専門委員会に提案した改正案を両専門委員会の書面投票に諮る方向で進めること となった。 (第14回火力専門委員会に提案した案とする主旨) a.第2条1.(3)について (a)「規格委員会で承認された内容」とすると、5年目の改訂が反映できない問題が 生じる。規格改訂新版には、5年目の改定内容も反映すべきである。 (ただし、5年目の改訂は改訂新版の発行と同時に行われるため、改訂新版の中 でその経緯を明確にしておく必要がある) (b)規格委員会策定の基本方針に沿った上で、専門委員会独自の審議が許されるも のであり、専門委員会では規格委員会で承認された内容の集約に限定されず規格 原案を策定できる。なお、規格委員会は、規格原案を審議できる権利を保証され ている。 b.第2条1.(4)について 解説や質疑応答集のない規格もあること、および「必要に応じて」という表現を 削除し、これらを基本的に作成する規則とした場合、運用の中で必要性を審議し作 成が不要と判断することは難しいとことから、「必要に応じて」という表現は必要 である。 (8)維持規格分科会活動状況報告(資料16-7-1,16-7-2) a.維持規格講習会結果報告 事務局より、「発電用原子力設備規格 維持規格」の講習会(第1回〜第3回)を 実施した結果が報告された。 b.維持規格内容に関するコメント及びその対応の審議 維持規格分科会鹿島主査より、維持規格「添付11破壊評価法の選択」において流動 応力を2.7Smとしたことに伴う、フェライト鋼管の選択係数(SC)への影響に 関する質問があったことが報告され、本件の対応案と今後質問が提出された場合の対 応について審議要望が出された。維持規格分科会菊池委員より質問の内容と回答案が 報告され、今後国内のフェライト鋼管に対するSCの見直しを検討していくことが説 明された。 以上について審議した結果、提案された回答案で了解された。また質問があった場 合の対応処置については、今後運営検討タスクで検討を行うこととなった。 なお、規格の中で質問の提出先を明確にすること、質問があった場合は質問者の氏 名、所属を公開した上で対応案の審議を行うことが確認された。 c.維持規格検査規定の構成策定について 検査作業会佐藤主査より、維持規格検査規定に関する検討状況が報告され、 JEAC4205-2000(案)を基に、火原協で検討中の「炉内構造物点検評価ガイドライン」 を取り込んだ規定とする計画で進めていることが説明された。審議の結果、この計画 で検討を進めていくことが了解された。 (9)材料分科会活動状況報告(資料16-8) 材料分科会村上主査より、材料分科会の活動状況報告がなされ、(1)材料の安全率の 検討を行う、材料分科会と設計・建設分科会の共同の作業会を設置する方針で調整し ていること、(2)海外材料を使用する場合の対応としてASME Code Caseのような仕組 みの導入が必要であり、幹事会に検討を要望すること、(3)使用済燃料貯蔵施設分科 会から提出された質問の回答案等が説明された。 Code Caseの導入について審議した結果、次回規格委員会で原子力専門委員会よりこ の件の審議提案を行うこととし、並行して運営検討タスクにて検討を進めることとな った。使用済燃料貯蔵施設分科会への質問回答については、提案内容で了解された。 (10)幹事会報告(資料16-9) 高橋幹事より、第15回規格委員会で報告した原子力規格の整備工程(案)が説明 された。 中村委員より環境疲労の問題については火原協の委員会で基準化に向けた検討を行 っており、2001年度にその原案がまとまってから、JSMEにてまずはガイドラインとし て整備していくことが提案された。本件については、中村委員並びに運営検討タスク で規格化に向けた方針を検討していくこととなった。 (11)認証・認定分科会委員の承認(資料16-10) 樋口副委員長より、認証・認定分科会委員の候補者について、第15回専門委員会 で提案した内容に、後日専門委員会委員から推薦された候補者を反映した結果が報告 された。これら候補者11名の委員就任について挙手により採決を行うことが提案さ れ了解された。これを実施した結果、出席委員並びに委員代理者全員一致の賛成 (18名)で委員就任が承認された。 (12)日本電気技術規格委員会(JESC)状況報告(資料16-11-1,16-11-2) 石本委員より、JESCでの審議要領(案)とこれに対する関係団体からの意見が紹介 された。また、JSME発電用火力設備規格のJESCへの審査依頼については、今後運営検 討タスクにて方針を検討していく予定であることが伝えられた。 JSME発電用原子力設備規格のJESCへの審査手続きについては、省令が機能性化され た後、JSME発電用火力設備規格の審査要領を踏まえた上で、調整を進めていくことと なった。 (13)その他 樋口副委員長より今後委員会の中でリスクベースの検査等について検討を行ってい くことが提案され、了解された。次回専門委員会ではリスクベースの検査の講師を選 定し、講演を依頼することとなった。 6.次回原子力専門委員会開催予定 次回第17回専門委員会は、以下のとおりとなった。 日 時:2001年3月29日(木)13:30〜17:00 場 所:日本機械学会 第1会議室 主な議題:金属構造キャスク(案)に関する一般公衆意見聴取結果報告と対応審議 設計・建設規格(案)に関する一般公衆意見聴取結果報告と対応審議 各分科会活動状況報告 リスクベースの検査に関する講演 以 上