第17回 発電用設備規格委員会 原子力専門委員会 議事録

1.日 時:2001年3月29日(木)13時30分〜17時10分

2.場 所:日本機械学会 第1会議室

3.出席者:(委員25名中;出席者17名)
      小林(東工大),樋口(日原電),高橋(電中研),小畑(水産大),
      渡部(筑波大),森下(サイクル機構),水町(NUPEC),石本(東電),
      今村(三菱重工),島川(川崎重工),三木(富士電機),
      鈴木(日本製鋼所),永井(発電技検),庄子(東北大),菊池(東芝),
      永田(日立),鈴木(中電)
  代理者:堀江[浅井代理](日電協),野村[中村代理](関電),
      清水[五明代理](火原協),
  欠席者:班目(東大),柴田(日本原研),片田(金材技研),坂内(エネ庁),
      福永(住友金属)
  オブザーバ:鹿島(維持規格分科会),村上(材料分科会),本陣(設計・建設分科),
      設楽(溶接分科会),三枝,酒谷(使用済燃料貯蔵施設分科会),
      佐藤,藤森(検査作業会)
  事務局:幅野                        (以上 敬称略)

4.配付資料
  17−1−1.原子力専門委員会委員の承認に関する書面投票結果
  17−1−2.発電用設備規格委員会 原子力専門委員会 委員(案)
  17−2.  原子力専門委員会 分科会委員(案)
  17−3.  第16回 発電用設備規格委員会 原子力専門委員会 議事録
  17−4−1.第16回 発電用設備規格委員会 議事録および配付資料
  17−4−2.金属キャスクおよび設計・建設規格の著作権料に関するASMEからの回答
  17−5−1.専門委員会運営規約 第2条「委員会の任務」
        (1/23火力専門委員会審議結果)
  17−5−2.専門委員会規約の改正に関する審議経緯(前回投票以降)
  17−6−1.維持規格検査章の構成について
  17−6−2.維持規格に関する質問への対応案
  17−6−3「発電用原子力設備規格 維持規格」の増刷について
  17−7.  材料分科会活動報告
  17−8.  講習会 発電用原子力設備規格 設計・建設規格(案)
  17−9.  日本機械学会 原子力専門委員会 溶接分科会活動状況報告
  17−10.  コンクリートキャスク貯蔵方式規格作成方針(案)
  17−11.  日本機械学会 発電用設備規格委員会原子力専門委員会 
        認証・認定規格策定基本方針(案)中間報告
  講演資料  リスクベースの工学/技術
        「RBM専門研究委員会」の新設について(参加ご案内)
        安全文化研究会報告書 新世紀の安全文化はこれだ

5.議 事
(1)専門委員会委員の承認(資料17-1-1,17-1-2)
   事務局より、小畑委員から委員退任の届出があったことが報告された。また合わせ
  て、後任の委員候補者を委員会委員に募った結果、小林委員長より酒井信介氏(東京
  大学)の推薦があり、本委員会で取り決めた委員選任の手続きに関する内規に従い、
  同氏の委員就任について書面投票を実施したこと、その結果反対票はなく3分の2以
  上の24票の賛成票があり承認されたことが報告された。
   引き続き事務局より、本年2月末で委員の任期満了を迎えた永井氏に委員再任の意
  向を確認した結果、再任の意向が表明されたことが報告された。永井氏の再任が了承
  された。
(2)分科会委員の承認(資料17-2)
   事務局より、任期満了を迎える分科会委員に対し再任の意向を確認した結果が報告
  され、以下のとおり5名の委員より退任の表明があり、後任の候補者3名の推薦があ
  ったことが報告された。
   (退任委員)  使用済燃料貯蔵施設分科会 尾嵜委員(オー・シー・エル)
                        金井委員(日立製作所)
                        伊藤委員(電力中央研究所)
           溶接分科会        小川委員(住友金属工業)
                        野村委員(日本鋼管)
   (新委員候補者)使用済燃料貯蔵施設分科会 中谷高久氏(オー・シー・エル)
                        一ノ瀬勝氏(日立製作所)
                        金津努氏(電力中央研究所)
   また、これとは別に、以下の5名の委員より退任の表明があり、専門委員会委員お
  よび分科会より以下の5名の候補者の推薦があったことが報告された。
   (退任委員)  材料分科会        中村委員(日立製作所)
           使用済燃料貯蔵施設分科会 石本委員(東京電力)
                        渡辺委員(住友金属鉱山)
           認証・認定分科会     菅谷委員(日本溶接協会)
                        荒添委員(日立製作所)
   (新委員候補者)材料分科会        山本道好氏(日立製作所)
           使用済燃料貯蔵施設分科会 高橋嘉明氏(東京電力)
                        松本善博氏(原子燃料工業)
           認証・認定分科会     中野裕氏(日本溶接協会)
                        和田則明氏(日立製作所)
   以上の新委員候補者の委員就任について、挙手により採決を行った結果、出席委員
  並びに委員代理者全員一致の賛成で承認された。
(3)前回議事録の確認(資料17-3)
   前回第16回原子力専門委員会の議事録の概要を事務局が説明し確認を行った結果、
  以下の修正をもって承認された。
  (修正個所)
   「5.(11)認証・認定分科会委員の承認」の文章3行目の、「これら候補者の委員就
   任について……」を「これら候補者11名の委員就任について……」、と修正する。
(4)第16回規格委員会審議内容報告(資料17-4-1,17-4-2)
   事務局より、第16回規格委員会の審議結果が議事録に基づき報告された。
   また事務局より、ASMEから金属キャスク構造規格および設計・建設規格に関する著
  作権料提案に対する回答が3月22日付FAXであり、提案のとおり、金属キャスクに
  ついては著作権料不要で、設計・建設規格については1冊あたり30$で承諾されたこと
  が報告された。
   なお、小林委員長より、規格委員会議事録「(10.1)日本機械学会標準事業委員
  会報告」の中の「……従来の「標準事業委員会」が担当していた実務を「標準事業部」
  が行う……」という表現を、「……従来の「標準事業委員会」が担当していた実務を同
  センターの「標準事業部」が行う……」と修正すべきとの意見があり、次回規格委員
  会の議事録確認の際、修正の提案を行うこととなった。  
(5)専門委員会運営規約改正に関する火力専門委員会審議結果報告(資料17-5-1,2)
   専門委員会運営規約改正については、前回第16回原子力専門委員会での審議結果
  を踏まえ、改正案をまとめこれを火力専門委員会に諮ることが取り決められている。
   事務局より、本件について第15回火力専門委員会にて審議した結果、第2条1.
  (4)以外の改正案については承認されたこと、第2条1.(4)については「必要に
  応じて」という表現を削除することが再度提案が出されたことが報告された。
   審議の結果、原子力関係の発電用設備規格では、解説および質疑応答集のない場合
  もありうることを前提に、火力専門委員会からの提案内容で承認され、これを両専門
  委員会の書面投票に諮ることとなった。
(6)維持規格分科会報告(資料17-6-1〜17-6-3)
 a.検査規定に関する審議
   維持規格分科会鹿島主査より、今回の委員会では検査規定の全体構成について説明
  を行い、次回専門委員会で検査規定原案を審議提案する計画であることが説明された。
   引き続き検査作業会佐藤主査より、検査規定追加に伴う、維持規格全体の構成、検
  査規定の概要、審議スケジュール案等が説明された。
   審議の結果、標準検査と個別検査の位置付けと両者の選択の考え方、および維持規
  格の全体構成について分科会で再検討し、次回専門委員会にその結果を諮ることとな
  った。
 b.維持規格に対する質問の対応の審議
   維持規格分科会委員である菊池委員より、Mr.Li H. Wang(Industrial Technology 
   Research Institute ,台湾)から維持規格に関する質問が提出されたことが報告
  され、維持規格分科会で検討した回答案が説明された。
   審議の結果、この回答案の内容で了承され、原子力専門委員会より先方に回答を行
  うこととなった。
   なお、質問の対応処置については、現在規格委員会で検討中であり、その結果に従
  い専門委員会で対応していくこととするが、これがまとまるまでは、暫定処置として
  技術的な内容に関しては原子力専門委員会より質問の回答を行い、その内容は要求が
  あれば公開する方針とすることとなった。
 c.維持規格増刷に関する審議
   鹿島主査より、2000年5月に発行された維持規格初版の売上状況が報告され、製造
  部数完売に近い状況にあることを踏まえ、規格の増刷について分科会で検討した結果
  が報告され、20部増刷し、維持規格改訂の時期までの購入申込みに対応する方針が
  提案された。
   事務局より、本提案内容を事業課長に確認したところ、増刷分の購入希望があった
  場合、コピーサービスで対応することを購入者に了解をとり、定価で販売(会員価格
  は認めない)する方針が示されたことが報告された。
   審議の結果、以上の方針で進めていくことで承認され、規格委員会にこれを報告す
  ることとなった。
(7)材料分科会報告(資料17-7)
   材料分科会村上主査より、同分科会の活動状況が報告され、設計・建設規格の材料
  関係の内容の最終確認の状況、同等材リストの作成状況、新規材料採用ガイドライン
  の審議状況、設計強度に関する検討状況が説明された。
(8)設計・建設分科会報告(資料17-8)
   設計・建設分科会本陣主査より、同分科会の活動状況が報告され、6月の規格発行
  を目標に、現在著作権の扱いに関する関係団体との調整、規格原案の最終確認を行っ
  ていること、英訳については相当な作業量となるため方法を検討していること、規格
  の改訂については今後1年毎に行っていくこと、設計・建設規格の講習会を9月より
  合計3回東京と大阪で開催する計画とすることが説明され、了承された。
(9)溶接分科会報告(資料17-9)
   溶接分科会設楽副主査より、溶接分科会の活動状況が報告され、溶接規格の講習会
  開催計画案、溶接規格の改訂に関する検討状況が説明された。
(10)使用済燃料貯蔵施設分科会報告(資料17-10)
   使用済燃料貯蔵施設分科会三枝主査および酒谷幹事より、コンクリートキャスク貯
  蔵方式の規格策定(案)が説明された。また合わせてコンクリートキャスク貯蔵方式
  の規格作成を行う上で、その専門知識を有する者を原子力専門委員会および使用済燃
  料貯蔵施設分科会に委員として加えることが提案された。
   審議の結果、分科会に専門的な知識を有する者を加える方針は了承されたが、専門
  委員会委員については、今後の審議の状況に応じ判断することとなった。
(11)認証・認定分科会報告(資料17-11)
   認証・認定分科会主査である樋口副委員長より、現在認証・認定分科会で検討中の
  規格策定の基本方針の概要が中間報告として説明された。
   この内容に対し、本方針に至る理由が不明確であり、また、基本方針策定までのプ
  ロセスについて疑問が出された。
   まずは溶接規格に対応した認証・認定規格の策定基本方針案を検討し、次回専門委
  員会に諮ることとなった。
(12)リスクベースの検査に関する講演
   小林委員長よりリスクベースマネージメントの考え方と製造、設計等への適用に関
  する講演が行われた。
  
6.次回原子力専門委員会開催予定
  次回第18回専門委員会は、以下のとおりとなった。
   日  時:2001年5月23日(水)13:30〜17:00
   場  所:日本機械学会 第1会議室

                                     以 上