第18回 発電用設備規格委員会 原子力専門委員会 議事録

1.日時:2001年5月22日(火)13時30分〜16時30分

2.場所:日本機械学会 第1会議室

3.出席者:(委員25名中;出席者13名、代理出席者3名)
      小林(東工大),樋口(原電),高橋(電中研),渡部(筑波大),
      今村(三菱重工),島川(川崎重工),三木(富士電機),鈴木(中電),
      永井(発電技検),菊池(東芝),永田(日立),五明(火原協),
      本陣(東電)
  代理出席者:浅山(サイクル機構、森下代理),猪木(電気協会、浅井代理),
      野元(関電、中村代理)
  欠席者:斑目(東大),柴田(原研),鈴木(日本製鋼),
      片田(物質・材料研究機構),水町(NUPEC),庄子(東北大),
      坂内(経済産業省),福永(住金),酒井(東大)
  オブザーバ:村上(材料分科会),鹿島(維持規格分科会),佐藤(検査作業会),
      稲垣(検査作業会),安藤(原電)
  事務局:幅野、和田
                                        
4.配布資料
  18-1-1 原子力専門委員会委員の承認に関する書面投票結果
  18-1-2 発電用設備規格委員会 原子力専門委員会 委員(案)
  18-2  原子力専門委員会分科会委員(案)
  18-3  第17回 発電用設備規格委員会 原子力専門委員会 議事録
  18-4-0 維持規格改訂関係資料(表紙)
  18-4-1 標準検査と個別検査の位置付けについて
  18-4-2 維持規格検査章の構成について
  18-4-3 日本機械学会 維持規格検査章の主たる特徴
  18-4-4 維持規格(案)
  18-4-5 維持規格評価章の改訂案について
  18-5  原子力材料規格について
  18-6  発電用原子力設備規格 設計・建設規格 講習会(案)
  18-7  発電用原子力設備規格 溶接規格 講習会(案)
  18-8-1 「使用済燃料貯蔵施設規格 金属キャスク構造規格」転載箇所の著作権に関
      する調整状況
  18-8-2 「発電用原子力設備規格 設計・建設規格」転載箇所の著作権に関する調
      整状況
                                        
5.議事
(1)専門委員会委員の承認(資料18-1-1、18-1-2)
   事務局より、石本委員から委員退任の届出があったことが報告された。また合わせ
  て、後任の委員候補者として、本陣雅夫氏(東電)の推薦があり、同氏の委員就任に
  ついて書面投票を実施した結果、反対票はなく3分の2以上の22票の賛成票があり、
  承認されたことが報告された。
(2)分科会委員の変更について(資料18-2)
   事務局より、設計・建設分科会において、松下委員(経済産業省)、前川委員(東
  芝)の退任の届け出があったこと、前川委員から後任の委員候補者として末園暢一氏
  (東芝)の推薦があったことが報告された。
   事務局より、石川島播磨重工の酒谷氏より、使用済燃料貯蔵分科会委員として、田
  沢雄二郎氏(石川島播磨重工)の推薦があったことが報告された。
   なお、分科会委員の承認に必要な出席者数を満足しなかったため、書面投票によっ
  てこれらの委員候補に関する承認を行うこととなった。
(3)前回議事録の確認(資料18-3)
   前回(第17回)原子力専門委員会の議事録案が事務局より説明され、承認された。
(4)材料分科会報告
  ・材料分科会村上主査より、資料18-5に基づいて原子力材料規格策定方針案が説明さ
   れた。
   これまでに行われた調査・検討との関連を明確にすべき、設計引張強さは保証値で
   はないことを明記すべきなどの意見が出され、設計・建設分科会でも本提案につい
   て検討することとなった。
  ・規格委員会には、設計引張強さ、設計降伏応力の値をASME Sec II (1995)及びJIS 
   B8265 (1999)に合わせる主旨を示した簡単な資料を提出することとなった。
(5)維持規格分科会報告
  ・検査作業会佐藤主査より、検査章作成の考え方と内容が説明された。標準検査と個
   別検査の位置付けに関して、個別検査の対象を「標準検査規定の適用、補修が困難
   な構造物」としながら、標準検査も実施することとなっているのは矛盾していると
   いう指摘があり、「標準検査規定の適用、補修が困難な構造物」という定義を削除
   することとなった。また、「未知の経年劣化事象」を「特定されたもの以外の経年
   劣化事象」と改めることになった。
  ・他の構造も個別検査の対象となる可能性があることから、規格(案)の「炉内構造
   物個別検査」という表現の箇所を見直すこととなった。また、SE-IGという節番号
   には他の部分との整合性がないので、再検討することとなった。
  ・今回の報告は、個別検査の位置付けに重点を置いたものであったが、標準検査の内
   容も含んだ検査章全体についての了解が重要であるため、次回原子力専門委員会に
   て全体の審議を実施することとなった。なお、各委員は、今回提出された規格(案)
   についてのコメントを、維持規格分科会に提出することとなった。
  ・維持規格に取り込む内容は、他の組織が検討したものであっても委員会で審議する
   か、または、分科会で審議した内容を確認する必要があるとの意見が樋口副委員長
   より出された。(例:火原協会にて検討中の炉内構造物点検指針)
  ・文章として用語「高経年化」が使われているが、技術的根拠を明確にする必要があ
   るとの意見が出された。
  ・規格委員会には、個別検査にかたよりすぎないよう、検査章全体についての策定方
   針を提出することとなった。
  ・供用前検査の取扱いについての質問があり、維持規格案に含まれているとの返答が
   あった。また、供用前検査のRTからUTの変更については、今後の検討項目に挙げら
   れていることが確認された。
  ・維持規格分科会鹿島主査及び本陣委員より、維持規格の評価章の改訂案に関する説
   明があった。
(6)設計・建設分科会報告
   設計・建設分科会本陣主査より、告示501号解説の著作権に関して、出版社(エネ
  ルギーフォーラム社)との交渉の結果、著者権料を支払う必要はなくなったことが報
  告された。
(7)溶接分科会報告
   樋口副委員長より、溶接規格に関する講習会の予定が報告された。また、小林委員
  長から、火力専門委員会においても溶接分科会が組織されたが、別々な規格を作るの
  は非効率的であり、議論が必要との指摘があった。
(8)著作権調整状況に関する報告
   事務局より、「使用済燃料貯蔵施設規格 金属キャスク構造規格」及び「発電用原
  子力設備規格 設計・建設規格」転載箇所の著作権に関する調整状況が報告された。
(9)規格委員会タスクグループ活動状況報告
   樋口副委員長より、規格委員会タスクグループにおいて、質疑応答に対応するため
  の審議要領及びコードケースについての検討を行い、規格委員会にこれらの案を提案
  する予定であることが報告された。

6.次回原子力専門委員会開催予定
 次回(第19回)原子力専門委員会は、以下のとおり開催することとなった。
  日時:2001年8月31日(金)13:30〜17:00
  場所:機械学会 第1会議室 
  主な議題:・維持規格改訂案の審議
       ・partial safety factorに関する話題提供(鹿島氏)

                                     以 上