第21回 発電用設備規格委員会 原子力専門委員会 議事録

1.日 時:2002年1月22日(火)13時30分〜17時00分
2.場 所:日本機械学会 第1会議室
3.出席者:(委員22名中;出席者15名、代理者1名)
       渡部(筑波大)、本陣(東電)、森下(サイクル機構)、小林(東工大)、
       樋口(原電)、高橋(電中研)、柴田(原研)、浅井(電気協会)、
       島川(川崎重工)、三木(富士電機)、水町(NUPEC)、鈴木(中電)、
       永田(日立)、酒井(東大)、小山(三菱重工)
  代理者:野村(中村代理:関電)
  欠席者:鈴木(JSW)、片田(物質・材料研究機構)、永井(発電技検)、
       庄子(東北大)、菊池(東芝)、五明(火原協)
  オブザーバ:鹿島(電中研)、村上(原電)、三枝(電中研)、清田(原電)
                              (以上、敬称略)
  事務局:佐藤、和田
4.配布資料
  21−1−1 原子力専門委員会投票(No.25)の結果の通知について
  21−1−2 原子力専門委員会 分科会委員(案)
  21−2−1 第20回原子力専門委員会議事録(案)
  21−2−2 第19回発電用設備規格委員会議事録(案)
  21−3−1 原子力専門委員会 活動方針の審議について
  21−3−2 原子力専門委員会 タスクグループの設置について
  21−3−3 原子力専門委員の分科会参加について
  21−3−4 各分科会の今後の活動計画について
  21−4    材料分科会報告
  21−5    欠番
  21−6    使用済燃料貯蔵施設分科会報告
  21−7    溶接分科会報告
  21−8    認証・認定分科会報告
  21−9−1 配管破損防護設計規格(案)の概要
  21−9−2 配管破損防護設計規格(案)本文及び添付
  21−9−3 配管破損防護設計規格(案)解説
5.議事
(1)原子力専門委員会委員の承認
   渡邉氏の委員就任に関する書面投票結果を渡部委員長が報告し、同氏の委員就任が
  専門委員会として了承されたため、次回規格委員会で承認手続きをとることとなった。
(2)分科会委員の承認
   前回の専門委員会以降に退任の届出のあった委員及び推薦されている委員候補が次
  の通り紹介され、挙手による採決の結果、出席委員全員(採決時15人)の賛成によ
  り新任候補が承認された。
   ・配管破損防護設計規格分科会
   【新任候補】上田洋 氏、安田真 氏  【退任】須崎直人 委員
(3)前回議事録の確認
   事務局が前回議事録案を説明し、了承された。
(4)第19回発電用設備規格委員会の報告
   事務局が第19回発電用設備規格委員会の審議状況を報告した。また、維持規格案
  については、現在規格委員会の書面投票中であることが紹介された。
(5)原子力専門委員会活動方針の策定とタスクグループの設置に関する審議
   「原子力専門委員会 規格策定方針(H11.4.28制定)」について、最近の規格制定状
  況等を反映した改定案と改定案検討タスクグループの設置に関する幹事会提案を本陣
  副委員長が説明した。
   審議の結果、方針の位置付けを明確にし、「規格策定方針」を改定するための基本方
  針(改定目的や改定時期等)を検討したうえで、改定案を審議することとなった。改
  定案の検討を目的とするタスクグループの設置を書面投票にかけることについて挙手
  による採決を行った結果、出席委員全員(採決時16人)の賛成により承認された。
   また、廃炉や再処理のような個別案件を検討するには認証・認定分科会発足時のよ
  うに本タスクグループとは別に個別案件を集中的に議論するタスグループを設けるべ
  きとの意見が出された。
(6)専門委員会運営規約の改正について
   規格委員会の運営規約を改定した際に専門委員会の運営規約への反映について規格
  委員会の運営検討タスクグループで検討するよう規格委員会から指示され、次回の規
  格委員会で検討結果を報告する予定であることを樋口委員が報告した。規格委員会で
  了解が得られ次第、専門委員会で審議される予定とのことであった。なお、現行の運
  営規約では規格委員会と専門委員会の役割分担が曖昧なので、明確にした方がよいと
  の意見が出された。
(7)コンクリート格納容器設計規格分科会設置について
   JSME設計・建設規格や告示にはコンクリート製格納容器に関する規定が定めら
  れていないので、コンクリートや建築関係の専門家を委員に含めた分科会の設置につ
  いて次回提案できるよう準備していることが本陣副委員長より報告された。
(8)原子力専門委員会委員の分科会参加に関する審議
   原子力専門委員会委員がいずれかの分科会委員を兼務することを推奨する幹事会提
  案を渡部委員長が説明した。審議の結果、兼務する委員会を分科会だけでなく、タス
  クグループや作業会にも広げることが出席委員全員(採決時16人)の賛成により承
  認され、本提案を内規等として定めておくこととなった。また、内規には活動方針の
  改定時期などを含むことが了承された。
(9)配管破損防護設計規格分科会報告
   配管破損防護設計規格分科会野村副主査が配管破損防護設計規格案の概要と構成に
  ついて説明した。規格案の詳細説明と審議については次回専門委員会で実施する予定
  とのことであった。規格の正式名称については次回専門委員会で各委員の意見を確認
  することとなった。主な質疑応答は次の通り。
   ・運転管理面の前提条件では1gpmを超す漏えいで速やかに運転停止操作に入らな
    ければならないことになっているが、LBB成立性評価にあたって5gpmの漏え
    い量を検知可能なき裂長さを1つの基準としていることは保守的過ぎないかとい
    う意見が出された。本件に対して、JEAGでオーステナイト系ステンレス鋼に
    対して設定されている5gpmを適用していることが説明された。
   ・LBB成立性評価を適用できる材料を添付2で指定しているがこれらと同等とみ
    なせる他の材料にも適用範囲を広げられるのではないか、との意見が出された。
    本件について、既存の実験データがある材料に限定していることが説明された。
   ・維持規格との整合性は確認しているかとの質問が出されたが、一部の維持規格分
    科会委員は当分科会委員としても議論に参加しており維持規格と矛盾していない
    ことを確認しているとのことであった。ただし、両規格の適用目的が異なること
    から安全裕度の考え方を現実的にするなど相違点はあるとのことであった。
(10)材料分科会報告
   材料分科会村上主査より、材料規格案の検討状況について説明がなされた。当初は
  JISとの相違点のみを規格に明記し、同一内容についてはJIS番号を呼び込む形
  にするとしていたが、その後JISに対する著作権料が不要になることが判明したの
  で使い勝手を考慮し、JISとの相違点の有無に関わらず材料仕様と強度関係諸表を
  明記するスタイルにすることが再報告された。また、「新規材料を取込む場合のガイド
  ライン」は規格の添付になる予定とのことであった。
(11)設計・建設分科会報告
   設計・建設分科会本陣主査より、第2回 設計・建設規格講習会の実施状況と第3回
  講習会の予定について報告がなされた。
(12)維持規格分科会報告
   事務局が維持規格案に対する規格委員会の書面投票が実施されていることを報告し
  た。
(13)使用済燃料貯蔵施設分科会報告
   使用済燃料貯蔵施設分科会三枝主査より、金属キャスク構造規格講習会を1月に開
  催したことと、コンクリートキャスク構造規格の検討状況について報告がなされた。
  また、本規格は平成14年度中の発行を目途にしているとのことであった。
   本規格案ではステンレス鋼製キャニスタの溶接構造に対してJ積分法を適用するこ
  とになっており、JSME規格全体に影響を与える可能性があることから、次回専門
  委員会で規格案の概要説明とJ積分法を適用することの必然性等について審議するこ
  ととなった。
(14)溶接分科会報告
   溶接分科会樋口委員より、溶接規格改定案の検討状況と今後の活動計画について報
  告がなされた。
(15)認証・認定分科会報告
   認証・認定分科会樋口主査より、認証・認定規格案の検討状況について報告がなさ
  れた。
6.次回開催予定
  次回委員会は、次のとおり開催することとなった。
   日時:2002年3月29日(金)13:30〜17:00
   場所:未定(日本機械学会会議室は満室)

                                             以 上