第25回 発電用設備規格委員会 原子力専門委員会 議事録

 

1.日 時:2002年11月25日(月)13時30分〜17時00分

2.場 所:日本機械学会 第1会議室

3.出席者:(委員24名中;出席者17名、代理者1名)

渡部(筑波大)、本陣(東電)、森下(サイクル機構)、小林(東工大)、

樋口(原電)、高橋(電中研)、柴田(原研)、浅井(電気協会)、

島川(川崎重工)、三木(富士電機)、鈴木(JSW)、中村(関電)、

鈴木(中電)、永井(発電技検)、五明(火原協)、小山(三菱重工)、

秋山(日大)

  代理者:千綿(水町代理;NUPEC)

  欠席者:片田(NIMS)、庄子(東北大)、菊池(東芝)、酒井(東大)、渡邉(METI)、

白木(日立)

         オブザーバ:笠羽(IHI)、鹿島(電中研)、丸岡(三菱重工)、三枝(電中研)、

      村田(関電)、白井(電中研)、伊東(三菱重工)、冨松(三菱重工)、

      林(岡野バルブ)、平野(IHI)、斎藤(三菱重工)、鍋本(IHI)、土屋(東電)、
      西村(東電)、野村(関電)            (以上 敬称略)

  事務局:佐藤、和田

4.配布資料

25−1    第24回原子力専門委員会議事録(案)

  25−2    第22回発電用設備規格委員会議事録(案)抜粋

  25−3−1  原子力専門委員会委員(案)

  25−3−2  原子力専門委員会 分科会委員(案)                                 

  25−4−1  設計・建設規格に対する質問への修正回答(案)

  25−4−2  設計・建設規格 正誤表(再追加)(案)

  25−5−1  コンクリートキャスク・キャニスタ詰替装置およびキャニスタ輸送キャスク構造規格(案)について

  25−5−2  コンクリートキャスク・キャニスタ詰替装置およびキャニスタ輸送キャスク構造規格(案)OHP集

  25−5−3  コンクリートキャスク・キャニスタ詰替装置およびキャニスタ輸送キャスク構造規格(案)

  25−6    維持規格分科会報告

  25−7    コンクリート製格納容器規格分科会報告

  25−8    規格策定方針改訂タスク報告

  25−9    環境疲労検討タスク報告

25−10   原子力専門委員会 出欠一覧

5.議事

(1)前回議事録の確認

 前回議事録案の確認を行った結果、訂正事項はなく、承認された。なお、環境疲労検討タスク委員として海老根典也氏(日本原子力研究所)も後日選任されたことが補足された。

(2)第22回発電用設備規格委員会報告

 事務局が第22回発電用設備規格委員会の審議内容を報告した。

(3)原子力専門委員会委員の承認

永井良大委員の再任について出席者全員の賛成により承認された。

(4)分科会委員の承認

新任候補、再任候補及び退任委員を次の通り事務局が紹介した。審議の結果、出席者全員の賛成により新任候補と再任候補の委員就任が承認された。

材料分科会

  新任 望月彰人 氏    退任 佐野 聖 委員

設計・建設分科会

  新任 鵜飼 勝 氏    退任 末園暢一 委員

認証・認定分科会

  再任 樋口雅久 委員   再任 熊谷伸一 委員

再任 宮越直樹 委員   再任 鈴木哲也 委員

再任 山下理道 委員   再任 川端啓之 委員

再任 三ケ尻隆 委員   再任 中野 裕 委員

退任 野元滋子 委員(2002年12月末日)

コンクリート製格納容器規格分科会

  新任 宮 健三 氏

(5)設計・建設規格に対する質問に関する審議

設計・建設規格講習会で受けた質問に対する修正回答案(管、支持構造物)を設計・建設分科会本陣主査が説明した。審議の結果、出席者全員の賛成により承認され、次回規格委員会に提案することとなった。

(6)設計・建設規格の正誤表(再追加分)に関する審議

設計・建設規格の正誤表(再追加分)(支持構造物、弁)を設計・建設分科会本陣主査と弁作業会林幹事が説明した。審議の結果、出席者全員の賛成によりすべて誤記として扱うことが承認され、次回規格委員会に提案することとなった。

(7)コンクリートキャスク、キャニスタ詰替装置およびキャニスタ輸送キャスク構造規格案に関する審議

題記規格案に対する原子力専門委員会委員コメントへの回答を使用済燃料貯蔵施設分科会三枝主査らが説明した。破壊靭性に基づく評価に関しては、次回、論点を整理した資料を用意した上で議論することとなり、事前に各委員に電子メールで資料を送付しておくこととなった。

主な意見は次の通り。

  ・破壊力学を設計基準に適用しなければならない理由が理解できない。

・溶接後の体積検査ができないので、仮想欠陥の考えを導入している。

RPVと異なり、温度調節ができないので今回は直接破壊靭性値を求める規定になっている。

・輸送容器として9m落下試験規定に適合させる必要のあることを、破壊靭性による

評価の必要性として、前面に出した方がよい。

・溶接部に応力低減係数を導入すれば破壊力学評価は不要になるのではないか。

(8)設計・建設分科会報告

 2004年に次回改訂版を出版することを目標に、現在各作業会で改訂項目について検討していることを設計・建設分科会本陣主査が報告した。

(9)維持規格分科会報告

維持規格(2002年改訂版)について、公衆意見に対する回答の後、規格を発行し、第1回講習会を実施したことを維持規格分科会小山幹事が報告した。

(10)配管破損防護設計規格分科会報告

配管破損防護設計規格案に対する公衆意見と回答案を配管破損防護設計規格分科会野村副主査が説明した。回答案については分科会審議の後、次回規格委員会前に各委員に送付することとなった。

(11)コンクリート製格納容器規格分科会報告

コンクリート製原子炉格納容器規格案の策定方針、検討スケジュール等について、コンクリート製格納容器規格分科会秋山主査が報告した。以下の点を踏まえ、本規格案(初版)を策定する、とのことであった。

・本規格案と設計・建設規格との関係の明確化

・用語の統一、単位表記の明確化

・本規格案の本文・解説の構成の明確化

SI単位の採用による許容値、計算式、図表類等の修正

・最新の国内外における基規準・指針類の反映

・鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説(1999)の反映(鉄筋の不着・定着等)

・原子力発電技術機構による実証試験結果等の反映

また、規格案の審議スケジュールの関係から、次回委員会を2月上旬に開催することが提案された。

(12)規格策定方針改訂タスク報告

 規格策定方針の改訂案(活動方針案)を作成したことを規格策定方針改訂タスク森下副主査が説明した。別途、本案について意見がある場合には事務局に連絡することとなった。

(13)環境疲労検討タスク報告

環境疲労の当学会規格としての取り扱いに関する検討経緯と以下の検討結果を中村主査が報告した。

・環境疲労は、設計段階、維持段階のいずれにおいても考慮する必要がある。

・環境疲労評価は、設計建設規格の中で任意規定として扱うべきである。規格にどの様に記載するかは、規定内容がまとまった段階で検討するのが良い。

・検討組織として、独立した新しい分科会を設置する。

・設計疲れ線図の見直し検討と環境疲労とは別問題として扱うべきであり、新しい分科会で検討するか設計建設分科会で検討するかは、新しい組織で検討する。

・維持基準における疲労発生+進展評価の扱いについては、必要性も含めて維持規格分科会で検討すべきである。

・環境疲労についてはASMEでの検討と独立して検討すれば良い。

・検討スケジュールについては、新しい組織で検討する。

また、発電技検のEFT委員会で環境疲労に関する試験データの採取と評価式の検討が行われており、当学会における環境疲労評価基準案の検討とも大きく関係していることから、作業効率向上のため、今後EFT委員会の活動方針を確認した上で、来春以降に環境疲労評価基準を作成する新たな分科会の設置を提案する予定、とのことであった。

 

6.次回開催予定

   日時:2002年2月3日(月) 13:30〜17:00

 

以 上