第29回 発電用設備規格委員会 原子力専門委員会 議事録
1.日 時:2003年7月25日(金)13時30分〜18時30分
2.場 所:日本機械学会 第1会議室
3.出席者:(委員21名中;出席者12名、代理者6名)
渡部(筑波大)、森下(サイクル機構)、小山(三菱重工)、
小林(東工大)、柴田(原研)、島川(川崎重工)、三木(富士電機)、
鈴木(JSW)、鈴木(中電)、菊池(東芝)、白木(日立)、秋山(日大)
代理者:三浦(高橋代理;電中研)、平田(浅井代理;電気協会)、
林田(水町代理;NUPEC)、高田(中村代理;関電)、
小泉(永井代理;発電技検)、鹿島(酒井代理;電中研)
欠席者:片田(NIMS)、庄子(東北大)、五明(火原協)
オブザーバ:齋藤(三菱重工)、亀山(関電)、竹内(原電)、村上(発電技検)、
藤森(日立)、山本(東芝)、横江(中電)、岡村(東芝)、
松本(東電)、西村(東電)、小林(東電) (以上 敬称略)
事務局:佐藤
4.配布資料
29-1 第28回原子力専門委員会議事録案
29-2 原子力専門委員会委員/分科会委員案
29-3 第25回規格委員会議事録案
29-4 投票結果(No. 35〜39)
29-5 次期原子力専門委員会委員長の選任について(案)
29-6 出欠状況
29-7 維持規格への質問に対する回答案
29-8 材料規格案
29-9-1 維持規格改訂案(OHP)
29-9-2 維持規格改訂案
29-10 設計・建設規格改訂案
29-11 配管破損防護設計規格への質問に対する回答案
29-12 コンクリート製原子炉格納容器規格案投票意見に対する回答
29-13 規格英文名称案(コンクリートキャスク/CCV)
29-14 設計・建設分科会報告
5.議事
(1)前回議事録の確認
前回議事録案の確認を行った結果、承認された。
(2)原子力専門委員会委員/分科会委員の承認
新任候補、再任候補及び退任委員が次の通り紹介された。審議の結果、出席者全員の
賛成で新任・再任候補の委員就任が承認された。
原子力専門委員会
新任 植田正弘 氏
材料分科会
新任 大下真一 氏 退任 田中義治 委員
溶接分科会
再任 西本和俊 主査 再任 設楽 親 副主査
再任 永山了一 委員 再任 中野 裕 委員
再任 浅野 寛 委員
維持規格分科会
新任 町田秀夫 氏
認証・認定分科会
新任 藤巻慎二郎 氏 退任 森田信昭 委員
配管破損防護設計規格分科会
新任 室田 実 氏(幹事) 退任 清田雅彦 幹事
高温規格分科会
新任 植田正弘 氏 新任 大谷知未 氏
新任 定廣大輔 氏 新任 祐川正之 氏
新任 橘 幸男 氏 新任 中村協正 氏
新任 中村俊哉 氏 新任 丸山茂樹 氏
新任 村上弘良 氏 新任 森下正樹 氏
新任 渡部 修 氏
(3)規格委員会報告
前回の規格委員会審議状況が報告された。
(4)投票結果報告
原子力専門委員会投票の結果、No.35〜38については可決され、No.39については
反対票が1票あり、可決されなかったことが報告された。投票No.39に対する反対意
見への回答が提案者から説明され、反対意見が取り下げられた。この結果、すでに投票
数の2/3以上の賛成票が得られていることから、運営規約に基づき本議案が可決され
た。また、あわせて参考意見への回答についても説明があり、了承された。
(5)次期委員長の選任方法に関する審議
次期委員長の選任方法とスケジュールが説明された。委員長候補の推薦期限を8月
11日に変更したうえで実施することが出席者全員の賛成で承認された。
(6)維持規格への質問に対する回答に関する審議
横浜国大吉川氏および非破壊検査(株)向井氏の維持規格への質問に対する回答案が
説明された。審議の結果、吉川氏への回答案については了承され、向井氏への回答案に
ついては、以下の点を踏まえて修正し、質問者に回答書を送付することとなった。なお、
修正回答案の作成は維持規格分科会に一任することとなった。
C:「欠陥評価を行わなくても良いのか」という質問なので、Yes/Noなど、明確に
回答した方がわかりやすい。
EF:アスペクト比0.0と0.1の間にはかなりの開きがあるので、その間をどうする
かについて回答した方がよいが、本件についてはASMEでも検討中であり、
維持規格分科会においても今後検討することを追記する。
(7)配管破損防護設計規格への質問に対する回答に関する審議
中国電力(株)桑田氏の配管破損防護設計規格への質問に対する回答案が説明された。
審議の結果、質問と回答に記載されている「SUS316L」を「SUS316」に修正のうえ、
質問者に回答書を送付することとなった。
(8)材料規格案に関する審議
材料規格案の骨子等が説明された。審議の結果、材料規格案の基本的事項と構成(設
計疲れ線図を除く)について了承され、次回規格案の体裁を成したものをもとに審議す
ることとなった。主な意見は次の通り。
・JEAG 4601の許容値は告示の値を呼び込んでいるので、2種類の許容値が存在
することになる。
・安全率を3.5とする件については事前に設計・建設分科会との調整が必要である。
・設計疲れ線図をどちらの規格で規定するかについては、次回両分科会の意見を
確認した上で審議する。
(9)維持規格改訂案に関する審議
維持規格改訂案が説明され、概ね了承された。ただし、シュラウドの欠陥評価規定に
ついては国の検討状況を見極めてから反映することとし、現状案には含まれていないこ
とが補足説明された。主な意見は次の通り。
・クラス1以外の機器に関する規定についてはAppendixやnon-mandatoryなどと
して規定しておいた方がよいのではないか。
・将来、規制に導入されることを考慮して、民間規格において本来必要なものを規定し
ておくことは必要であり、規制については別の場で議論されることが望ましい。
なお、改訂版における補修章でのAppendixとnon-mandatoryへの区分けは分科会
で行い、専門委員会で審議することになった。
(10)設計・建設規格改訂案に関する審議
設計・建設規格改訂案が説明され、以下のコメントを反映することで了承された。
・17.2:SS材は化学成分としてPとSしか規定されていないので、本来は溶接
には向かない材料である。取り込みについては再検討するのがよい。
・10.1:ASMEにおいてもクラス2、3機器については冷間加工材による破壊靭
性試験規定が削除されているか確認が必要である。
なお、1.5ページ他で、クラス1〜3でそれぞれ同一規定を繰り返し記述してい
るスタイルについて将来見直すことを検討した方が良いとのコメントがあった。
弾塑性解析活用設計基準について説明がなされた。
・規定をnon-mandatory Appendixとするか、ASME流のCode
Caseとするか
は、実際の規定条文の記載内容により審議することとなった。
・欧米での「解析による設計」の扱いや使用状況が説明された。
なお、規定をトレスカからミーゼスに変更する議論が先であり、規格本文をト
レスカで規定し、Appendix等ではミーゼスで規定する、というのは規格体系と
しての整合性がとれないとの意見があった。
(11)規格英文名称に関する審議
「コンクリート製原子炉格納容器規格」および「コンクリートキャスク、キャニスタ
詰替装置およびキャニスタ輸送キャスク構造規格」の英文名称案が説明され、出席者
全員の賛成で承認された。
(12)設計・建設分科会報告
設計・建設分科会の審議状況等について報告がなされた。
6.次回開催予定
日時:2003年10月16日(木) 13:30〜18:00
以 上