第31回 発電用設備規格委員会 原子力専門委員会 議事録

 

1.日 時:2003年11月28日(金)13時30分〜19時30分

2.場 所:日本機械学会 第1会議室

3.出席者:(委員20名中;出席者12名、代理者3名)

渡部(筑波大)、森下(サイクル機構)、小山(三菱重工)、高橋(電中研)、

柴田(原研)、浅井(電気協会)、三木(富士電機)、片田(NIMS)、中村(関電)、

五明(火原協)、白木(日立)、植田(原電)

代理者:水谷(小林代理;東工大)、鹿島(菊池代理;電中研)、

村上(庄子代理;JNES

欠席者:鈴木(JSW)、水町(JNES)、鈴木(中電)、酒井(東大)、秋山(日大)

      オブザーバ:齋藤(三菱重工)、堂崎(原電)、祐川(日立)、岡村(東芝)、

      大谷(三菱重工)、和地(三菱重工)、島川(川重)、高守(東電)、

      野村(関電) (以上 敬称略)

  事務局:佐藤

4.配布資料

  31-1      30回原子力専門委員会議事録案

  31-2      投票結果(No.43

31-3      原子力専門委員会委員/分科会委員案

  31-4      専門委員会運営規約 改正案

31-5      弾塑性解析を用いた代替規定コメント回答

31-6          設計・建設規格 改訂案

31-7          高温規格案の概要

31-8-1        材料規格案の審議

31-8-2        材料規格案へのコメント回答

31-8-3        規格改訂案に対する質問

31-8-4        JIS年度変更評価検討書

31-8-5        材料規格案

31-9-1        維持規格 改訂案OHP

31-9-2        維持規格改訂案変更点(検査・評価・補修)

31-10-1       非破壊検査規定策定分担案

30-10-2       設計建設規格と維持規格の評価上の取扱比較

30-10-3       IASCC進展速度の評価

30-10-4       設計建設分科会報告

31-11        環境疲労分科会(仮称)の設置提案

5.議事

(1)前回議事録の確認

   前回議事録案の確認を行った結果、承認された。

(2)投票結果報告

 発電用設備規格審議要領と和文規格を翻訳した英文規格の扱いを示した原子力専門

委員会投票No.43の結果が報告された。なお、参考意見については、指摘箇所が規格

委員会の運営規約と同じ記述なので次回規格委員会運営規約の改正時に参考にしても

らうこととなった。

(3)原子力専門委員会委員/分科会委員の承認

  新任候補及び退任委員が次の通り紹介された。審議の結果、出席者全員の賛成で新任

  候補の委員就任が承認された。また、環境疲労検討タスクについては運営規約に基づき

  新任委員が指名されたことが報告された。

 原子力専門委員会

  退任 島川貴司 委員

 材料分科会

  新任 冨田和秀 氏      退任 望月彰人 委員

 設計・建設分科会

  新任 小木曽誠太郎 氏    退任 島川貴司 委員

 維持規格分科会

新任 亀山雅司 氏      新任 水谷義弘 氏

新任 宮 健三 氏      新任 村上弘良 氏

退任 千種直樹 委員

 環境疲労検討タスク

  新任 楠 丈弘 氏      新任 坂口克己 氏

  新任 設楽 親 氏      新任 樋口 洵 氏

  新任 平野明彦 氏      退任 清田雅彦 委員

  退任 長谷川邦夫 委員    退任 本陣雅夫 委員

  退任 長島英明 委員

(4)専門委員会運営規約改正案に関する審議

   専門委員会運営規約第4条に関する改正案について審議を行った。審議の結果、案4

について他の専門委員会で了解が得られた後に投票を実施することが出席者全員の賛

成で承認された。

【案4】第4条[委員]

1.委員の選任・退任・解任

(1)委員は、技術、総務、管理の経験を持ち、所属業種を代表し、委員会の活動に

貢献できる経験・知識を持ち、委員会委員の推薦に基づき、委員会の了解のも

と、規格委員会の承認を経て、規格委員会委員長が委嘱する。

なお、委員会の承認がある場合を除き、同一組織から複数の委員を選任しない。

(5)設計・建設規格改訂案に関する審議

前回提案された弾塑性解析を用いた代替規定案に対するコメントへの回答が説明さ

れた。極限解析における裕度が従来の手法と代替規定間での比較において代替案では究

極強さに対する裕度がほぼ一定になることが示されたが、審議の結果、供用状態C

おけるPm=0に対するPm+Pbの値を再確認すること、また、疲労における平均応力

SNカーブにおける取り扱いやミーゼス応力とトレスカ応力との比較が示された。

ともにコメントのあった欠席委員には代理委員から別途報告することとなった。

   設計・建設規格改訂案が説明され、以下の点を再度分科会で検討することとなった。

他の項目については了承された。

なお、27回〜31回の専門委員会で了承された改訂案について投票を行うことが出席

者全員の賛成で承認された。

   ○GNR-2110 (1):「荷重(圧力、熱、機械的荷重、および荷重の繰返し回数)」の

見直しを含め、文章全体を簡略化できないか。

   ○GNR-2110 (2):「設計条件」の説明として「〜されている状態」が相応しいか。

○解説PHT-6010:(昭和55年度通商産業省告示501号)などの記載を検討する。

   ○解説SSB-3210:式(解説SSB-32)を検討する。

(6)高温規格案に関する審議

高温規格案の策定方針が説明され、了承された。主たる方針は、ナトリウム冷却型高

速増殖炉発電所の原子炉施設に関する構造等の技術基準、高速原型炉第1種機器の高

温構造設計指針・材料強度基準に基づくこと、設計・建設規格の一部として位置付ける

こと、設計・建設規格改訂案との体系の整合を図ることである。

(7)材料規格案に関する審議

   材料規格案に対するコメントおよび回答が説明され、了承された。基本的にはコメン

トに沿う形で修正しており、火力におけるデータの整合を図っていること、設計建設規

格に疲労データは写すこと、S値における係数3.5の影響は検討していることが説明さ

れた。

なお、規格案については体裁を整えて(ただし、JISと同じ箇所は除いて)次回専門

委員会で提出することとなった。主な意見は次の通り。

   ○P41:「プロダクトクオリフィケーション」という用語は使用しない方が良いので

       はないか。

   ○JISの引用の仕方に関する質問があった。

(8)維持規格改訂案に関する審議

   維持規格改訂案のうち、個別検査規定に関する変更点が説明された。審議の結果、継

続検査規定に関する追加資料を添付し、投票を行うことが出席者全員の賛成で承認され

た。主な意見は次の通り。

○健全性を維持できることが確認されているにもかかわらず、評価期間の1/41/2

の時期に継続検査を行うことを規定として定めることは厳しすぎる。

○継続検査を評価期間の1/41/2で行うことを強制規定化するほどの根拠がない。

(9)非破壊検査規定策定分担について

 供用期間中検査における非破壊検査に関する規定の日本機械学会と日本電気協会と

の策定分担案が提案された。審議の結果、本案を次回規格委員会に提案することとなっ

た。

(10)設計・建設規格と維持規格の評価上の扱いについて

   設計・建設規格と維持規格における応力分類ごとの評価上の取扱いに関する比較表

を原子力安全・保安院の基準評価WGに提出したことが報告された。

(11)IASCC進展速度評価について

   IASCC進展速度評価に関する保安院からの質問に対する回答案が説明された。審議

の結果、本件については規格策定の背景や原理等については質疑応答の対象としないこ

とが規定されている審議要領に抵触する可能性があることもあり、次回規格委員会で本

件の取扱についての結論を得た後に必要に応じて回答内容について専門委員会で審議

することとなった。

(12)環境疲労評価分科会の設置提案について

   環境疲労評価分科会の設置が提案された。審議の結果、出席者全員の賛成で投票を実

施することが承認された。

(13)設計・建設分科会報告

   設計・建設分科会の審議状況等について報告がなされた。

 

6.次回開催予定

   日時:2004年1月29日(木) 13:30〜18:00

 

     以 上