第32回 発電用設備規格委員会 原子力専門委員会 議事録

 

1.日 時:2004年1月29日(木)13時30分〜19時30分

2.場 所:日本機械学会 第1会議室

3.出席者:(委員22名中;出席者15名、代理者1名)

渡部(筑波大)、森下(サイクル機構)、小山(三菱重工)、小林(東工大)、

高橋(電中研)、浅井(電気協会)、三木(富士電機)、鈴木(JSW)、

中村(関電)、鈴木(中電)、五明(火原協)、白木(日立)、植田(原電)、

設楽(東電)、山本(METI

代理者:鹿島(菊池代理;電中研)

欠席者:柴田(原研)、片田(NIMS)、水町(JNES)、庄子(東北大)、酒井(東大)、

秋山(日大)

      オブザーバ:齋藤(三菱重工)、堂崎(原電)、祐川(日立)、大谷(三菱重工)、

      和地(三菱重工)、小木曽(川重)、野村(関電)、村上(JNES)、

      横江(中電)、堀田(日立)、西本(阪大)   (以上 敬称略)

  事務局:佐藤

4.配布資料

  32-1    31回原子力専門委員会議事録案

  32-2    投票結果(No. 44〜48

  32-3    第27回規格委員会議事録案

  32-4    原子力専門委員会委員(出欠一覧)/分科会委員(案)

  32-5    環境疲労検討タスクグループの廃止について

  32-6        材料規格案

32-7-1      高速炉規格案

32-7-2      高速炉規格案の概要について

32-8    設計・建設規格への質問に対する回答案

32-9        設計・建設規格 改訂案【新規提案】

32-10       維持規格の評価手法における裕度について

32-11       維持規格 改訂案【書面投票意見に対する対応案】(検査・評価・補修)

32-12       設計・建設規格 改訂案【書面投票意見に対する対応案】

32-13-1     維持規格への質問に関する報告

32-13-2     維持規格への質問に関する審議

32-14-1     維持規格 改訂案【新規提案】PWR環境中SUS疲労き裂進展

32-14-1a    オーステナイト系ステンレス鋼のPWR一次系水質環境中の疲労き裂進展評価線図 補足説明

32-14-2     維持規格 改訂案【新規提案】PWR一次系環境中のNi基合金のSCCき裂進展速度

32-14-3     維持規格 改訂案【書面投票版からの規格修正案】(検査・評価・補修)

 

5.議事

(1)前回議事録の確認

   前回議事録案の確認を行った結果、承認された。

(2)投票結果報告

 原子力専門委員会投票No.4448の結果が次の通り報告された。

No.44(小木曽氏の委員就任)       :可決

No.45(環境疲労評価分科会の設置)  :可決

No.46(維持規格改訂案)                   :否決

No.47(設計建設規格改訂案(一部)):可決

No.48(吉田氏の委員就任)                 :可決

(3)規格委員会報告

   前回の規格委員会審議状況が議事録案にしたがって報告された。

(4)原子力専門委員会委員/分科会委員の承認

  新任・再任候補が次の通り紹介された。審議の結果、出席者全員の賛成で新任・再任
  候補の委員就任が承認された。

   原子力専門委員会

    新任 小木曽誠太郎 氏    新任 吉田和夫 氏

   使用済燃料貯蔵施設分科会

  再任 三木俊也 委員

(5)タスクグループの廃止に関する審議

   環境疲労検討タスクグループの廃止について投票を行うことが提案され、出席者全員

の賛成で承認された。

(6)高速炉規格案に関する審議

   高速炉規格案が説明された。審議の結果、規格案(本文)についてコメントがある場

合には2月20日までに事務局へ連絡することとなった。主な意見は次の通り。

  ・長期荷重と短期荷重の時間の定義について検討すること。

  ・監視試験片として引張試験片を装荷する目的を明確にすること。

  ・「不安定破壊」を「脆性破壊」とすること。

(7)設計・建設規格への質問に関する審議

   目視試験の解像度に関する質問へ

の回答案が説明され、出席委員全員の賛成で承認された。

(8)設計・建設規格改訂案の投票意見対応に関する審議

   設計・建設規格改訂案の投票意見に対する回答案が説明された。審議の結果、次のと

おり対応することとなった。

  ・提案#13#24:次回、具体的な規定条文案を提案する。

  ・提案#6(ポンプ/6mm):

非保守的な数値の丸め方になるので、単にASMEに合わせるという根拠だけでな

く、技術的な判断根拠を明記した方が良い。今回は、コメント対応経緯のところに

その技術的な判断根拠を明記する。

  ・提案#11SG/PT):

ASMEで不要としている理由を日本の実態に照らして合理的なものかどうか判断

する必要がある。今回は、コメント対応経緯のところに判断根拠を明記する。

  ・提案#16(破壊靭性試験片):提案#11と同様の対応とする。

  ・提案#24L/T):

試験圧力を下げて実施しても問題ないことを示す必要があるとのコメントがあっ

た。二重規定になるのではないかとのコメント対応も含め、次回再提案する。

  ・その他:文章表現上の修正として了承。

(9)設計・建設規格改訂案に関する審議

   設計・建設規格改訂案(新規提案)が説明された。審議の結果、提案#8JIS年度)、

#9(条文タイトル)については文章表現上の修正として、その他については投票を実施す

ることが出席委員全員の賛成で承認された。

(10)維持規格改訂案の投票意見対応に関する審議

   維持規格改訂案の投票意見に対する回答案が説明された。審議の結果、検査規定の対

応案#1#16、評価規定の対応案#1#9、補修規定の対応案#2#5については文章表

現上の修正として扱い、反対意見対応である補修規定の対応案#1(機械加工後の措置

規定の追加)についてのみ修正案として投票を行うことが賛成11(出席委員数の2/3

以上)、反対5で承認された。なお、評価規定の対応案#9(柱状晶)に関して、解説

EJG-13003000番代の取り扱いについて混乱・誤解のないようにして欲しい、との

意見があった。

(11)維持規格改訂案に関する審議

維持規格改訂案(新規提案)が説明された。審議の結果、評価規定の提案#4及び#5

ならびに補修規定の提案の全3件について投票を実施し、その他の提案については文章

表現上の修正として扱うことが賛成15、反対1で承認された。主な意見は次の通り。

・評価規定の図23と文章が一致していないのではないか。

・評価規定の図24の縦軸の記号の説明を追記した方がよいのではないか。

(12)維持規格への質問に関する報告

   維持規格について寄せられた質問に対する回答案について、先に行われた

採決の結果、承認され、採決時のコメントを反映したうえで回答したことが報告された。

(13)維持規格への質問に関する審議

   呼び径表記に関する質問への回答案が説明され、出席

委員全員の賛成で承認された。

(14)維持規格の評価手法における裕度について

   維持規格を活用する際に重要となるパラメータの取り扱いについて、評価手法の有す

る裕度等について紹介がなされた。

(15)PWR環境中SUS疲労き裂進展について

   PWR環境中のSUS疲労き裂進展速度規定を追加する提案があり、審議の結果、応

力比0.95のデータの取扱いに関する考え方を追加して投票を行うことが出席委員全員

の賛成で承認された。

(16)PWR一次系環境中Ni基合金SCCき裂進展速度について

   事例規格として、PWR一次系環境中のNi基合金のSCCき裂進展速度式が提案され、

審議の結果、Ni基合金の用語の統一を図ること、及び事例規格の位置付けの説明を加

えることで投票を行うことが出席委員全員の賛成で承認された。

(17)材料規格案に関する審議

   材料規格案について説明がなされた。審議の結果、次回専門委員会で完成版を提出す

ることとなった。主な意見は次の通り。

  ・SS材については実機プラント(クラス3ポンプ)で使用実績があるので今後も使え

るようにして欲しい。

(18)設計・建設分科会報告

   設計・建設分科会の審議状況等について報告がなされた。

 

6.次回開催予定

   日時:2004年3月18日(木) 13:30〜18:00

 

     以 上