第40回 発電用設備規格委員会 原子力専門委員会 議事録
1.日 時:2005年12月1日(木)10時00分〜19時15分
2.場 所:日本機械学会 第1会議室
3.出席者:(委員22名中;出席者15名、代理者4名)
森下(JAEA)、小山(三菱重工)、永田(日立)、渡部(筑波大)、
高橋(電中研)、三木(富士電機システムズ)、片田(NIMS)、中村(関電)、
鈴木(中電)、酒井(東大)、植田(原電)、小木曽(カワサキPS)、
青木(METI)、飯井(福井大)、関(火原協)
代理者:野村(関電:小林代理)、杉江(原技協:菊池代理)、西村(東電:秋山代理)、
佐藤(発電技検:吉田代理)
欠席者:柴田(JAEA)、鈴木(JSW)、庄子(東北大)
オブザーバ:村上(原子力学会)、鹿島(電中研)、町田(TEPSYS)、堂崎(原電)、
和地(三菱重工)、齋藤(三菱重工)、船田(JNES)、波木井(東電)
(敬称略)
事務局:鎌原
4.配布資料
40-1 第39回原子力専門委員会議事録案
40-2-1 投票結果(専門委員会No.71〜78、規格委員会No.42,45,47)
40-2-2 規格に関する新規質問
40-2-3 公衆意見受付結果
40-3 第34回発電用設備規格委員会議事録案
40-4 原子力専門委員会委員(出欠一覧)/分科会委員(案)
40-5-1 事例規格「過圧防護に関する規定」書面投票結果と今後の取扱い
40-5-2 事例規格「応力腐食割れ発生抑制に対する考慮」書面投票結果と今後の取扱い
40-5-3 「設計・建設規格」への質問回答
40-5-4 「設計・建設規格」新規提案案件
40-5-5 「設計・建設規格」への誤記修正案件提案
40-5-6 「設計・建設規格」への誤記修正案件提案(その2)
40-6-1-1 発電用原子力設備規格 維持規格 事例規格「蒸気発生器伝熱管の体積試験判定基準(案)」の承認に係る発電用設備規格委員会2次投票(No.42)における意見への対応について
40-6-1-2 蒸気発生器伝熱管の体積試験(渦流探傷試験)の判定基準
40-6-2 発電用原子力設備規格 維持規格 事例規格「周方向欠陥に対する許容欠陥角度制限の代替規定」の承認に係る公衆審査意見に対するコメント
40-6-3 JSME維持規格への質問について(QNA200208:回答案)に関する第39回原子力専門委員会における青木委員の質問への回答(案)
40-6-4 維持規格質問(QNA200209)対応(案)
40-6-5 維持規格に対する質問2件
40-6-6 維持規格2004年版 誤記修正(案)(検査編)
40-6-7 維持規格2004年版JSME
S NA1-2004 正誤表(案)(評価編)
40-7-1 環境疲労評価規格(案)規格委書面投票参考意見集約表
40-7-2 環境疲労評価規格の正式(英文)名称について
40-8 告示501号において引用されている材料関係JIS規格と設計建設規格2005年版の評価
40-9-1 原子力専門委員会運営関連の委員会審議(対応)案
40-9-2 原子力専門委員会運営関連に関するメールによる決議結果及び委員意見の集約
40-9-3 発電用原子力設備規格の発行に関する内規の提案
40-9-4 原子力専門委員会運営内規の一部を廃止する提案
40-9-5 決議での電子メール活用に関する提案
40-9-6 質疑応答の運営に関する審議要領改訂の提案
40-9-7 専門委員会委員の委員会貢献度評価基準の明確化に関する提案
40-9-8 専門委員会、分科会及び作業会委員の再任の制限撤廃に関する提案
40-9-9 原子力専門委員会委員構成に関する提案
40-9-10 分科会委員承認手続きに関する提案
40-9-11 外部団体への規格検討情報の提供手順の提案
40-9-12 事例規格の公衆審査省略の場合の提案
40-9-13(1) 専門委員会運営規約改正の経緯
40-9-13(2) 原子力専門委員会投票(No.78)「専門委員会運営規約改正案の承認」
ご意見への回答
40-10-1 設計・建設分科会報告
40-10-2 維持規格分科会報告
40-10-3 環境疲労評価分科会報告
40-10-4 溶接分科会の活動概要
40-11-1 欠番
40-11-2 溶接規格JSME S NB1-2001の誤記訂正について
5.議事
(1)新役員の指名他
専門委員会委員長が渡部委員から森下委員に交代したことに伴い、新役員が下記の通り指名された。
副委員長 小山幸司 委員
幹事 永田徹也 委員
発電用設備規格委員会 朝田泰英名誉委員のご逝去に対し、出席者全員で黙祷した。
(2)前回議事録の確認
前回議事録案の確認を行った結果、原案通り承認された。
(3)投票結果他報告
原子力専門委員会投票の結果が次の通り報告された。
No.71 原子力専門委員会委員候補の委員就任に対する承認(国則氏):可決
No.72 原子力専門委員会委員候補の委員就任に対する承認(波木井氏):可決
No.73 発電用原子力設備規格 原子力材料規格案の承認:可決
No.74 発電用原子力設備規格 設計・建設規格 事例規格 過圧防護に関する規定案の承認:可決
No.75 発電用原子力設備規格 環境疲労評価規格案の承認(再投票):可決
No.76 発電用原子力設備規格 設計・建設規格 事例規格 応力腐食割れ発生の抑制に対する考慮案の承認:可決
No.77 原子力専門委員会委員候補の委員就任に対する承認(船田氏):可決
No.78 専門委員会運営規約 改正案の承認:反対意見あり
発電用設備規格委員会投票の結果が次の通り報告された。
No.42 発電用原子力設備規格 維持規格 事例規格「蒸気発生器伝熱管の体積試験(渦流探傷試験)判定基準」(案)の承認(2次投票):可決
No.45 発電用原子力設備規格 環境疲労評価規格(案)の承認:可決
No.47 発電用原子力設備規格 設計・建設規格 事例規格 過圧防護に関する規定(案)の承認:可決
設計・建設規格2001年版、維持規格2002年版及び2004年版に関して新たに質問が受け付けられたことが報告された。
事例規格「周方向欠陥に対する許容欠陥角度制限の代替規定」及び「蒸気発生器伝熱管の体積試験判定基準」の公衆意見受付結果が報告された。
(4)規格委員会報告
第34回規格委員会の審議結果が報告された。
(5)原子力専門委員会委員/分科会委員の承認
新任候補・再任候補及び退任委員が次の通り紹介された。審議の結果、新任候補・再任候補の委員就任が異議なく承認された。
原子力専門委員会
新任 国則信二 氏 波木井順一 氏 船田立夫 氏
再任 菊池正明 委員 小木曽誠太郎 委員 吉田和夫 委員
退任 水町 渉 委員(任期満了)
なお、庄子哲雄委員の任期が今月末日で満了となるが、本人と連絡が取れず再任の意思が確認できないため、後日事務局より再確認することとした。
高温規格分科会
新任 浅山 泰 氏
環境疲労評価分科会
新任 森 真子 氏
新役員 杉江保彰 幹事
再任 中村隆夫 主査 樋口 洵 副主査 楠 丈弘 委員
大井範明 委員 金澤 寧 委員 坂口克美 委員
関村直人 委員 高坂 潔 委員 中沢博文 委員
波木井順一 委員 平野 隆 委員 守田 聡 委員
退任 折谷尚彦 委員
溶接分科会
新役員 石沢順一 副主査
設計・建設分科会
再任 永田徹也 副主査 平野 隆 委員
(6)設計・建設規格 事例規格「過圧防護に関する規定」について
規格委員会投票における意見への今後の対応として、「分科会にて修正案を作成し、修正内容が編集上の修正であることを専門委員会三役及び規格委員会三役に確認いただいてから、公衆審査に進む」ことが異議なく承認された。
(7)設計・建設規格 事例規格「応力腐食割れ発生抑制に対する考慮」について
専門委員会投票における意見への回答案と、規格委員会投票に進むことが、異議なく承認された。
(8)設計・建設規格2001年版の質問回答案について
質問QNC200110,
QNC200112, QNC200113, QNC200114, QNC200115, QNC200117, QNC200118, QNC200119に対する回答案が異議なく承認された。QNC200116に対する回答案は、ボルト材のd寸法が呼び径と素材径のどちらを指すのか不明確なため、再検討することとした。また、内部からの質問は規格改訂の手続きによることとし、編集上の修正として扱うこととした。ただし、弁の配管反力による応力の扱いは再検討することとした。なお弁箱の疲労解析の条件の改訂は書面投票とすることとした。
(9)設計建設規格の新規提案について
設計疲労曲線のデジタル化(主要点の数値を表形式にする)が提案された。提案について専門委員会投票を実施することが異議なく承認された。なお、「表の中で、繰返し回数が1, 2, 5, 10, 20, 50…のように与えられているが、対数目盛上の等間隔の点に対する数値にするべきではないか」との意見があり、この意見は今後の検討課題とすることとした。
設計建設規格の中の語句変更2件が提案され、異議なく承認された。
(10)設計建設規格2005年版の誤記修正について
設計建設規格2005年版の誤記修正が異議なく承認された。
(11)維持規格 事例規格「SG伝熱管ECT判定基準」について
規格委員会投票での意見に対する回答案が賛成多数で承認された。
(12)維持規格 事例規格「周方向欠陥の許容欠陥角度」について
公衆意見受付での意見に対する回答案が異議なく承認された。
(13)維持規格2002年版の質問回答案について
質問QNA200208, QNA200209に対する回答案が異議なく承認された。
(14)維持規格2004年版の誤記修正について
維持規格2004年版の誤記修正が異議なく承認された。なお、図IJC-2500-B-4-5をもっと分かりやすいものにしたほうがよいとの意見があった。
(15)環境疲労評価規格について
規格委員会投票での意見に対する回答案が異議なく承認された。
本規格の英文名称、及び、本規格の英訳版を日本語版との合本で発行することが異議なく承認された。
(16)材料関係JIS規格の読み替えに関する事例規格について
材料関係JIS規格の改定により設計・建設規格に記載されている材料関係JIS規格の年度が古くなっているため、JIS規格の最新版への読み替えを事例規格として制定することが提案された。提案について専門委員会投票を実施することが異議なく承認された。
(17)原子力材料規格について
専門委員会投票での意見に対する回答案が説明された。意見対応によって技術的な修正が生じたため、再投票を行うことが賛成多数で承認された。なお、再投票に掛ける規格案ができた段階で専門委員会三役の確認を受けることとした。
(18)溶接規格について
溶接規格2001年版の誤記修正が異議なく承認された。なお、本規格を増刷するときはこれまでの誤記修正を反映した形で発行することとした。
(19)発電用原子力設備規格の発行に関する内規の提案
発電用原子力設備規格の規格本体および事例規格の発行時期、発行形態等に関する内規の制定が異議なく承認された。なお、本件に関連する専門委員会運営規約の改正は見送ることとした。
(20)原子力専門委員会運営内規の一部を廃止する提案
原子力専門委員会運営内規の第4条を廃止し、審議要領の見直し(再投票、2次投票などの用語を整理して混乱がないようにする)をする方向で、さらに検討することとした。
(21)決議における電子メール活用の提案
提案を反映した審議要領の改正案を作り、さらに検討することとした。
(22)質疑応答の運営に関する審議要領改訂の提案
メールによる委員からの意見聴取でいただいた意見を反映した実施案を作り、さらに検討することとした。
(23)分科会委員承認手続きに関する提案
分科会委員選任の専門委員会承認に際して分科会意見を付すように専門委員会運営内規を改正する提案について、専門委員会投票を実施することが異議なく承認された。
(24)外部団体への規格検討情報の提供手順の提案
検討の状況が紹介された。
(25)事例規格の公衆審査省略の場合の提案
「事例規格の公衆審査を省略できるように審議要領を改正することを、規格委員会に提案すること」が提案されたが、賛成少数で否決された。公衆審査を省略できる判断基準を明確にするべきであるとの意見があった。
(26)その他の運営関連検討事項
「専門委員会委員の委員会貢献度評価基準の明確化に関する提案」「専門委員会、分科会及び作業会委員の再任の制限撤廃に関する提案」「原子力専門委員会委員構成に関する提案」については、引き続き幹事会で検討することとした。
(27)専門委員会運営規約の改正案(同一組織からの複数委員選任の扱い)
専門委員会投票での反対意見に対する運営検討タスクからの回答が紹介された。審議の結果、反対意見は撤回されなかったため、本案は否決とされた。反対意見は「『原則不可、ただし委員会承認があれば可』の考え方には合意するものの、規約文案に賛成できない」というもの。
(28)分科会報告
設計・建設分科会、維持規格分科会、環境疲労評価分科会、溶接分科会より、各分科会の審議状況が報告された。
6.次回開催予定
日時:2006年3月2日(木) 10:00〜17:00
以 上