第41回 発電用設備規格委員会 原子力専門委員会 議事録
1.日 時:2006年3月2日(木)10時00分〜19時30分
2.場 所:日本機械学会 第1会議室
3.出席者:(委員23名中;出席者17名、代理者3名)
森下(JAEA)、小山(三菱重工)、永田(日立)、渡部(筑波大)、高橋(電中研)、三木(富士電機システムズ)、片田(NIMS)、中村(関電)、酒井(東大)、植田(原電)、小木曽(カワサキPS)、吉田(発電技検)、青木(METI)、関(火原協)、国則(電気協会)、波木井(東電)、船田(JNES)
代理者:齋藤(原技協:柴田代理)、齋藤(東芝:菊池代理)、野村(関電:飯井代理)
欠席者:小林(横国大)、鈴木(JSW)、鈴木(中電)
オブザーバ:村上(原子力学会)、鹿島(電中研)、堂崎(原電)、和地(三菱重工)、羽田野(東芝)、石沢(東電)、浅山(JAEA)、朝田(三菱重工)、西村(東電)、兼近(鹿島)、平野(関電)、坂口(関電)、大西(三菱重工)
(敬称略)
事務局:鎌原
4.配布資料
41-1 第40回原子力専門委員会議事録案
41-2-1 投票結果(専門委員会No.78〜80、規格委員会No.48)
41-2-2 規格に関する新規質問
41-2-3 公衆意見受付結果
41-3 第35回発電用設備規格委員会議事録案
41-4 原子力専門委員会委員/分科会委員(案)
41-5-1 事例規格「応力腐食割れ発生に対する考慮」規格委員会書面投票結果と今後の取扱い
41-5-2 「設計・建設規格」への質問回答案件
41-5-3 設計・建設規格(第T編)2005年版 正誤表提案
41-5-4 弾塑性解析を用いた代替規定概要
41-6-1 維持規格提案 差圧検出/ほう酸水注入系配管の個別検査規定の作成
41-6-2 維持規格提案 C-Bカテゴリ表の解説番号記載位置の変更
41-6-3 ピーニング方法に係る施工前検査方法に対する質問・回答
41-6-4 応力拡大係数のアスペクト比の扱いに関する質問に対する回答案
41-7 環境疲労評価規格案に関する審議資料
41-8-1 材料規格(案)主要変更点説明書
41-8-2 発電用原子力設備規格 材料規格(案)
41-8-3 設計・建設規格 事例規格 付録材料図表JIS G3115, G3118,
G3302,G3445,G3446,G3454,G3455,G3457,G3458,G3461,G4051,Z2245の年版の読替規定
41-8-4 機械学会発電用設備規格委員会への質問の回答案
41-9-1 質問の回答(案)
41-9-2 高速炉用溶接規格検討作業会の設置について
41-9-3 溶接規格 改訂提案
41-10-1 高速炉規格 改訂提案
41-10-2 設計・建設規格第U編 高速炉規格 材料強度基準の改訂方針について
41-11-1-1 発電用原子力設備 配管減肉管理に関する技術規格案について
41-11-1-2 発電用原子力設備規格 加圧水型原子力発電所 配管減肉管理に関する技術規格
41-11-2-1 沸騰水型原子力発電所 配管減肉管理に関する技術規格
41-11-2-2 発電用原子力設備規格 沸騰水型原子力発電所 配管減肉管理に関する技術規格
41-12 専門委員会の運営に関する報告
41-13-1 設計・建設分科会報告
41-13-2 維持規格分科会報告
41-13-3 欠番
41-13-4 高温規格分科会報告
41-13-5 環境疲労評価分科会報告
5.議事
(1)前回議事録の確認
前回議事録案の確認を行い、原案通り承認した。
(2)投票結果他報告
原子力専門委員会投票の結果が次の通り報告された。
No.78 専門委員会運営規約改正案の承認:改正案に編集上の修正を行い文言を変更した結果、反対意見が取り下げられ可決
No.79 原子力専門委員会委員候補の委員就任に対する承認(齋藤氏):可決
No.80 原子力専門委員会委員候補の委員就任に対する承認(兼近氏):可決
発電用設備規格委員会投票の結果が次の通り報告された。
No.48 発電用原子力設備規格 設計・建設規格 事例規格 応力腐食割れ発生の抑制に関する考慮(案)の承認:可決
設計・建設規格、維持規格、溶接規格に関して新たに質問が受け付けられたことが報告された。
環境疲労評価規格及び事例規格「過圧防護に関する規定」の公衆意見受付結果が報告された。
(3)規格委員会報告
第35回規格委員会の審議結果が報告された。
(4)原子力専門委員会委員/分科会委員の承認
新任候補・再任候補及び退任委員が次の通り紹介された。審議の結果、新任候補・再任候補の委員就任を異議なく承認した。
原子力専門委員会
新任 齋藤 格 氏 兼近 稔 氏
再任 永田徹也 幹事
退任 庄司哲雄 委員 秋山 宏 委員
設計・建設分科会
新任 朝田誠治 氏 栗原幹雄 氏
新役員 永田徹也 主査 山田浩二 副主査 斉藤史郎 幹事
維持規格分科会
新任 谷本政隆 氏
再任 酒井信介 委員
退任 丸山 結 委員
溶接分科会
新任 中林健一 氏 佐藤正俊 氏
再任 安田祐司 幹事 清水敏之 委員
環境疲労評価分科会
新任 大野祐司 氏
再任 鈴木盛喜 委員
退任 中沢博文 委員
配管破損防護設計分科会
再任 戸村典章 幹事 高橋由紀夫 委員 堺 崇裕 委員
吉賀直樹 委員
使用済燃料貯蔵施設分科会
再任 三木俊也 委員
コンクリート製格納容器規格分科会
退任 秋山 宏 主査
(5)材料規格について
前回の専門委員会で提案された規格案からの変更点が説明された。審議では次のような意見が出た。
・安全率を4から3.5に変更した根拠を解説に記載して欲しい。
・SuやSyに関する記述「保証値ではなく設計における約束事」は意味がわかりにくいので,文意が明確になるよう表現を改めること。
これらの意見を反映した規格案を作成した上で4月初めから2週間の期間で専門委員会投票を実施することを、賛成多数で承認した。
(6)設計・建設規格 事例規格「付録材料図表のJIS年版の読替規定」について
対象となるJISの範囲を、従来の質疑応答集のフォームのように、もっと分かりやすく書いて欲しいという意見があり、この意見を反映して専門委員会投票を実施することを賛成多数で承認した。
(7)設計・建設規格の質問(QNC200505)回答案について
2つ質問が含まれているうち、質問1については、質問に不明確な点があるので質問者に意図を確認して再検討することとした。
質問2については、回答案を賛成多数で承認した。ただし、「JSMEに問合せを行うことが良い」という書き方は、問い合わせなくてもいいように読めるので、JSMEが判断を行うことを明確にするべきだという意見があり、回答案を修文して専門委員会の確認を受けた上で回答することとした。
(8)維持規格2004年版 差圧検出/ほう酸水注入系配管の個別検査規定について
題記の規定を維持規格のAddendaとして制定することが提案された。専門委員会投票を実施することを異議なく承認した。
(9)維持規格2004年版 C-Bカテゴリ表の解説番号記載位置の変更について
題記の変更を編集上の修正として扱うことを異議なく承認した。
(10)維持規格の質問回答案について
QNA200111については、回答案では「アスペクト比が0.1以下の場合は、規格の使用者が規格に掲載されている参考文献を自分で調べて、適切な応力拡大係数を決める」という趣旨が分かりにくい、また、個々の質問に対応した個別の回答とすべき、という意見があった。回答案を修文して専門委員会の確認を受けた上で回答することとした。
QNA200401については、「目視検査以外の表面検査もピーニング施工前の検査として認めるべきである」という意見が多かったが、出席者数の2/3に達しなかったため、承認するに至らなかった。検討を継続するとともに、規格委員会に審議の経緯を紹介することとした。
(11)環境疲労評価規格について
規格委員会投票後に発見された誤記等の修正を編集上の修正として扱うことを異議なく承認した。
規格の英文名称をRulesからMethodに変更することを異議なく承認した。
(12)設計・建設規格 事例規格「応力腐食割れ発生に対する考慮」について
規格委員会投票での意見に対する回答案を異議なく承認した。
(13)設計・建設規格の質問回答案について
QNC200116,QNC200120〜QNC200124,QNC200502〜QNC200504に対する回答案を異議なく承認した。(一部修文するものを含む)
QNC200111については、「相当材比較表の追加は、記載漏れの修正であっても、技術上の修正として扱うべきである」という意見もあったが、編集上の修正として扱って回答することを賛成多数で承認した。
QNC200120の2番目の質問に関しては、回答案自体は承認されたが、誤解がないよう規格の表現を見直すことを検討することとなった。
QNC200501については、「今の規格には燃料装荷後の耐圧漏えい試験に関する規定がない。今後、規定を追加する方針である」という旨を回答するべきであるという意見が多かったが、出席者数の2/3に達しなかったため、承認するに至らなかった。検討を継続するとともに、規格委員会に審議の経緯を紹介することとした。
弁箱の応力の種別に関する質問については、検討を継続することとした。
大気圧で使用する弁の取り扱いに関する質問については、質問に対応して弁関係の用語の定義を一部変更する旨を回答すること、および、この変更を技術上の変更として専門委員会投票にかけることを異議なく承認した。
(14)設計・建設規格2005年版の正誤表について
誤記修正を編集上の修正として扱い、正誤表を発行することを異議なく承認した。
(15)弾塑性解析を用いた代替規定について
題記の規定を設計・建設規格の事例規格として検討中であり、次回提案することが紹介された。
(16)溶接規格の質問(QNB200101)回答案について
回答案を異議なく承認した。
(17)高速炉用溶接規格検討作業会の設置について
溶接分科会の下に題記の作業会を設置する予定であることが紹介された。
(18)溶接規格 改訂提案について
溶接規格の改訂案が説明された。(今回は第1部から第3部の改訂内容が説明された。第4部の改訂内容は次回に説明される予定)
「改訂案では炉心支持構造物の溶接の規定が追加されているが、設計・建設規格では炉心支持構造物の溶接の設計(溶接部の形状)の規定がない」という指摘があった。溶接分科会と設計・建設分科会とで協議し、齟齬のないように考慮することとした。
(19)高速炉規格の改訂について
誤記の修正を編集上の修正として扱うことを異議なく承認した。
(20)高速炉規格 材料強度基準の改訂方針について
題記について紹介された。
(21)配管減肉管理に関する技術規格(PWR,BWR)について
規格案が説明された。
規格委員会より原子力専門委員会に本規格の検討を依頼されることを前提に3週間の期間で専門委員会投票を実施することを、異議なく承認した。
(22)専門委員会の運営について
運営課題リストおよび各課題の検討状況が報告された。
(23)分科会報告
設計・建設分科会、維持規格分科会、高温規格分科会、環境疲労評価分科会より、各分科会の審議状況が報告された。
6.次回開催予定
日時:2006年6月7日(木) 10:00〜17:00
以 上