45回 発電用設備規格委員会 原子力専門委員会 議事録

 

1.日 時:20061114日(火)1000分〜1950

2.場 所:日本機械学会 第1会議室

3.出席者:(委員24名中;出席者19名、代理者3名)

      森下(JAEA)、小山(三菱重工)、永田(日立)、渡部(筑波大)、中村(関電)、三木(富士電機システムズ)、吉田(発電技検)、高橋(電中研)、片田(NIMS)、植田(原電)、飯井(福井大)、齋藤(原技協)、関(火原協)、波木井(東電)、鈴木(中電)、船田(JNES)、国則(電気協会)、兼近(鹿島)、楠橋(JSW

  代理者:朝田(三菱重工:小木曽代理)、堂崎(原電:酒井代理)、佐久間(保安院:山田代理)

  欠席者:小林(横国大)、柴田(JAEA

  オブザーバ:鹿島(電中研)、二宮(三菱重工)、村上(原子力学会)、石沢(東電)、杉江(原技協)、中谷(OCL)、赤松(神戸製鋼)、堂守(日立)、広瀬(NFT)、笠原(JAEA)、祐川(日立)、清水(原子力安全委員会事務局)、小山田(JAEA

     (敬称略)

  事務局:鎌原

4.配布資料

  45-1    第44回原子力専門委員会議事録案

  45-2-1   投票結果(専門委員会No.9094、規格委員会No.5459

  45-2-2   規格に関する新規質問

  45-3    第38回発電用設備規格委員会議事録案

  45-4    原子力専門委員会委員/分科会委員(案)

  45-5    材料分科会報告

  45-6-1   金属キャスク構造規格の改訂について

  45-6-2   金属キャスク構造規格バスケット新規規定に関する材料分科会及び高温規格分科会説明時のコメントと対応

  45-6-3   金属キャスク構造規格改訂案 新旧対照表

  45-6-4   使用済燃料貯蔵施設規格 金属キャスク構造規格(改訂案)

  45-7-1   日本機械学会発電用原子力設備規格の策定方針

  45-7-2   民間規格の開発に関する提言 中間とりまとめ私案

  45-7-3   日本原子力学会 標準委員会の提言

  45-8-1   配管減肉対応特別タスク報告

  45-8-2   原子力専門委員会運営に関する課題リスト

  45-8-3   専門委員会、分科会及び作業会委員の再任制限撤廃に関する提案

  45-9-1   「設計・建設規格」への質問回答案件

  45-9-2-1  設計・建設規格(2005年版)に対する2007年追補版案 規格委員会書面投票コメント反映版の提案

  45-9-2-2  欠番

  45-9-2-3  設計・建設規格2007年追補版に向けた規格改訂案の提案

  45-9-3   事例規格「弾塑性有限要素解析を用いたクラス1容器に対する強度評価の代替規定」原子力専門委員会書面投票(No.90)コメント回答

  45-9-4   フランジ及び使用材料のJIS年度版の読み替えに関する事例規格の提案

  45-9-5   設計・建設規格(第T編)2005年版 正誤表提案

  45-10-1   図 添付E-2-SA-5で記載されているn値の表

  45-10-2   JSME発電用原子力設備規格 維持規格(2004年版)RB-3010当て板による補修方法の誤字訂正(案)

  45-10-3   発電用設備規格委員会投票(No.59)の結果の通知について

  45-10-4   発電用設備規格委員会投票(No.58)の結果の通知について

  45-11-1   JSME発電用原子力設備規格 溶接規格(JSME S NB1-2001)正誤表

  45-11-2-1  質問の回答(案)(QNB200103

  45-11-2-2  質問の回答(案)(QNB200105

  45-11-2-3  質問の回答(案)(QNB200106

  45-11-3   原子力専門委員会 溶接規格改訂(案) 再書面投票コメント及び回答(案)

  45-11-4   規格委員会 溶接規格改訂(案) 書面投票コメント及び回答(案)

  45-12-1   設計・建設分科会報告

  45-12-2   維持規格分科会報告

  45-12-3および45-12-4  欠番

  45-12-5   環境疲労評価分科会報告

  45-12-6から45-12-8  欠番

  45-12-9-1  第2回溶接関連規格調整タスク議事録(案)

  45-12-9-2  溶接関連規格調整タスク活動方針

 

5.議事

(1)前回議事録の確認

   前回議事録案の確認を行った。5.(3)規格委員会報告を下記のとおり修文することを条件に承認された。

   『「民間規格の開発に関する提言」(中間取りまとめ)が作成され、保安院に提出されたことが紹介された。意見があれば事務局に送付することとなった。』

(2)投票結果他報告

   原子力専門委員会投票の結果が次の通り報告された。

    No.90 発電用原子力設備規格 設計・建設規格 事例規格 弾塑性有限要素解析を用いたクラス1容器に対する強度評価の代替規定案の承認:反対意見があるため提案者にて対応を検討中

    No.91 発電用原子力設備規格 維持規格追補 JEAG4208-2005の引用案の承認:可決

    No.92 発電用原子力設備規格 設計・建設規格追補案(一部)の承認:反対意見があるため提案者にて対応を検討中

    No.93 発電用原子力設備規格 溶接規格改訂案(一部)の承認:一部項目に反対意見があるため提案者にて対応を検討中

    No.94 原子力専門委員会委員候補(平山浩 氏)の委員就任に対する承認:可決

   規格委員会投票の結果が次の通り報告された。

    No.54 発電用原子力設備規格 溶接規格改訂案の承認:一部項目に反対意見があるため提案者にて対応を検討中

    No.55 発電用設備規格委員会 運営規約(案)の承認:反対意見があるため提案者にて対応を検討中

    No.56 発電用原子力設備規格 設計・建設規格追補案の承認:一部項目に反対意見があるため提案者にて対応を検討中

    No.58 発電用原子力設備規格 維持規格追補 ピーニング方法における検査の記載内容改訂案の承認:反対意見があるため提案者にて対応を検討中

    No.59 発電用原子力設備規格 維持規格追補 差圧検出/ほう酸水注入配管の個別検査規定案の承認:反対意見があるため提案者にて対応を検討中

   溶接規格および設計・建設規格に関して新たに質問が受け付けられたことが報告された。

(3)規格委員会報告

   第38回規格委員会の審議結果が報告された。

(4)原子力専門委員会委員/分科会委員の承認

   新任候補・再任候補及び退任委員が次の通り紹介された。審議の結果、新任候補・再任候補の委員就任を異議なく承認した。

    原子力専門委員会

     新任 平山 浩 氏

     再任 飯井俊行 委員

     退任 菊池正明 委員

    認証・認定分科会

     再任 山下理道 委員  川端啓之 委員

     退任 熊谷伸一 委員

    使用済燃料貯蔵施設分科会

     新役員 宮田賢司 副主査

     再任 格内治夫 委員

     退任 手塚庸一 委員

    溶接分科会

     再任 森脇正悟 委員

    設計・建設分科会

     再任 川端邦博 委員

    維持規格分科会

     新任 齋藤利之 氏

     再任 宮崎克雅 委員

     退任 菊池正明 委員

    配管破損防護設計分科会

     再任 押部敏弘 委員

    コンクリート製格納容器規格分科会

     再任 石村紀久雄 委員

(5)金属キャスク構造規格改訂版について

   改訂案が説明された。

   「新規に使用できるようになる材料のデータがないのに、規格を制定しようとするのは適切ではない。材料のデータが集まって許容値を確定してから規格を制定するべきである」との意見があった。これに対して、分科会から「材料のデータは各メーカで採取中である。メーカノウハウなので公開しにくいが、本規格のガイドラインに基づいてメーカが材料の審査申請をする時には、データが提出される」と説明があった。

   専門委員会投票を実施することを賛成多数(賛成16、保留5)で承認した。投票の対象は改訂案全体とし、投票用資料は本日配布されたものをそのまま使うこととした。

(6)材料規格案について

   材料規格案および材料関連の事例規格案の検討状況が報告された。

(7)規格策定のロードマップについて

   ロードマップの案が説明された。

   認証・認定について、「日本、米国、欧州の3つの認証・認定体系が分立することになると、事業者はそれぞれに対応しなければならず負担が大きくなる。JSMEが新しく認証・認定体系を制定することを事業者は望んでいるのか(ニーズがあるのか)、制定するメリットがあるのか不明である。ニーズやメリットがなければ制定しても無意味である」との意見があった。

   各委員はロードマップ案を持ち帰り、意見があれば1124日までに連絡することとした。

(8)配管減肉対応特別タスクの今後の体制について

   今後の体制を特別タスクにて検討した結果、

  案1:現在の特別タスクを「配管減肉対応特別専門委員会」として残し、特別タスクの活動をそのまま継続する。

  案2:特別タスクの活動を認証、共通技術規格の策定、新知見の収集などに限定し、火力・原子力技術規格のメンテナンスは各専門委員会の下に新設する配管分科会に引き継ぐ。

  の2種類の案が出され、各専門委員会の意見を聞くことになったことが報告された。

   原子力専門委員会としては、案2に賛成することとした。なお、「技術規格ができてから間もないので、各専門委員会に引き継ぐのは時期尚早ではないか」との少数意見があった。

(9)専門委員等の再任制限の撤廃について

   前回の規格委員会で本件を各専門委員会に付議することが承認されたことが報告された。専門委員会投票を実施することを賛成多数(賛成21、保留1)で承認した。

10JIS年度更新に関する事例規格の公衆審査省略について

   専門委員会運営規約を,本来の趣旨(JIS年度更新に関する事例規格の公衆審査を省略可能とする)に沿った改訂案とすることの提案を全員の賛成で承認した。

11)専門委員会の運営課題について

   運営課題のリストが紹介された。

12)設計・建設規格の質問回答案について

   QNC200129QNC200130QNC200513QNC200132への回答案を異議なく承認した。なお、

  ・QNC200130への回答末尾の「……追記する。」は「……追記する予定です。」に修正する。

  ・QNC200132への回答は、2つの質問が含まれているうちの前半の質問への回答のみなので、後半の質問を別の質問として番号を取り直す(QNC200133と付番)。

  こととした。

   QNC200513への回答について、溶接分科会の委員から「放射線透過試験(RT)を熱処理後に実施するのは、再熱割れの恐れがあるからである。炭素鋼はその恐れがないので、熱処理前にRTを実施してもよいと考えられる」という意見があった。溶接分科会で検討をまとめて、改訂案を設計・建設分科会に提案することとした。

13)設計・建設規格2007年追補版について

   規格委員会投票のコメントに対する回答案が説明された。

   コメント回答案を異議なく承認した。なお、コメント6-1への回答は言い回しがわかりにくいとの意見があり、修文することとした。

14)フランジ及び使用材料のJISの年度版の読み替えに関する事例規格について

   事例規格案が説明された。

   これら2件の事例規格の専門委員会投票を行うことを賛成多数(賛成20、反対1、保留1)で承認した。なお、「材料分科会の見解(この事例規格の制定に反対する)を尊重したい」という少数意見があった。

15)設計・建設規格2005年版の正誤表について

   誤記訂正の正誤表を発行することが提案された。編集上の修正として、正誤表の発行を異議なく承認した。

16EPDを用いたクラス1容器に対する強度評価の代替規定について

   専門委員会投票のコメントに対する回答が説明された。コメントを出した委員は回答を了承するか否かを11月中に事務局に連絡することとした。

17)維持規格追補「差圧検出/ほう酸水注入系配管の個別検査規定」および「ピーニング方法に係る施工前検査方法の記載内容改訂」について

   規格委員会投票のコメントに対する回答案を作成中であることが報告された。回答案ができたら専門委員全員にメールで送付し、承認を得られたら規格委員会に回答を提出することとした。

18)維持規格追補「図 添付E-2-SA-5で規定されているn値の表」について

   規格委員会でのコメントを反映して一部修正したことが報告された。編集上の修正として異議なく承認した。なお、修正箇所の表記方法等の体裁については関連分科会間で調整することになった。

19)維持規格の質疑応答を反映した誤記修正について

   編集上の修正として異議なく承認した。

20)溶接規格の正誤表について

   誤記訂正の正誤表を発行することが提案された。編集上の修正として、正誤表の発行を異議なく承認した。

21)溶接規格の質問回答案について

   QNB200103およびQNB200105については、「1種類の非破壊試験しか実施できない特殊な状況があって、その対応を質問しているのではないか」という意見があった。質問者に質問の意図を聞き、必要に応じて質問をわかりやすく書きかえてもらうこととした。

   QNB200106への回答を賛成多数(賛成19、保留1)で承認した。なお、回答(1)の「ご質問のような内容を意図して規定しているものではありません」という部分を削除することとした。

22)溶接規格改訂版について

   専門委員会投票(再投票分)のコメントに対する回答が説明された。反対意見者3名のうち2名が反対意見を撤回しなかったため、反対者、設計・建設分科会も含め対応の検討を継続することとした。

   規格委員会投票のコメントに対する回答案が説明された。規格委員会に提出することを異議なく承認した。

23)分科会報告

   各分科会の審議状況が報告された。

   溶接関連規格調整タスクの活動状況が報告された。

   環境疲労評価手法の英訳版の誤記修正は、専門委員会三役に確認してもらえばよいこととした。

 

6.次回開催予定

   日時:2007228日(水) 10001700

 

以 上