47回 発電用設備規格委員会 原子力専門委員会 議事録

 

1.日 時:200764日(月)1000分〜1920

2.場 所:日本機械学会 第345会議室

3.出席者:(委員23名中;出席者18名、代理者2名)

森下(JAEA)、小山(三菱重工)、永田(日立)、小林(横国大)、高橋(電中研)、片田(NIMS)、植田(原電)、齋藤(原技協)、関(火原協)、波木井(東電)、鈴木(中電)、小木曽(カワサキ)、船田(JNES)、吉田(発電技検)、飯井(福井大)、山田(保安院)、平山(東芝)、国則(電気協会)

  代理者:杉江(原技協:中村代理)、三浦(JSW:楠橋代理)、堂崎(原電:午後のみ小林代理)

  欠席者:渡部(筑波大)、三木(富士電機システムズ)、兼近(鹿島)

  オブザーバ:稲田(電中研)、加納(原燃)、大枝(原燃)、三枝(電中研)、宮田(関電)、丸岡(JNES)、中谷(OCL)、山本(三菱重工)、清水(日立)、広瀬(原燃輸送)、朝田(三菱重工)、山田(中電)、鹿島(電中研)、堂崎(原電)、羽田野(東芝)、西川(中電)、高橋(東電)、村上(原子力学会)、祐川(日立)

     (敬称略)

  事務局:鎌原

4.配布資料

  47-1   第46回原子力専門委員会議事録案

  47-2-1  投票結果

  47-2-2  新規質問および未回答質問

  47-3   第40回発電用設備規格委員会議事録案

  47-4   原子力専門委員会委員/分科会委員(案)

  47-5-1  金属キャスク構造規格投票結果・投票状況

  47-5-2  金属キャスク構造規格改訂案修正版に関する原子力専門委員会書面投票(No.100)意見内容に対する回答及び対応

  47-5-3  金属キャスク構造規格改訂案(他規格を引用している箇所)に関する植田委員再コメントに対する回答及び対応

  47-5-4  金属キャスク構造規格 新旧対照表(原子力専門委員会書面投票(No.100)コメント等反映改正案)

  47-5-5  金属キャスク構造規格改訂案修正版に関する発電用設備規格委員会書面投票(No.68)吉田委員意見内容に対する回答及び対応(案)

  47-6-1  事例規格「弾塑性有限要素解析を用いたクラス1容器に対する強度評価の代替規定」発電用設備規格委員会書面投票(No.65)コメント回答及び事例規格 改訂版

  47-6-2  策定中事例規格「BWR配管における混合ガスの燃焼による配管損傷に対する考慮」の中間報告について

  47-6-3  管継手、フランジ及び使用材料のJIS年度版の読替えに関する事例規格の提案 原子力専門委員会書面投票コメントへの対応および発電設備規格委員会書面投票の提案

  47-6-4  「設計・建設規格」への質問回答案件

  47-6-5  「設計・建設規格 第T編」2008年版改訂案について(提案)

  47-6-6  設計・建設規格(第T編)2005年版 正誤表提案

  47-7-1  維持規格質問(QNA200213)への回答(案)

  47-7-2  維持規格質問(QNA200214)への回答(案)

  47-7-3  発電用原子力設備規格 維持規格追補(案) ウェルドオーバーレイ工法(案) RB-2910

  47-7-4-1 検査/評価/補修規格の体系と補修規格に求める内容について(案)

  47-7-4-2 補修体系化についての検討

  47-8-1  材料規格案 前川委員のご指摘への対応案(案)

  47-8-2  設計・建設規格(材料関係)質問回答案

  47-9-1-1 質問QNB200103の回答(案)

  47-9-1-2 質問QNB200104の回答(案)

  47-9-1-3 質問QNB200109の回答(案)

  47-9-2  溶接規格2007年改訂版(案)に対するパブリックコメント回答(案)

  47-9-3  溶接規格2007年改訂版(案)に対する誤記訂正

  47-9-4  金属キャスク構造規格改訂版(案)書面投票でのコメント対応(案)

  47-9-5  溶接規格改訂(案)に対する原子力専門委員会再書面投票状況及び今後の対応(案)

  47-10-2  高速炉規格 材料強度基準改訂案 規格委員会投票コメント回答(案)

  47-10-3  高速炉規格 書面投票資料変更点

  47-11-1  原子力専門委員会運営に関する課題リスト

  47-11-2  原子力専門委員会での効率的な審議への提案

  47-11-3  第19回幹事会議事録(案)

  47-12-1  設計・建設分科会報告

  47-12-2  維持規格分科会報告

  47-12-5  環境疲労評価分科会報告

  47-12-8  使用済燃料貯蔵施設分科会報告

  47-12-9  認証・認定分科会の現状調査

  47-12-10  技術評価対応検討タスク報告

  47-13  委員長報告

  47-14-1  再処理設備規格の整備について(案)

  47-14-2  再処理設備関連規格の整備について

  47-15  配管減肉関係技術戦略マップ 技術サブタスク活動報告(中間)

47-10-147-12-3,4,6,7は欠番)

5.議事

(1)前回議事録の確認

   前回議事録案の確認を行った。専門委員会委員の承認の項目に、酒井委員より退任の申し出が後日あったことを追記することを条件に、議事録案を承認した。

(2)投票結果他報告

   原子力専門委員会投票の結果が次の通り報告された。

    No.100 使用済燃料貯蔵施設規格 金属キャスク構造規格改訂案の承認(再投票):反対意見があったが、提案者より詳細説明をした結果、反対意見は取り下げられた。

    No.101 人材育成等に関する検討タスクグループの設置案の承認:可決

    No.102 疲労評価に関するタスクグループの設置案の承認:可決

    No.103 原子力専門委員会委員候補の委員就任に対する承認(粟飯原氏):可決

    No.104 原子力専門委員会委員候補の委員就任に対する承認(鬼沢氏):可決

   規格委員会投票の結果が次の通り報告された。

    No.65 発電用原子力設備規格 設計・建設規格 事例規格 弾塑性有限要素解析を用いたクラス1容器に対する強度評価の代替規定案の承認:可決

    No.66 発電用原子力設備規格 設計・建設規格 事例規格 設計・建設規格2005年版「管の設計」(管継手、フランジ)のJIS規格年版の読替規定案他1件の承認:可決

    No.67 発電用原子力設備規格 設計・建設規格第U編追補 材料強度基準の改訂案の承認:反対意見があるため提案者にて対応を検討中

   維持規格、溶接規格、設計・建設規格に関して新たに質問が受け付けられたことが報告された。

(3)規格委員会報告

   第40回規格委員会の審議結果が報告された。

(4)原子力専門委員会委員/分科会委員の承認

   新任候補・再任候補及び退任委員が次の通り紹介された。審議の結果、新任候補・再任候補の委員就任を異議なく承認した。

    原子力専門委員会

     新任 粟飯原周二 氏  鬼沢邦雄 氏

     再任 植田正弘 委員  関弘明 委員

     退任 酒井信介 委員

    材料分科会

     再任 大下真一 委員  佐藤輝嘉 委員  船田立夫 委員

    設計・建設分科会

     新任 清水直行 氏

     退任 平野隆 委員

    維持規格分科会

     新任 鬼沢邦雄 氏

     再任 町田秀夫 委員  杉江保彰 委員  平野伸朗 委員

     退任 酒井信介 委員

    溶接分科会

     再任 西本和俊 主査  石沢順一 副主査  永山了一 委員

        杉江保彰 委員  中條重忠 委員

    使用済燃料貯蔵施設分科会

     再任 阿部琢志 委員  薗田敏 委員

     退任 水町渉 委員  有冨正憲 委員

    認証・認定分科会

     新任 笹島洋幸 氏

     退任 藤巻慎二郎 委員

    配管破損防護設計分科会

     再任 三宅基寛 委員

    高温規格分科会

     再任 森下正樹 主査  祐川正之 副主査  大谷知未 幹事

        植田正弘 委員  定廣大輔 委員  中村俊哉 委員

        丸山茂樹 委員

     退任 渡部修 委員

    環境疲労評価分科会

     新任 上田洋 氏

     再任 杉江保彰 委員

     退任 平野隆 委員

(5)専門委員会委員長報告

   森下委員長より下記の3件について報告があった。

  ・JSME-ASMEワークショップが426日に開催され、今後のJSME-ASME協力関係などの議論が行われた。

  ・3学協会協議会において、保安院の原子力安全基盤小委員会への提出資料として規格制定のロードマップを作成中である。機械学会としてもロードマップの策定を急ぐ必要がある。

  ・MDEP(多国間設計評価プログラム)のWGに出席し、機械学会規格の特徴について報告した。

(6)再処理設備規格の整備について

   再処理設備規格を機械学会で整備する提案を日本原燃より受けていることが報告され、合わせて、日本原燃の担当者より再処理設備の概要の説明があった。

   再処理設備分科会を原子力専門委員会の傘下に設置することについて書面投票を実施することを、異議なく承認した。

(7)配管減肉対応特別タスク技術サブタスクの活動報告

   技術サブタスクの稲田主査より、サブタスクの活動状況が報告された。

(8)金属キャスク構造規格改訂版について

   専門委員会投票のコメントに対する回答が説明された。

    ・吉田委員の反対意見は取り下げられた。

    ・前回の専門委員会で提出された植田委員の意見(他の規格を引用している箇所の表現)については、当該規格を担当する分科会で検討している。

  コメント対応に伴う規格案の修正は編集上の修正であることを異議なく承認した。

   規格委員会投票のコメントに対する回答案が説明された。反対意見者(吉田委員)より、「非破壊検査の検査者の規定や強度低減係数の考え方は、もっと検討が必要」との意見があった。規格委員会投票はまだ締め切られていないが、反対意見がこれ以上出なければ今後の対応は三役に一任することを、異議なく承認した。

(9)EPDを用いたクラス1容器に対する強度評価の代替規定について

   規格委員会投票のコメントに対する回答案が説明された。回答案を異議なく承認した。

10)混合ガスの燃焼による配管損傷に対する考慮の規定について

   事例規格の検討状況が報告された。規格案が完成すれば、次回の専門委員会で書面投票を提案する予定である。

11)フランジ及び使用材料のJISの年度版の読み替えに関する事例規格について

   規格委員会投票のコメントに対する回答案が説明された。回答案を異議なく承認した。

12)設計・建設規格の質問回答案について

   質問QNC200522への回答案を異議なく承認した。

13)設計・建設規格2008年改訂版について

   規格改訂案を策定中であり次回専門委員会で改訂案の説明をした後書面投票を提案したい旨報告された。また、来年3月以降に公衆審査にかけることになるとの見通しが示された。さらに、今回配布の資料ベースで規格改訂案の内容を確認して欲しい旨の依頼があった。

14)設計・建設規格2005年版の正誤表について

   誤記訂正の正誤表を発行することが提案された。編集上の修正として、正誤表の発行を異議なく承認した。

15)維持規格の質問回答案について

   質問QNA200213QNA200214への回答案を賛成多数(賛成19、保留1)で承認した。「回答は簡潔に『よい』だけでよいのではないか」との少数意見があった。

16)維持規格追補案 ウェルドオーバーレイ工法について

   規格案を策定中であることが報告された。

17)維持規格の補修体系化について

   補修後の検査方法なども考慮して維持規格の検査・評価・補修を体系化していくことを検討中であることが報告された。各委員は体系化の方向性についてコメントがあれば618日までに事務局に連絡することとした。

18)溶接規格の質問回答案について

   質問QNB200103QNB200104QNB200109への回答案を異議なく承認した。

19)溶接規格の公衆意見回答案について

   公衆意見への回答案が説明された。回答案を異議なく承認した。

20)金属キャスク構造規格の審議におけるコメント対応について

   金属キャスク構造規格の改訂案を専門委員会で審議した際に、溶接規格の表現を使用している部分についてのコメントがあったため、溶接規格への反映を検討していることが報告された。

21)溶接規格の誤記訂正について

   2007年版の誤記訂正が提案された。誤記修正は編集上の修正であること、および、2001年版の該当箇所については正誤表の発行は不要であることを異議なく承認した。

22)溶接規格2007年版に載せられなかった改訂項目の扱いについて

   専門委員会書面投票で反対意見があったために溶接規格2007年版に載せられなかった改訂項目について、2008年追補版に載せる方向で検討中であることが報告された。次回の専門委員会で改訂項目の内容を審議して、改訂項目の2次投票を実施するかどうかを決定することとした。

23)高速炉規格追補版について

   規格委員会投票のコメントに対する回答案が説明された。回答案を賛成多数(賛成19、保留1)で承認した。

24)材料規格について

   規格委員会投票の前川委員コメントへの回答案が説明された。以下のような意見が出された。

   ・原子力材料については現在の規格案の通り備考に記載するだけにして一般のJIS材と同じに扱うと言いながら、その一方では「G」を付加した新しい名称を導入しようとしているのは整合性に欠ける。

   ・SCC抑制の事例規格に整合させて適用材料の範囲を拡大することを提案しているが、何を整合させるのか具体的な内容がわからない。

   ・前川委員の案(従来とは別の新規材料として扱う)では当該材料を将来JIS規格化する際に障害になると言い、その一方では前川委員の案と分科会の案(備考に掲載する)とは表現の違いに過ぎないと言っている。表現の違いだけなら、前川委員の案だけが障害になるというのは理に合わない。

   ・全体として資料が不十分で、これでは十分な討議ができない。現状では、現在の規格案のままで提案することにしてはどうか。

  現在の規格案のままで次回の規格委員会に付議することを賛成多数(賛成17、保留2)で承認した。次回の規格委員会で前川委員の反対意見が取り下げられなかった場合は2次投票の実施を提案することを賛成多数(賛成16、保留3)で承認した。

25)設計・建設規格(材料関係)の質問回答案について

   質問QNC200128QNC200511QNC200516への回答案を賛成多数(賛成16、反対1、保留2)で承認した。しかし、

   ・分科会の資料は不十分で、回答案が技術的に妥当かどうか判断できない。

   ・JISの年版の読み替えを質問回答で処理してよいのか。

  という意見があったため、決議を取り直した。その結果、今回の回答は保留にして再度検討することを賛成多数(賛成18、保留1)で承認した。

   なお、質問QNC200520は質問者が現場の事情により回答を至急求めているとのことなので、電子メールによる審議および決議を行うこととした。(審議要領では質問回答の決議は挙手で行うことと規定されているが、この規定は単に書面投票を要しない趣旨であると解釈する)

26)専門委員会運営に関する課題リストについて

   運営課題リストが紹介された。

27)委員会の効率的な審議について

   幹事会で討議した結果、質問回答の審議と編集上の修正の審議については、各委員に審議資料を委員会開催前に事前送付することになったことが報告された。

28)分科会報告

   現在休眠状態となっている認証・認定分科会について、これまでの分科会活動の経緯が報告された。今後の分科会活動をどうするか幹事会で検討することとした。

   技術評価対応タスクの第1回会合が開かれたことが報告された。

29)その他

   1024日から26日に機械学会材力部門が主催するM&M2007フォーラムの中で規格制定活動と材力部門との連携についてのフォーラムが開催されることが紹介され、専門委員会からの出席の要請があった。

   「規格に対する質問に関して、受け付けてからかなりの時間が経過しているものがある。管理上、すぐに回答できないものはリストからはずすなどの対応が必要ではないか」との指摘があった。次回専門委員会において、未回答の質問について現状を報告することになった。

 

6.次回開催予定

   日時:2007829日(水) 10001700

以 上