51回 発電用設備規格委員会 原子力専門委員会 議事録

 

1.日 時:2008515日(木)1000分〜2000

2.場 所:日本機械学会 第1会議室

3.出席者:(委員23名中;出席者18名)

森下(JAEA)、永田(日立GE)、波木井(東電)、小山(三菱重工)、高橋(電中研)、植田(原電)、齋藤(原技協)、鈴木(中電)、小木曽(カワサキ)、船田(JNES)、吉田(発電技検)、飯井(福井大)、国則(電気協会)、三木(富士電機システムズ)、中村(関電)、鬼沢(JAEA)、鹿島(電中研)、三浦(JSW

  代理者:鵜飼(東芝:平山代理)、野村(関電:午後のみ中村代理)

  欠席者:渡部(筑波大)、安永(神鋼)、粟飯原(東大)、兼近(鹿島)

  オブザーバ:三枝(電中研)、浦部(原技協)、石生(三菱重工)、清水(日立GE)、丸岡(JNES)、中谷(OCL)、藤澤(保安院)、高坂(原燃)、加納(原燃)、澄川(日立GE)、羽田野(東芝)、山田(中電)、田中(日立GE)、和地(三菱重工)、杉江(原技協)、戸村(原電)、堂崎(原電)、定廣(富士電機システムズ)

     (敬称略)

  事務局:鎌原

4.配布資料

  51-1   第51回原子力専門委員会議事録案

  51-2-1  投票結果

  51-2-2  新規質問および未回答質問

  51-2-3  NC-CC-005に対する公衆審査意見に対する回答に対する異議

  51-3   第44回発電用設備規格委員会議事録案

  51-4   原子力専門委員会委員/分科会委員(案)

  51-5-1  (欠番)

  51-5-2  「溶接関連規格調整タスクの廃止」原子力専門委員会 書面投票意見

  51-5-3  規格改訂()に対する公衆審査期間短縮及び学会誌への会告に関する提案

  51-5-4  事例規格集発行の提案

  51-5-5  (欠番)

  51-5-6  専門委員会運営規約の改定について

  51-5-7  MDEP対応(各国規格基準の比較表作成)について(案)

  51-5-8  発電用原子力設備規格 耐震許容応力高度化への取組(案)

  51-5-9  (欠番)

  51-5-10  発電用原子力設備規格 整備に関するロードマップ(案)

  51-5-11-1 13回動力・エネルギー技術シンポジウム

  51-5-11-2 日本機械学会 2008年度年次大会

  51-5-11-3 日本機械学会 MM2008材料力学カンファレンス

  51-5-12  配管破損防護設備規格分科会の今後の活動方針について

  51-6-1  溶接規格 改訂(案) 提案番号 W06-01「デルタフェライト量の規定追加」改訂(案)

  51-6-2  溶接規格 改訂(案) 提案番号 W08-03「溶接規格 2007 改訂版()に対する誤記訂正の審議」改訂(案)

  51-6-3  溶接規格 新規(案) 提案番号 W-07-01「コンクリート製原子炉格納容器 溶接施工規格」新規(案)

  51-6-4  溶接規格 新規(案) 提案番号 W-08-04PWR原子炉容器等冷却材出入口管台部における溶接後熱処理時の加熱範囲に関する代替規定」新規(案)

  51-6-5  質問QNB200112の回答(案)

  51-7-1  「設計・建設規格 第T編」2009年追補版改訂案について(提案)

  51-7-2  設計・建設規格(第T編)2005年版(2007年追補版)正誤表提案

  51-7-3  「設計・建設規格」への質問回答案件

  51-7-4  設計・建設規格(第T編)2008年版改訂案の修正提案

  51-8   設計・建設規格付録材料図表に係る質問回答

  51-9-1  維持規格 改訂(案) 提案番号 FSI-06-02B-FB-Jカテゴリの体積試験範囲」改訂(案)

  51-9-2  維持規格 改訂(案) 提案番号 FSI-06-06/FSI-06-08IA-2500(目視試験の規定)の修正」改訂(案)

  51-9-3  維持規格 改訂(案) 提案番号 FSE-08-03SCCによるき裂進展評価に用いる荷重の表記修正」改訂(案)

  51-9-4  原子力専門委員会投票(114)における意見への回答案

       3【フェライト鋼容器と管との接合部における機器区分の解説の見直し】

  51-9-5  原子力専門委員会投票(114)における意見への回答案

       4【添付E-5(応力拡大係数の算出)応力拡大係数算出式の追加】

  51-9-6  維持規格 新規(案) 提案番号 FSR-03-05RB-2910ウェルドオーバーレイ工法規格案」新規(案)

  51-10-0  使用済燃料貯蔵施設分科会 金属キャスク構造規格「バスケット用新規材料事例規格案の審議について」(中間報告)

  51-10-1  金属キャスク構造規格「バスケット用新規材料事例規格案の審議について」(中間)

  51-10-2  使用済燃料貯蔵施設分科会 キャスク材料検討作業会 新規バスケット材料に対する審査結果集約表(中間報告)

  51-11-1  高速炉規格審議項目

  51-11-2  設計・建設規格(第T編)規格改定案(第44回原子力専門委員会)の反映

       @FPHT-22302330の修正について

  51-11-3  JIS規格反映に係わる作業について(1ETD05-001

  51-11-4  高速炉規格 材料強度基準に関する解説の詳細化(11 ETD07-016

  51-11-5  設計・建設規格 第U編 高速炉規格 2008年改訂版原案について

  51-12-1  再処理設備規格 設計規格における材料規定の記載方針について(案)

  51-12-2  再処理設備分科会 活動趣意書(改定案)

  51-12-3  原子力専門委員会「再処理設備分科会 設計規格」への意見等と対応(案)

  51-13-1  設計・建設分科会報告

  51-13-2  維持規格分科会報告

  51-13-3  (欠番)

  51-13-4  (欠番)

  51-13-5  (欠番)

  51-13-6  溶接分科会 活動報告

  51-13-7  (欠番)

  51-13-8  (欠番)

  51-13-9  再処理設備分科会報告

  51-13-10 「技術評価対応ガイドライン」の作成状況報告

 

5.議事

(1)前回議事録の確認

   前回議事録案の確認を行い、原案通り承認した。

(2)投票結果他報告

   原子力専門委員会投票の結果が次の通り報告された。

    No.115 配管減肉分科会の設置案の承認:可決

    No.116 耐震許容応力検討タスクの設置案の承認:可決

    No.117 発電用原子力設備規格 溶接規格追補 デルタフェライト量の規定追加案の承認(再投票):可決

    No.118 溶接関連規格調整タスクの廃止案の承認:可決

    No.119 原子力専門委員会委員候補の委員就任に対する承認(藤澤氏):可決

   規格委員会投票の結果が次の通り報告された。

    No.82 発電用原子力設備規格 溶接規格改訂 JIS適用年度改訂他3件の承認:可決

   設計・建設規格に関して新たに質問が受け付けられたことが報告された。

   設計・建設規格事例規格「EPD事例規格」の公衆審査時に提出された意見に対して回答を送付したが、回答に対して更に異議申し立てがあったことが報告された。

(3)規格委員会報告

   第44回規格委員会の審議結果が報告された。

(4)原子力専門委員会委員/分科会委員の承認

   新任候補・再任候補及び退任委員が次の通り紹介された。審議の結果、新任候補・再任候補の委員就任を異議なく承認した。

    原子力専門委員会

     新任 藤澤博美 氏

     再任 中村隆夫 委員  鈴木哲也 委員

     退任 佐久間孝之 委員

    設計・建設分科会

     新任 川崎信史 氏  藤澤博美 氏

     再任 高橋嘉明 委員  松澤寛 委員

     退任 笠原直人 委員  佐久間孝之 委員

    材料分科会

     新任 藤森治男 氏

     再任 岩崎正伸 委員  高橋嘉明 委員

     退任 安斎英哉 委員

    維持規格分科会

     新任 和地永嗣 氏  玉古博朗 氏  新井拓 氏

     新役員 宮崎克雅 幹事  町田秀夫 幹事

     再任 高橋嘉明 委員

    使用済燃料貯蔵施設分科会

     新任 石生大一氏

    溶接分科会

     新任 南安彦 氏  浅野寛 氏

     再任 大山賢一 委員

     退任 小出宏夫 委員

    配管破損防護設計分科会

     新任 山下理道 氏

     退任 楊井知啓 委員

    コンクリート製格納容器規格分科会

     新任 伊東賢伸 氏

     再任 西川孝夫 主査  兼近稔 委員  神地正紀 委員

        久野通也 委員  児玉城司 委員  清水明 委員

        長崎文麿 委員  成瀬佳宏 委員  三浦宣明 委員

     退任 川里健 委員

    高温規格分科会

     再任 佐々木亨 委員

    環境疲労評価分科会

     新任 藤澤博美 氏  齊藤善章 氏  秋山敏也 氏

     退任 佐久間孝之 委員  齋藤利之 委員  池田和豊 委員

(5)溶接関連規格調整タスクについて

   タスク廃止に関する書面投票において提出された参考意見への回答が了承された。

(6)公衆審査手続きの合理化について

   公衆審査の期間を短縮すること、および、公衆審査公示をホームページ掲載のみとし学会誌掲載をやめることにより、公衆審査の手続きを合理化することが提案された。次回の規格委員会に提案することを異議なく承認した。

(7)事例規格集の発行について

   事例規格集を図書として発行することにより、事例規格の入手を容易にすることが提案された。幹事会で継続して検討することとした。

(8)専門委員会運営規約の改定について

   前々回の規格委員会での審議を受けて、専門委員会運営規約を改定することが提案された。原子力専門委員会書面投票を実施することを異議なく承認した。

(9)配管破損防護設計規格分科会の今後の活動について

   同分科会は長らく休止状態となっていたが、今年度から活動を再開して規格の改訂版を制定していく予定であることが報告された。

10)規格整備のロードマップについて

   ロードマップの原案を作成したことが報告された。原子力専門委員会書面投票を実施することを異議なく承認した。なお、投票の主旨は各専門委員の原案への意見を伺うことであること、および、投票対象は原案の21ページまでであることを了承した。

11MDEP対応(各国規格基準の比較表作成)について

   MDEP(多国間設計評価プログラム)の一環として、JNESより各国規格基準の比較表作成を依頼される見込みであることが報告された。

12)耐震許容応力検討タスクについて

   タスク設置の準備状況が報告された。

13)今後の機械学会行事について

   年次大会、動力・エネルギー技術シンポジウム、材料力学カンファレンスの開催予定が紹介された。

14)溶接規格改訂案 デルタフェライト量の規定について

   原子力専門委員会書面投票でのコメントに対する回答を異議なく承認した。

   コメント箇所の「ティグ溶接及びプラズマアーク溶接」という文言は「ティグ溶接又はプラズマアーク溶接」とするべきだとの意見があったが、委員の意見は「『及び』のままでよい」というものが多かった(『及び』10名、『又は』7名)ので、現状のままとした。

15)溶接規格の誤記訂正について

   編集上の修正であることを賛成多数で承認した。(賛成16、保留2

16)溶接規格事例規格 コンクリート製原子炉格納容器(CCV)溶接規格について

   規格案について、以下のような質疑応答があった。

  Q1:溶接継手の規定はCCV規格の方で扱うとのことだが、CCV規格は既に改訂されているのか。

  A1:まだである。本事例規格の制定完了はCCV規格が改訂されるまで待つ予定である。

  Q2:発電技検での検討結果をベースにして本事例規格案を作成したとのことだが、発電技検の了解は得られているのか。

  A2:担当者間での了解は得ている。

  Q3:本事例規格案の作成について、CCV分科会は了解済みか。

  A3CCV分科会の了解は得ている。

   原子力専門委員会書面投票を実施することを異議なく承認した。ただし、本事例規格を制定するためには

  ・CCV規格が改訂されること

  ・発電技検からの了解を得ること

  の2点を満たすべきこととした。

17)溶接規格事例規格 PWR原子炉容器等冷却材出入口管台部における溶接後熱処理時の加熱範囲に関する代替規定について

   原子力専門委員会書面投票を実施することを賛成多数で承認した。(賛成17、保留2

18)溶接規格の質問回答案について

   質問QNB200112の回答案を審議したが、採決の結果、賛否が分かれたため承認されなかった。(賛成9、反対3、保留7

   本件は分科会の回答案と反対者の意見との隔たりが大きく、このまま議論を続けても合意に達する見込みが薄いので、分科会が質問者と相談して今後の対応を検討することとした。また、反対者は本件に適用される溶接規格の条項の内容がそもそも不適切であるとの意見なので、反対者が妥当と考える当該条項の改訂案を提出することとした。

19)設計・建設規格の質問回答案について

   質問QNC200526QNC200527QNC200531QNC200141QNC200142に対する回答案を異議なく承認した。なお、QNC200526の回答Bの「なお、直接溶接で取り付けられない…」以下の文章は削除することとした。

   質問QNC200532に対する回答案は、規格の文言と食い違いがあるのではないかとの指摘があったため保留とした。

20)設計・建設規格2009年追補版について

   原子力専門委員会書面投票を実施することを異議なく承認した。ただし項目No.12は質問QNC200532に対応した改訂であり、質問への回答が保留となったため、本項目の改訂は投票対象としないこととした。

21)設計・建設規格2005年版(2007年追補版)の正誤表について

   編集上の修正であることを異議なく承認した。

22)設計・建設規格2008年版案の誤記修正について

   編集上の修正であることを賛成多数で承認した。(賛成17、保留1、反対1

23)設計・建設規格の質問回答案(材料関係)について

   質問QNC200140QNC200516QNC200523に対する回答案を異議なく承認した。質問QNC200511QNC200524QNC200529については、質問者から質問対象となっているASME材の規格情報を提供してもらい、分科会で再度検討することとした。

24)維持規格改訂案 ウェルドオーバーレイ工法について

   原子力専門委員会書面投票を実施することを異議なく承認した。

25)維持規格改訂案 BF-BJカテゴリの体積試験範囲について

   原子力専門委員会書面投票(再投票)を実施することを異議なく承認した。

26)維持規格改訂案 目視試験の規定について

   原子力専門委員会書面投票でのコメントによる修正は編集上の修正であることを異議なく承認した。この修正により反対意見は取り下げられ、本案は可決された。

27)維持規格改訂案 SCCによる亀裂進展評価に用いる荷重の誤記訂正について

   編集上の修正であることを異議なく承認した。

28)維持規格改訂案 フェライト鋼容器と管との接合部における機器区分の解説の見直し

   原子力専門委員会書面投票でのコメントによる修正は編集上の修正であることを異議なく承認した。

29)維持規格改訂案 応力拡大係数算出式の追加

   原子力専門委員会書面投票でのコメントに対する回答を異議なく承認した。

30)金属キャスク構造規格 バスケット用新規材料事例規格について

   キャスクメーカー各社から新材料を事例規格として申請するためのデータが使用済燃料貯蔵施設分科会に提出され、分科会で検討を実施中であることが報告された。事例規格案についてコメントがある場合は、64日までに分科会に連絡することとした。各社より提出される予定の申請書の宛先は分科会主査ではなく規格委員会委員長にするべきであるとのコメントがあった。

   なお、本日配付されたメーカー各社の提出資料はメーカーノウハウを含むため、非公開の参考資料として扱うこととした。

31)高速炉規格2008年版について

   改訂項目No.21114について原子力専門委員会書面投票を実施すること、および、それ以外の改訂項目は編集上の修正であることを賛成多数で承認した。(賛成15、保留1、棄権1

32)再処理設備規格について

   現在の検討状況が報告された。

33)分科会報告

   各分科会および技術評価対応検討タスクの活動状況が報告された。

 

6.次回開催予定

   日時:2008827日(水) 10001700

以 上