第56回 発電用設備規格委員会 原子力専門委員会 議事録
1.日 時:2009年8月26日(水)10:00〜19:30
2.場 所:日本機械学会 第1会議室
3.出席者:(委員23名中、出席者20名;敬称略)
森下(JAEA)、永田(日立GENE)、小山(MHI)、高橋(電中研)、三木(富士電機システムズ)、中村(関電)、鈴木(中電)、植田(原安委)、小木曽(カワサキプラントシステムズ)、吉田(発電技検)、船田(JNES)、齋藤(原技協)、兼近(鹿島建設)、平山(東芝)、三浦(JSW)、鬼沢(JAEA)、鹿島(電中研)、藤澤(保安院)、飯井(福井大)、堂崎(原電)
欠席者:
肥田(中部プラントサービス)、国則(電気協会)、粟飯原(東大)
説明者/オブザーバー:
北条(MHI)、佐藤(MHI)、野村(関電)、太田(原電)、山本(東芝)、佐伯(東芝)、杉江(原技協)、山崎(原技協)、澄川(日立GENE)、加納(日本原燃)、高坂(日本原燃)、増井(東電)、高橋嘉明(東電)、高橋誠(東電)、小林(東電)、三枝(電中研)、阪田(OCL)、下条(神戸製鋼)、白鳥(横国大)
事務局:竹島、高柳
4.配布資料
資料56−1:第55回原子力専門委員会議事録案
資料56−2:投票結果
資料56−3:新規質問及び未回答質問受付
資料56−4:第49回発電用設備規格委員会議事録案
資料56−5:原子力専門委員会委員/分科会委員案
資料56−6−1:「事例規格」の「出版」及び「改訂」の提案
資料56−6−2:委員会資料の取扱い
資料56−6−3:原子力専門委員会運営改善提案
資料56−6−4: 特許に関わる規格のルール化検討について
資料56−6−5:原子力発電所の耐震設計高度化の課題
資料56−6−6:疲労評価タスクフェーズ2活動計画
資料56−6−7:デジタルRT検討タスク設置提案
資料56−6−8:JSME/ASME神戸会議について
資料56−6−9: MDEP対応状況
資料56−6−10:技術ノート投稿方針
資料56−6−11:技術評価対応状況報告
資料56−6−12:学協会規格の規制への活用の現状と今後の取組みについて
資料56−6−13:原子力発電設備規格の講習会について
資料56−6−14:書面投票電子化
資料56−7−1:発電用設備規格委員会NO.107投票回答
資料56−7−2:質疑応答
資料56−7−3:材料規格2008年版正誤表
資料56−8−1:PCVバウンダリ構成部のうち、試験カテゴリC−Hの対象となる系統
資料56−8−2:PD制度の反映、JEAC4207−2008の引用
資料56−8−3:検査章・評価章との体系化及び技術基準との適合性の明確化
資料56−8−4:検査章の改訂
資料56−8−5:き裂の合体基準の表記改訂
資料56−8−6:破壊靭性要求関連規定改訂
資料56−8−7:事例規格「ニッケル合金のPWR一次系水質環境中のSCCき裂進展速度」
資料56−8−8:事例規格「ニッケル合金の欠陥評価法」
資料56−8−9:第1回目の検査間隔の起算日
資料56−8−10:異材金属溶接継手の考え方
資料56−8−11:事例規格「ニッケル合金のPWR一次系水質環境中の疲労き裂進展速度」
資料56−8−12:維持規格2008年版正誤表
資料56−8−13:維持規格2009年追補版(案)に対する意見受付計画
資料56−8−14:維持規格2008年版携帯版出版計画
資料56−9−1:CCV書面投票意見に対する回答(案)
資料56−9−2:CCV書面投票意見に対する変更比較表(案)
資料56−10:金属キャスク構造規格3.5%Ni材事例規格
資料56−11−0:環境疲労評価手法に関する規格審議について
資料56−11−1:環境疲労評価手法日英対比表コメント集約表
資料56−11−2:環境疲労評価規格(改訂案)編集上の修正コメント集約表
資料56−11−3:他文献からの転載について
資料56−11−4:環境疲労評価手法に対する意見受付結果
資料56−11−6:環境疲労評価手法に関する発行の承認
資料56−12−1:質問QNB200705回答案
資料56−12−2:原子力専門委員会書面投票意見回答
資料56−12−3:耐圧試験圧力
資料56−12−4:高速炉溶接規格改訂案
資料56−12−5:コンクリート製原子炉格納容器溶接施工規格
資料56−12−6:溶接規格2010年追補版改訂案
資料56−12−7:溶接規格2009年追補版発行計画
資料56−13−1:設計・建設規格への質問回答案件
資料56−13−2−1:設計・建設規格第T編2009年追補版改訂案(追加提案)規格委員会再書面投票コメント対応案
資料56−13−2−2:設計・建設規格第T編2009年追補版改訂案(追加提案)規格委員会再書面投票コメント及び対応案
資料56−13−3−0:設計・建設規格2010年追補版主要改訂案
資料56−13−3−1:設計・建設規格第T編2010年追補版改訂案
資料56−13−3−2:設計・建設規格2010年追補版規格改訂案件一覧表
資料56−13−4:設計・建設規格(第T編)2008年版正誤表提案
資料56−13−5:設計・建設規格第T編2009年追補版改訂案意見受付結果
資料56−13−6:設計・建設規格第T編2009年追補版修正提案
資料56−13−7:書面投票依頼事例規格NC-CC-002「応力腐食割れ発生の抑制に対する考慮」の改訂案
資料56−14−1:発電用設備規格委員会再処理設備設計規格に対する御意見への回答
資料56−14−2:再処理設備溶接規格案
資料56−15:各分科会報告
5.議事内容
(1)開会
森下委員長が委員会開会を宣言した。
(2)出席者紹介
出席者全員の自己紹介を行った。
(3)議事次第確認
議事次第案の確認を行い、変更の提案はなく、承認された。
(4)前回議事録確認【資料56-1】
前回議事録案については既に事務局から関係各位に送付済であるため、内容紹介は省略したが、承認された。
(5)投票結果報告【資料56-2】
事務局より、原子力専門委員会投票No.160から166、規格委員会投票No.105から112まで投票が実施されたこと、内容等は午後の規格案審議の場で説明がある旨報告された。
(6)新規質問及び未回答質問受付【資料56-3】
事務局より、溶接規格2007年版に関する質問(1件)、設計・建設規格(第T編、2005年版)に関する質問(9件)の受付が報告された。
(7)第49回発電用設備規格委員会議事録確認【資料56-4】
第49回発電用設備規格委員会の議事録については、内容等は午後の規格案審議の場で説明があるため、内容紹介は省略した。
(8)原子力専門委員会委員/分科会委員の承認【資料56-5】
事務局より、以下の通り原子力専門委員会委員/分科会委員の新任・再任の委員候補を報告した。
原子力専門委員会:[再任]森下委員長、小山委員、高橋委員、三木委員、国則委員、船田委員[新任]町田氏(テプコシステムズ)、増井氏(東京電力)
設計・建設分科会:[再任]山田委員
溶接分科会:[新任]望月准教授(阪大大学院)、伊藤(東京電力)
材料分科会:[再任]山田委員、松澤委員
使用済燃料貯蔵施設分科会:[再任]道券委員、瀧口委員、白井委員、浦部委員、松田委員、土田委員、[退任]嵩委員
高温規格分科会:[再任]浅山主査、橘委員、芋生委員
維持規格分科会:[再任]水谷委員、[新任]古作氏(保安院)、[退任]村上委員
再処理設備分科会:[新任]奈良林氏(北大大学院)、[退任]山名委員
事務局及びオブザーバー退室後、審議した結果、委員全員の挙手による賛成で委員就任が承認された。
(9)原子力専門委員会運営に関する審議
[審議事項]
(9−1)事例規格の出版と改訂提案【資料56-6-1】
齋藤委員より事例規格の出版と改訂提案について説明が行われた。内容等について議論した結果、原子力専門委員会書面投票を実施することが出席委員全員の賛成で承認された。主な議論は以下の通り。
・事例規格の本体の最新版への適用は一律自動的に行われるものではなく、適用規格毎に個別に審議されるものである。提案書ではこの様な趣旨が読みにくい。→「1.(4)」を削除。「4.」も修正。
(9−2)委員会資料の取扱い【資料56-6-2】
齋藤委員より委員会資料の取扱い(内規案の提案)について説明が行われた。内容等について議論した結果、原子力専門委員会書面投票を実施することが出席委員全員の賛成で承認された。主な議論は以下の通り。
・資料の取扱いについて配布資料は発電用設備規格委員会の規格作成活動に限って使用できるものとしているが、規格作成活動以外は不可なのか?報道・マスコミ関係者が取材するケースもあるのではないか?→書面投票にて議論。
(9−3)原子力専門委員会運営改善提案【資料56-6-3】
森下委員長より原子力専門委員会運営改善提案について説明が行われた。内容等について議論した結果、再度運営改善提案を募り、原子力専門委員会幹事会にて検討後、次回原子力専門委員会にて提案することになった。主な議論は以下の通り。
・会議が夜遅くまでかかると、集中力も落ちてくる。審議量をもっと減らす必要があるのではないか。それ以前に分科会でもっと議論し、完成度の高い規格案を提案すべきではないか。
・まずは試験的に回数を1回、増やしてみてはどうか。
・原子力専門委員会開催頻度が増えた場合、審議量の減少は見込めず、むしろより多くの規格案を審議して頂く方向に行くと思われる。分科会開催頻度も当然増え、作業負荷は増大する。
(9−4)特許に関わる規格のルール化検討【資料56-6-4】
小山委員より特許に関わる規格のルール化検討について説明が行われた。内容等について議論した結果、本件、各分科会にて議論し、10月末までに見解をまとめて事務局に見解書を送付し、原子力専門委員会幹事会にて検討後、次回原子力専門委員会にて提案することになった。
[報告事項]
(9−5)耐震許容応力検討タスク【資料56-6-5】
森下委員長より耐震許容応力検討タスクの活動状況について報告が行われた。日本機械学会D&D2009ワークショップには平山委員、プラハで開催されたPVPには町田委員から報告が行われたとのことであった。主な議論は以下の通り。
・現在技術評価でJEAG4601改訂版を取り上げているが、許容応力規定(ASME方式、JEAG方式)を比較検討する予定である。本タスクでは許容応力規定について何か見直し案等、提案する予定であるのか?→現状ではまだその様な段階には至っていない。
(9−6)疲労評価タスクフェーズ2活動計画【資料56-6-6】
高橋委員より疲労評価タスクフェーズ2活動計画について報告が行われた。9月にはチーム毎の会合が開催される予定であること、SMiRTに見られる様に欧州でも環境疲労の議論がなされていること、NRCの疲労評価規定は厳しい方向であること等、説明が行われた。
(9−7)デジタルRT検討タスク設置提案【資料56-6-7】
永田副委員長よりデジタルRT検討タスク設置提案について報告が行われた。設置提案の書面投票は可決され、現在タスク参加メンバーを募っている状況であること、年度内には方向性を出す予定であること等の説明が行われた。
(9−8)JSME/ASME神戸会議【資料56-6-8】
森下委員長よりJSME/ASME神戸会議について報告が行われた。開催日程が2009年10月13日〜10月16日であり、13日は原子力専門委員会関係者とASME側との打合せ、14日は共同のワークショップが予定されており、奮って御参加頂きたいとの依頼がなされた。
(9−9)MDEP対応状況【資料56-6-9】
永田副委員長よりMDEP対応状況について報告が行われた。クラス1容器等の比較表作成は完了してクラス1配管の比較作業が予定されていること、これまでは規格間の比較作業が中心であったが、今後は規格間の整合化に関する議論が始まっており、原子力専門委員会においても適切な時期にこれらの議論への対応の考え方を検討する必要があると考えている旨、説明があった。
(9−10)技術ノート【資料56-6-10】
小山委員より技術ノートの巻頭言案について報告が行われた。規格作成に関連した文献は重要であるため、技術ノートとは別に、今後は各分科会単位で規格作成に関連した文献を調査し、文献集の形でまとめることになった。
(9−11)技術評価対応状況【資料56-6-11】
齋藤委員より技術評価対応状況について報告が行われた。材料規格2008年版については6月9日と7月22日に保安院/JNESと打合せが行われたこと、材料規格2008年版の技術評価は遅れ気味であること等が説明された。
(9−12)学協会規格の規制への活用の現状と今後の取組【資料56-6-12】
藤澤委員より技術評価に関連して、学協会規格の規制への活用の現状と今後の取組について報告が行われた。
(9−13)原子力発電設備規格の講習会【資料56-6-13】
森下委員長より原子力発電設備規格の講習会の提案について報告が行われた。本提案は規格委員会・幹事会にて発案され、今後具体化等を検討予定とのことであった。
(9−14)書面投票電子化【資料56-6-14】
事務局より委員専用ホームページの高度化対応として、書面投票電子化の状況について報告が行われた。システムチェック等終了し、8月24日から9月14日までの間で電子デモ投票実施が依頼された。またデモサイト確認結果による要望事項案が説明され、NO.35とNO.37の要望事項と具体的内容に対するコメントを投票時に併せて回答することも依頼された。
[その他]
森下委員長より、原子力専門委員会委員長の任期は2期4年までであり本年11月に任期満了となるため委員長選挙を実施すること、後日そのための委員長候補者推薦依頼を御願いする予定であることが説明された。
(10)発電規格に関する報告/審議
(10−1)材料規格案に関する審議【資料56-7-1〜3】
材料分科会の高橋委員より、材料規格事例規格案等に関する説明が行われた。内容は以下の通り。
@材料規格2008年版JIS年版読替事例規格案に対する意見対応【資料56-7-1】
規格委員会書面投票(可決)意見対応案について説明が行われ、出席委員全員の賛成で対応案が承認された。
AQNC200554,55,57回答案【資料56-7-2】
QNC200554,55,57回答案について説明が行われ、出席委員全員の賛成で回答案が承認された。なおQNC200554の質問の文章において「年度版」と記載されているが、「年版」に修正することにした。
B材料規格2008年版正誤表【資料56-7-3】
材料規格2008年版正誤表について説明が行われ、出席委員全員の賛成で対応案が承認された。
(10−2)維持規格案に関する審議【資料56-8-1〜14】
維持規格分科会の野村副主査、北条主査(評価作業会)、太田主査(検査作業会)、山本主査(補修作業会)より、維持規格案に関する説明が行われた。内容は以下の通り。
@PCVバウンダリ試験カテゴリC−H対象系統【資料56-8-1】
太田主査(検査作業会)より原子力専門委員会二次投票(可決)意見対応案について説明が行われ、承認された。
APD制度の反映等【資料56-8-2】
太田主査(検査作業会)より原子力専門委員会二次投票(可決)意見対応案について説明が行われ、承認された。
B検査章・評価章との体系化及び技術基準との適合性の明確化【資料56-8-3】
山本主査(補修作業会)より原子力専門委員会書面投票(反対)意見対応案について説明が行われた。意見対応案は反対意見者の了承を得ることができず、今後の進め方について議論した結果、以下の2案が提案された。
A案:反対意見者、維持規格分科会関係者、第三者(原子力専門委員会委員)が協議を行い、意見の歩み寄りに努める。結果についてレポートにまとめ、次回原子力専門委員会にて報告し、二次投票を実施することとなった場合には、投票の判断材料とする。
B案:本日二次投票を実施するか否かの判断を行う。
採決した結果、A案16名、B案4名でA案が採用された。主な議論は以下の通り。
・反対意見の中で例えば補修、取替時の構造についてISIを含めて必要な非破壊検査が実施可能な構造とする旨追加する案については、ASMEでも議論が開始されており、大変重要なアイテムであるが検討には時間がかかる。今後検討するとして、今回の規格案からは外すことはできないか?→これまで熱心に資料検討、作成が行われており、今後3ケ月程度で意見の歩み寄りの可能性はあるのではないか。
・補修、取替時の構造についてISIを含めて必要な非破壊検査が実施可能な構造とする提案について、実際には対応できない構造もある。機器健全性が何らかの形で担保できれば、必ずしもこの様な規定をする必要はないのではないか。
C検査章の改訂【資料56-8-4】
太田主査(検査作業会)より検査章の改訂について説明が行われ、原子力専門委員会書面投票を行うことが出席委員全員の賛成で承認された。
Dき裂の合体基準の表記改訂【資料56-8-5】
北条主査(評価作業会)よりき裂の合体基準の表記改訂について説明が行われ、原子力専門委員会書面投票を行うことが出席委員全員の賛成で承認された。
E破壊靭性要求関連規定改訂【資料56-8-6】
佐伯主査(容器破壊評価手法検討タスク)より破壊靭性要求関連規定改訂について説明が行われ、原子力専門委員会書面投票を行うことが出席委員多数の賛成(賛成19名;反対1名)で承認された。
F事例規格「ニッケル合金のPWR一次系水質環境中のSCCき裂進展速度」【資料56-8-7】
北条主査(評価作業会)より事例規格「ニッケル合金のPWR一次系水質環境中のSCCき裂進展速度」について説明が行われ、原子力専門委員会書面投票を行うことが出席委員全員の賛成で承認された。
G事例規格「ニッケル合金の欠陥評価法」【資料56-8-8】
北条主査(評価作業会)より規格委員会書面投票(可決)対応案について説明が行われ、出席委員全員の賛成で承認された。
H第1回目の検査間隔の起算日【資料56-8-9】
太田主査(検査作業会)より規格委員会書面投票(可決)対応案について説明が行われ、出席委員全員の賛成で承認された。
I異材金属溶接継手の考え方【資料56-8-10】
太田主査(検査作業会)より規格委員会書面投票(可決)対応案について説明が行われ、出席委員全員の賛成で承認された。
J事例規格「ニッケル合金のPWR一次系水質環境中の疲労き裂進展速度」【資料56-8-11】
北条主査(評価作業会)より公衆審査コメント対応案について説明が行われ、一部修文することを条件に出席委員の賛成多数で承認された。
K維持規格2008年版正誤表【資料56-8-12】
北条主査(評価作業会)より維持規格2008年版正誤表について説明が行われ、出席委員全員の賛成で承認された。
L維持規格2009年追補版(案)に対する意見受付計画【資料56-8-13】
事務局より維持規格2009年追補版(案)に対する意見受付計画が説明され、承認された。
M維持規格2008年版携帯版出版計画【資料56-8-14】
事務局より維持規格2008年版携帯版出版計画が説明され、承認された。
(10−3)コンクリート製格納容器規格改訂案に関する審議【資料56-9-1〜2】
コンクリート製格納容器規格分科会の小林幹事、佐藤委員よりコンクリート製格納容器規格改訂案の原子力専門委員会書面投票(反対)対応案について説明が行われた。議論の結果、原子力専門委員会二次投票の実施が出席委員多数の賛成(賛成19名;反対1名)で承認された。
(10−4)金属キャスク構造規格3.5%Ni材事例規格案に関する審議及び改訂審議内容(中間報告)【資料56-10】
使用済燃料貯蔵施設分科会の三枝主査、下条委員より金属キャスク構造規格3.5%Ni材事例規格案について説明が行われた。議論の結果、原子力専門委員会書面投票を行うことが出席委員全員の賛成で承認された。また原子力専門委員会書面投票に先立ち、材料専門委員会に規格案を御審議頂くことになった。
また、金属キャスク構造規格(2007年度版)の改訂審議内容の中間報告を行い、内容および方向性についてコメントあれば、9月末までに事務局に連絡することとなった。
(10−5)環境疲労評価手法改訂案に関する審議【資料56-11-1〜6】
環境疲労評価分科会の中村主査より、環境疲労評価手法改訂案に関する説明が行われた。
@日英対比表コメント集約表【資料56-11-1】
日英対比表コメント集約表が説明され、出席委員全員の賛成により承認された。
A編集上の修正コメント集約表【資料56-11-2】
編集上の修正コメント集約表が説明され、出席委員全員の賛成により承認された。
B他文献からの転載【資料56-11-3】
規格発行に向けて独立行政法人原子力安全基盤機構から転載の承認を得た旨、報告された。
C公衆審査結果【資料56-11-4】
事務局より2009年7月10日から8月10日まで公衆審査が実施され、特に意見は無かった旨、報告された。
D発行計画【資料56-11-6】
事務局より発行計画に関する説明が行われ、出席委員全員の賛成により承認された。
(10−6)溶接規格案に関する審議【資料56-12-1〜7】
溶接分科会の杉江幹事より、質問回答案、溶接規格改訂案等に関する説明が行われた。内容は以下の通り。
@質問QNB200705回答案【資料56-12-1】
質問QNB200705回答案が説明され、出席委員全員の賛成で承認された。
A原子力専門委員会書面投票対応【資料56-12-2】
原子力専門委員会書面投票対応案が説明され、出席委員全員の賛成で承認された。
B耐圧試験圧力改訂案【資料56-12-3】
耐圧試験圧力改訂案が説明され、出席委員全員の賛成で原子力専門委員会書面投票の実施が承認された。耐圧試験圧力改訂に関連し、溶接規格2008年追補版の耐圧試験規定も改訂する必要があるが、対応等は別途検討することになった。
C高速炉溶接規格改訂案【資料56-12-4】
高速炉溶接規格改訂案が説明され、出席委員全員の賛成で承認された。また上記Bに関連し、高速炉溶接規格案でも耐圧試験圧力規定の改訂に関する原子力専門委員会書面投票を実施することが出席委員全員の賛成で承認された。主な議論は以下の通り。
・
本規定でステンレス鋼溶接部のデルタ・フェライトの制限規定を検討する必要があるのではないか。溶接規格2008追補版では規定されている。→ASME Sec.V NH-2433に規定があるが、検討が必要な課題が多いため、今後の改訂で反映を検討することにしたい。
・
溶接施工法認証に関し、本規格と軽水炉規格(JSME S NB1-2007)により認証された溶接施工法の同等性、Clarificationはどの様に考えるのか?→今後検討予定である。
Dコンクリート製原子炉格納容器溶接施工規格案【資料56-12-5】
本規格案において、原子力専門委員会二次投票反対票対応(溶接継手設計等)は「コンクリート製原子炉格納容器規格案」(以下「CCV規格案」)の審議で別途議論されており、それを除けば全て対応は了承されている。今後の進め方について議論した結果、以下の二案が提案された。
A案:CCV規格案で審議中の案件は本規格案から取り除き、CCV規格案の審議とは切り離して、規格委員会に対して書面投票実施を提案する。
B案:CCV規格案の審議状況に合わせ、規格委員会に対して書面投票実施を提案する。
採決した結果、A案3名、B案17名でB案が採用された。
E溶接規格2010年追補版改訂案【資料56-12-6】
溶接規格2010年追補版改訂案が説明され、出席委員全員の賛成で原子力専門委員会書面投票の実施が承認された。
F2009年追補版発行計画
事務局より発行計画に関する説明が行われ、承認された。
(10−7)設計・建設規格改訂案に関する審議【資料56-13-1〜6】
設計・建設分科会の永田主査より、設計・建設規格改訂案に関する説明が行われた。内容は以下の通り。
@質問回答【資料56-13-1】
QNC200550,QNC200552に関する質問回答案が説明され、出席委員全員の賛成で回答案が承認された。
A2009年追補版改訂案(追加提案)規格委員会再書面投票コメント対応案【資料56-13-2】
2009年追補版改訂案(追加提案)のうち、NO.2の修正改訂案に対する再投票(可決)時に得られたコメント(参考意見)に対する対応案が説明され、出席委員全員の賛成で承認された。
B2010年追補版改訂案【資料56-13-3】
2010年追補版改訂案が説明され、出席委員全員の賛成で原子力専門委員会書面投票の実施が承認された。
C2008年版正誤表提案【資料56-13-4】
2008年版正誤表提案が説明され、出席委員全員の賛成で承認された。
D2009年追補版改訂案意見受付結果【資料56-13-5】
事務局より2009年追補版改訂案意見受付結果が説明され、出席委員全員の賛成により承認された。
E2009年追補版修正提案【資料56-13-6】
2009年追補版改訂案は公衆審査も終了し、発行準備中であるが、準用規格の年版の見直しを編集上の修正として実施する案が説明され、出席委員多数の賛成(賛成18名;保留2名)で承認された。
F事例規格「応力腐食割れ発生の抑制に対する考慮」改訂案【資料56-13-7】
齋藤委員より事例規格「応力腐食割れ発生の抑制に対する考慮」改訂案が説明され、出席委員全員の賛成で原子力専門委員会書面投票の実施が承認された。
(10−8)再処理設備規格案に関する審議【資料56-14-1〜2】
再処理設備分科会の澄川主査より再処理設備規格案に関する説明が行われた。内容は以下の通り。
@設計規格に対する規格委員会書面投票意見対応【資料56-14-1】
規格委員会書面投票(可決)意見対応案が説明され、出席委員多数の賛成(賛成19名;保留1名)で承認された。
A溶接規格【資料56-14-2】
溶接規格案が説明され、各委員から書面による意見を求めることになった。(期限:10月10日)
6.その他
次回第57回原子力専門委員会は11月24日(火)に開催されることになった。
以上