第21回 発電用設備規格委員会 議事録

1.日 時:2002年6月12日(水)10時00分〜18時30分
2.場 所:日本機械学会 第1会議室
3.出席者:(委員26名中 出席者16名,代理者7名,欠席者5名)
      班目(東大),宮野(東芝),成合(筑波大),新田(電中研),
      水町(NUPEC),鈴木(日本製鋼所),森國(相馬共火),
      梶ヶ谷(IHI)[午後],早瀬(住友金属),中村(関電), 
      五明(火原協),藤浦(発電技検),山崎(中電),堀江(日電協),
      西口(神奈川工大),渡部(筑波大)
  代理者:設楽(東電)[午前:唐澤代理],稲垣(東電)[午後:唐澤代理],
      樋口(原電)[午前:朝田代理(電中研)],
      吉田(IHI)[午前:梶ヶ谷代理],永田(日立)[吉本代理],
      伊津井(川崎重工)[山本代理],鵜澤(東電)[相澤代理],
  欠席者:瀬戸口(長崎大),中島(三菱重工),本部(経済産業省),
      三ヶ尻(東京海上リスクコンサルティング), 伊藤(日本動力協会),
  オブザーバ:鹿島(電中研),野村(関電),坂井(日本原電),橘川(東芝),
      小山(三菱重工),清田(原電),横田(三菱重工), 上田(IHI),
      村山(日立),高橋(東電),丸岡(三菱重工),羽田(原研) 
  事務局:佐藤,和田
4.配付資料
  21−1  .第20回発電用設備規格委員会議事録(案)
  21−2  .発電用設備規格委員会 委員(案)
  21−3−1.火力専門委員会 委員(案)
  21−3−2.原子力専門委員会 委員(案)
  21−4−1.発電用設備規格委員会投票(No.19)の結果の通知について
  21−4−2.発電用設備規格の審議要領(案)<書面投票の保留意見・参考
         意見とその意見対応(運営検討タスク案)>
  21−4−3.発電用設備規格の審議要領(案)
         <規格委員会書面投票案と書面投票意見反映案>
  21−5−1.発電用設備規格委員会 運営規約 見直し(案)
  21−5−2.発電用設備規格委員会 運営規約 REV.9.1
  21−6  .発電用設備規格委員会 書類の保管期間(案)について
  21−7  .日本電気技術規格委員会対応報告
  21−8−1.専門委員会 運営規約 REV.8.2(案)
  21−8−2.専門委員会運営規約 相違点一覧
  21−9  .火力専門委員会報告
  21−10  .原子力専門委員会報告
  21−11−1.維持規格(2002年改訂版)出版スケジュール(実績・予定)
  21−11−2.維持規格(2002年改訂版)承認の件
  21−11−3.維持規格(2002年改訂版)に対する意見受付結果
  21−11−4.維持規格(2002年改訂版)に関する著作権交渉結果
  21−11−5.維持規格(2002年改訂版)の販売計画(案)
  21−11−6.維持規格(2002年改訂版)の出版広告(案)
  21−11−7.維持規格(2002年改訂版)の講習会開催案内(案)
  21−11−8.維持規格(2002年改訂版)に対する意見への回答(案)
  21−12−1.配管破損防護設計規格(案)について
  21−12−2.配管破損防護設計規格(案)(本文及び添付,解説)
  21−13−1.設計・建設規格における誤字,脱字の扱いについて
  21−13−2.設計・建設規格 誤記対応費用(概算)
  21−14−1.火力設備規格講習会(案)
  21−14−2.火力設備規格(2002年追補版)の講習会開催案内(案)
  21−15  .規格番号(制定年)統一に関する検討(案)
  21−16  .議事録の公開(ホームページへの掲載)に関する提案
  21−17−1.核融合専門委員会 設置趣意書
  21−17−2.核融合専門委員会 活動方針(案)
  21−18  .韓国電気協会代表団との会議
  21−19  .ASME規格委員会状況報告
  21−20  .JSME Committee on Power Generation Facility Codes(案)
5.議事
(1)開会
 午前10時00分,委員長が委員会開会を宣言した。

(2)出席者紹介
 出席者が自己紹介を行った。

(3)事務連絡
 特になし。

(4)議事次第確認
 委員長が,説明者の都合で「議題9.2」を午後1番に行い,また「議題8.1(1)
と9.5と9.6」は同時に審議したい旨を伝え、これが委員に了解された。

(5)前回議事録確認                      (資料21-1)
 前回議事録については既に各委員に送付済みであるため,今後は委員会にて,各委員
に議事録の内容について意見,気付き事項の確認を行うことで議事録の承認を行うこと
を委員長が提案し,委員はこれを了解した。
 委員長が,第20回規格委員会の議事録の内容について意見,気付き事項の確認を行
った結果,意見は特になく,議事録は承認された。

(6)規格委員会委員の承認                   (資料21-2)
 委員長が,早瀬委員と中村委員が任期満了を迎えられることを伝え、本人から再任の
意向が出されていることを報告した。本人を除く委員で,採決を行った結果,出席者全
員の賛成で,早瀬委員と中村委員の再任が承認された。

(7)専門委員会委員の承認              (資料21-3-1,21-3-2)
 委員長が,第20回火力専門委員会にて南委員の再任が承認されていることを報告し
た。採決を行った結果,出席者全員の賛成で,南委員の再任が承認された。
 また,第22回原子力専門委員会にて永田委員の退任に伴い,白木智美氏((株)日
立製作所)の委員就任が承認されていることを伝えた。
 採決を行った結果,出席者全員の賛成で、白木氏の委員就任が承認された。

(8)規格委員会活動状況報告
(8−1)運営検討タスク及び事務局報告           (資料21-4-1〜3)
(8−1−1)発電用設備規格の審議要領(案)に関する書面投票結果の報告
 標記書面投票の結果,発電用設備規格の審議要領(案)が承認されたことを事務局が
報告し,保留意見と参考意見を紹介した。また,樋口運営検討タスク主査が,タスクで
検討した保留意見,参考意見の対応案を説明し,これらを反映した修正案を提出した。
 審議の結果,以下の通り修正した審議要領(案)について,再投票は行わずに挙手に
より採決を行うことが提案され,採決の結果,本審議要領(案)は承認された。
                         (委員19名中 賛成18名)
<修正点>
 ・4.1(1)項で「ただし,規格の審議提案は,(a)〜(c)以外の者も提案できる」とい
  う記載を追加する。

(9−5)規格委員会 運営規約改正に関する審議       (資料21-5-1〜2)
 運営検討タスクの樋口主査が、運営検討タスクで検討した規格委員会運営規約の改正
案を提案した。規格の迅速発行を図るため,規格委員会の書面投票と同時に公衆審査を
開始できるよう第8条3.項を改正したいことを伝えた。
 審議の結果,下記の修正をすることで本件を書面投票に諮ることが提案され,挙手に
よる採決を行った結果,出席者全員の賛成で承認された。
<修正点>
 ・「・・委員会の投票と同時に・・」を「・・委員会で承認するための書面投票手続
  きと同時に・・」に修正する。

(9−6)書類の保管期間(案)に関する審議           (資料21-6)
 運営検討タスクの樋口主査が、運営検討タスクで検討した書類の保管期間(案)を提
案した。また,本案を発電用設備規格の審議要領中に規定したいこともあわせて伝えた。
 審議の結果,書類の保管期間(案)に下記の修正をすることと,再投票を行わずに審
議要領に規定することが提案され,挙手により採決を行った結果,承認された。 
                         (委員19名中 賛成18名)
<修正点>
 ・1.(9)@項を「議事録に不可分なもの」に修正する。

(8−1−2)日本電気技術規格委員会対応に関する報告      (資料21-7)
 日本電気技術規格委員会内に「JSME火力設備規格の審議のあり方」を検討する組
織として,火力規格特別懇談会が設置されたことを宮野副委員長が報告した。
 また,委員長の選任を受け,委員として宮野副委員長が,オブザーバとして浜田火力
専門委員会幹事が本懇談会に出席していることを報告した。
 また,本懇談会は既に2回開催されたことを伝え,懇談会の報告ならびに資料の説明
を行った。
 また,第3回火力規格特別懇談会は,6/17に予定されていることも伝えた。

(8−3)原子力専門委員会報告                (資料21-10)
 渡部委員(原子力専門委員会委員長)が,以下の通り原子力専門委員会の活動状況報
告をした。
 (1)専門委員会運営規約改定案が承認されたこと。
 (2)配管破損防護設計規格(案)が承認されたこと。
 (3)コンクリート製格納容器規格分科会の設置が承認されたこと。
 (4)コンクリートキャスク構造規格原案の概要・構成・内容等について次回原子力
    専門委員会で審議予定であること。
 (5)金属キャスク構造規格講習会が7/9に開催されること。
 また,使用済燃料貯蔵施設分科会の丸岡幹事がコンクリートキャスク構造規格案の概
要等を説明した。原子力学会の類似規格との関係について質問があり,両者の棲み分け
はきちんとできているとのことであった。

(9−2)配管破損防護設計規格(案)に関する審議          (資料21-12-1〜2)
 配管破損防護設計規格分科会の野村副主査他が、標記規格案の概要を説明した。
 審議の結果,漏洩量の単位をSI単位で表記することとなり,また「D-1600防護対
策の実施」の規定における「事故の規模を上回らないように」という記述に対して,解
説に適切な補足説明を追加することとなった。修正内容を記した資料を同封の上,本規
格案(本文及び添付,解説)を書面投票に諮ることについて挙手による採決を行った結
果,出席者全員の賛成で承認された。なお,規格案の解説についても書面投票の対象に
含めるかどうかについて議論がなされ,挙手による採決を行った結果,出席者全員の賛
成で,規格案の解説についても書面投票の対象とすることとなった。
 また,規格の単位の表記方法をルール化するべきではないかとの意見が出され,運営
検討タスクで検討することとなった。

(8−1−3)専門委員会運営規約改正に関する書面投票結果報告ならびに承認
                                                            (資料21-8-1〜2)
 事務局が,火力専門委員会と原子力専門委員会にて検討した専門委員会運営規約改正
案の説明を行った。改正の趣旨は,「委員の任期は1期2年で4回まで再任が可能なよ
うに変更すること」と「分科会及び作業会の役員/委員の選任方法と任期を明確にする
こと」であることを説明した。また,火力専門委員会と原子力専門委員会で,本件に関
する書面投票は既に完了しており,両専門委員会で可決されたことも伝えられた。
 審議の結果,下記について両専門委員会で再検討し,次回の規格委員会で再審議する
こととなり,この専門委員会運営規約は規格委員会で承認されなかった。
 また,渡部委員(原子力専門委員会委員長)より,書面投票時に出された意見の反映
についても検討するとの説明があり,了解された。
<検討事項>
 ・6条1(3),(4)項の「選任」という記述を「選出」に変更することについて。

(8−2)火力専門委員会報告                 (資料21-9)
 西口委員(火力専門委員会委員長)が,以下の通り火力専門委員会の活動状況報告を
行った。
 (1)専門委員会運営規約改定案が承認されたこと。
 (2)火力設備規格の講習会講師を学会外へ依頼したいとの意見があり,調整を
    したが,不調であったこと。
 (3)前回の規格委員会で一任された,火力設備規格(2002年追補版)の公衆審
    査の意見の対応を添付資料の通り実施したこと。(文章表現上の訂正)
 
(9−1)維持規格(2002年改訂版)に関する審議      
(9−1−1)維持規格(2002年改訂版)(案)の標準事業部審査結果,公衆審査
       結果,著作権交渉結果の報告                  (資料21-11-1〜4)
 事務局が,維持規格(2002年改訂版)(案)の出版スケジュール(実績・予定),
標準事業部審査結果,公衆審査結果,著作権交渉結果を報告した。標準事業部で本改訂
版の発行が承認され,公衆審査で意見の提出があったことを伝えた。また,著作権交渉
の結果,(社)火力原子力発電技術協会,(株)エネルギーフォーラム,(社)日本電
気協会からは著作権料なしで転載が承諾され,ASMEからは,著作権料を支払うこと
で転載が承諾されたことを伝えた。
 また,転載承諾にあたって,規格の範囲が重複する又は重複する可能性のある原子力
施設に関する民間規格の所掌について機械学会の考え方を提示して欲しい旨,(社)日
本電気協会より依頼文書が届いていることを伝えた。本件について,運営検討タスクで
回答案を作成し,次回規格委員会に提案することとなった。
 
(9−1−2)維持規格(2002年改訂版)の販売計画に関する審議
                                                          (資料21-11-5〜7)
 事務局が、維持規格(2002年改訂版)の販売計画書(案),購入申込書(案),講
習会広告(案)を説明をした。販売価格については,「日本機械学会基準価格決定方針
(案)」を基に算出していることを伝えた。
 審議の結果,販売計画書(案),購入申込書(案),講習会開催案内(案)が了解さ
れた。
 販売価格に関する意見が宮野副委員長より出され,売れ行きの良い規格は採算部数の
見直しをする等,より安価で販売できるよう標準事業部での検討を依頼したいことが伝
えられた。
 また委員長より,規格の販売状況,本委員会の財政状況について委員会で把握したい
旨が伝えられ,運営検討タスクに資料の作成を依頼した。

(9−1−3)維持規格(2002年改訂版)(案)公衆意見対応に関する審議
                                                              (資料21-11-7)
 維持規格分科会の鹿島主査及び検査作業会の坂井主査が,維持規格(2002年改訂版)
(案)に対する公衆意見への回答案を説明した。
 樋口代理より,運営規約では規格委員会が一般公衆の意見を聴取し,その対応を行う
よう明記されているものの,本回答案は多くの技術的内容が含まれているため,原子力
専門委員会に技術的検討を依頼してはどうかとの意見が出された。
 審議の結果,本案の技術的検討を原子力専門委員会に依頼し,その結果を次回規格委
員会で審議することについて,挙手による採決を行った結果,出席者全員の賛成で了承
された。


(9−3)設計・建設規格における誤字,脱字の取り扱いに関する審議
                                                          (資料21-13-1〜2)
 設計・建設分科会編集作業会の高橋幹事が,設計・建設規格の誤字,脱字に関する正
誤表の説明を行った。また,本件に関する対応(案)の説明があり,本正誤表を規格購
入者へ郵送したいこと,今後販売される規格には本正誤表を添付したいことが伝えられ
た。
 審議の結果,資料21-13-1に記載された誤字,脱字については,文章表現上の修正と
して扱い,本正誤表を規格購入者へ郵送すること,今後販売される規格には本正誤表を
添付することについて,挙手による採決を行った結果,出席者全員の賛成で承認された。

(9−4)火力設備規格 講習会に関する審議                (資料21-14-1〜2)
 事務局が,第20回火力専門委員会で承認された講習会(案),講習会広告(案)を
説明した。
 挙手による採決を行った結果,出席者全員の賛成で承認された。

(9−7)規格番号(規格制定年)統一に関する審議               (資料21-15)
 運営検討タスクの樋口主査が、規格制定年の統一(案)を運営検討タスクでの検討内
容を説明し,規格委員会の審議完了日(公衆審査完了を含む)を規格制定日とすること
を提案した。
 上記の運営検討タスクの提案について,挙手による採決を行った結果,承認された。
                         (委員18名中 賛成17名)

(9−8)議事録(案)のホームページ公開に関する審議           (資料21-16)
 運営検討タスクの樋口主査が、議事録(案)のホームページ公開に関して運営検討タ
スクでの検討内容を説明し,配管破損防護設計規格分科会の提案に沿って,当該委員会
承認後の議事録のみをホームページへ掲載することを提案したいことを伝えた。
 上記の運営検討タスクの提案について,挙手による採決を行った結果,承認された。
                         (委員18名中 賛成17名)

(9−9)ITER構造技術の基準化に向けた体制・方針に関する審議
                                                           (資料21-17-1〜2)
 樋口代理が、ITER規格策定準備会で検討した核融合専門委員会の設置趣意書及び
活動方針(案)を説明し,同専門委員会の設置を提案した。
 審議の結果,核融合専門委員会の設置に関して書面投票に諮ることが提案され,挙手
による採決を行った結果,了承された。       (委員18名中 賛成17名)
 また,核融合専門委員会設置が承認され次第,ホームページで委員の公募を行うこと,
が提案され,挙手による採決を行った結果,出席者全員の賛成で承認された。

(10)関連機関状況報告
(10−1)標準事業委員会報告                   (資料21-18)
 鹿島氏が,韓国電気協会代表団と標準化に関して情報交換を行ったことを報告した。
 委員長より,標準事業部から委員の参加要請があったことが伝えられ,西口委員(火
力専門委員会委員長),渡部委員(原子力専門委員会委員長)に依頼したことを伝えら
れた。

(10−2)日本電気技術規格委員会報告
 特になし。

(10−3)日本電気協会原子力規格委員会報告
 特になし。

(10−4)日本原子力学会報告
 成合委員が,日本原子力学会にて停止時PSA標準を発行したことを報告し,本標準
は機械学会に贈呈されることを伝えた。また,原子力安全・保安部会が検査制度の見直
しの方向性に関するパブリックコメントを募集した際、原子力学会標準委員会から意見
の提出を行ったことを報告した。

(10−5)発電設備技術検査協会報告
 特になし。

(10−6)原子力安全・保安院報告
 特になし。

(10−7)ASME規格委員会報告                           (資料21-19)
 五明委員が2002年4月に開催されたASME規格委員会の状況報告を行った。

(11)その他
(11−1)規格委員会ホームページ(英語版)について            (資料21-20)
 先に行われた韓国電気協会代表団との情報交換をうけて,規格委員会の組織や規格名
称等を英語でJSMEホームページに掲載することが提案され,審議の結果,了承され
た。

(12)次回開催予定確認
    第22回規格委員会
    日時:2002年9月18日(水)
       10:00〜17:00
    場所:日本機械学会 第1会議室