第41回 発電用設備規格委員会 議事録
1.日 時:2007年6月13日(水)10時00分〜18時30分
2.場 所:日本機械学会 第1会議室
3.出席者: 湯原(東大),小山田(JAEA),宮野(東芝PS),鈴木(JAEA),
佐野(東電),肥田(中電),青木(原電),千種(関電),西脇(東大),浅井(JEA),
吉田(発電技検),関(火原協),百々(原技協),高橋(電中研),佐川(日立),岡田(MHI),
楠橋(日本製鋼所),宮口(IHI),山田(保安院),吉村(JNES),野本(東大),森下(JAEA),中曽根(東理大)
代理者:三好[島川(カワサキプラントシステムズ)] , 三浦[楠橋(日本製鋼所)] , 田口(東芝) [前川(東芝)],
AM〜〜小山(MHI)[岡田(MHI)],PM〜西川 (中電)[ 肥田(中電)],PM15〜波木井[佐野(東電)],
PM〜中平(JAEA)[中曽根(東理大)] , 三浦[楠橋(日本製鋼所)],
PM15〜村上(原子力学会)[宮野(東芝PS)],PM〜中島[浅井(JEA)],
欠席者:唐澤(東電),伊勢田(住友金属),川端(HSBジャパン)
講師:小林(横浜国大)
オブザーバ:浜田(東電),中平(JAEA),山本(三菱重工),中谷(OCJL),清水(日立),山本(三菱重工),石沢(東電),波木井(東電),浅田(原子力エンジニアンリング),西川(中電),
堂崎(原電),稲田(電中研),杉江(原技研),小山(三菱重工),高橋(東電),
小野(東電),浅山(原子力機構),羽田野(東芝),丸岡(JNES),宮田(関電),
三枝(電中研),加納(JNFL),大枝(JNFL),新見(原子力機構),永田(日立),
朝田(三菱重工),喜多村(JAEA)
事務局: 鎌原,石井,釜田
4.配付資料
41−1. 第40回発電用設備規格委員会議事録(案)
41−2. 専門委員会委員案(原子力(1),核融合(2))
41−3. 発電用設備規格委員会委員案
41−4-1 日本における新しい圧力容器の規格体系
41−4-2 日本機械学会の戦略
41−4-3 連載 材力夜話 第3回材料力学の規格戦略(ものづくりにおける材料力学の役割)
41-5-1 運営検討タスク報告 (第35回 議事録案抜粋)
41-5-1-1標準・規格センター 発電用設備規格委員会 運営規約(案)
41-5-1-2発電用設備規格委員会 運営規約(案)Rev.8.5
41-5-2 配管減肉対応特別タスク報告
41-5-3 ASME対応・検討タスク報告
41-5-4 技術評価タスク報告
41-5-5 日本機械学会 M&M2007フォーラム「社会貢献フォーラム」への参加のお願い
41-6 発電用設備規格委員会投票結果(NO,65,66,67,68)
41-7-1 公衆審査結果 @発電用火力設備規格 火力配管減肉管理技術規格(2007年版)案
41-7-2 公衆衆審査結果A発電用原子力設備規格 維持規格(2007年追補版)
41-7-3 公衆審査結果B発電用原子力設備規格 溶接規格(2007年版)
41−8
火力専門委員会報告(裏面/添付-1)
41−9
原子力専門委員会報告(添付資料(1):規格の質問への回答)
41-10 核融合専門委員会報告
41-11 規格委員会の運営に関して
41-12-1 発電用設備規格委員会の組織変更について(材料専門委員会設置の提案)
41-12-2 発電用設備規格委員会 優先して取り組むべき運営項目
41-13. JNESの試験研究関連検討会等への学会基準策定委員会からの委員について
41-14. ‘学協会規格策定活動’支援に関する検討状況について
41-15-1.原子力関係の規格・基準などの標準策定計画(第6回原子力安全基盤小委員会資料4−1)
41-15-2.原子力関係の規格・基準などの標準策定計画(案)資料4−2
41-16. ASMEとの連携方策について(提案)
41-17-1.再処理設備規格の整備について (原子力専門委員会)
41-17-2.再処理設備規格の整備について(案)(資料-1)
41-18. 公衆意見受付/「火力設備配管減肉管理技術規格(2007年版)案」ご意見並びに対応案
41-19-1.金属キャスク構造規格改訂に係る規格委員会書面投票意見対応について
41-19-2.意見受付公告(案)使用済燃料貯蔵施設規格 金属キャスク構造規格(2007年版)
41-20-1.材料規格の書面投票結果への対応について
41-20-2.意見受付公告(案)発電用原子力設備規格 材料規格(2007年版)
41-21-1.溶接規格 その他提案
41-21-2.溶接規格(改訂)提案
41-22-1.発電用原子力設備規格 維持規格追補(案)ウェルドオーバーレイ工法(案)RB-2910
41-22-2.検査/評価/補修規格の体系と補修規格に求める内容について(案)
41-22-3.補修体系化についての検討
41-23-1.事例規格「弾塑性有限要素解析を用いたクラス1容器に対する強度評価の代替規定」
について規格委員会書面投票(No.65)コメント回答及び,事例規格 改訂版
41-23-2.管継手,フランジ及び使用材料のJIS年度の読替に関する事例規格の提案
発電用設備規格委員会書面投票コメントへの対応
41-23-3.設計・建設規格(第T編)2005年版正誤表提案
41-23-4.意見受付公告(案)発電用原子力設備規格 設計・建設規格 事例規格
弾塑性有限要素解析を用いたクラス1容器に対する強度評価の代替規定
41-24-1.高速炉規格 材料強度基準改訂案 規格委員会投票コメント回答(案)
41-24-2.書面投票資料変更点 設計建設規格 第U編 第13章 添付13−T
41-25-1
核融合超伝導マグネット構造規格(FM3000)の策定作業中間報告 設計基準の概要
41-25-2
核融合規格 超伝導マグネット構造規格 製作・非破壊試験・試験概要
41-26-7
原子力関連学協会規格類協議会報告
41-26-8 ASME規格関係委員会の活動状況報告
41-27-1 発電用設備規格委員会 英文名称(案)
41-28. 発電用設備規格委員会 スケジュール(案)
5.議事
(1)開会
委員長が委員会開会を宣言した。
(2)出席者紹介
出席者が自己紹介を行った。
(3)議事次第確認
議題の確認を行い,変更の提案はなく承認された。
(4)前回議事録確認 【資料41-1】
第40回規格委員会の議事録の内容について意見,気付き事項の確認を行った結果,意見等はなく,議事録案は承認された。
(5)専門委員会委員の承認 【資料41-2】
事務局及びオブザーバーの退室後,委員の選任について審議した結果,委員候補者全員の委員就任が承認された。
(6)規格委員会委員の承認 【資料41-3】
委員候補者の退出後,委員の再任について審議した結果,委員候補者全員の委員就任が承認
された。また,湯原委員長から,現 唐澤幹事には幹事の任期を長期に亘りお願いしていた
ため,この度,新幹事として青木委員(原電)を新たに推薦され,出席委員全員の賛成により
承認された。
(7)小林先生講演 「日本における新しい圧力容器の規格体系」 【資料41-4】
小林英男先生(横浜国大,材料力学部門所属)より「日本における新しい圧力容器の規格体系」についてご講演を頂いた。
・強制規格(圧力容器関連4法)の一元化
・JIS B 8265 の制定とJISB 8270の再編成
・強制規格の性能規定化と民間規格の制定
・国際規格との整合化
また、原子力安全基盤小委で議論されている学協会の規格基準ロードマップ案について、機械学会として主体的に取り組むべき、例えば、JISの圧力容器体系も機械学会に持ってくることも可能、発電用設備規格委員会と部門の連携を図り機械学会全体として規格基準を推進することを図るべき、等々のコメントを頂いた。
(8)規格委員会活動状況報告
(8−1)タスク及び事務局報告
(8−1−1)タスク報告他
【資料41-5-1,2,3】
・運営検討タスク(宮野委員・タスク主査):運営検討タスクの活動状況が報告された。
@
資料(4)質疑応答の運営に関する審議要領改訂について,「技術的判断を行う場合には規格委員会の承認が必要」等の表現は事実と異なるので,資料の記載表現の見直しを行う。
A
運営規約改正(電子審議,書面投票の「挙手等の電子化並びに電子媒体等による審議」)
について,次回規格委員会で提案予定である。
B日本機械学会基準分類,定義,番号付け及び制定日規程(改訂案)について,上位機関への提言について,承認された。
・
配管減肉対応特別タスク(宮野委員・タスク幹事):配管減肉対応特別タスクの活動状況並びに,「配管減肉関係技術戦略マップ(技術サブタスク戦略マップ)」を報告された。
同日紹介のあった数枚のPPT資料については原子力安全基盤小委員会へ間に合うようにロードマップに入れたい。今回は中間報告とし,今後技術サブタスクで議論していく。
・ ASME対応・検討タスク(森下委員・タスク委員):@ASMEと合同のワークショップ4月26日(名古屋国際会議場)の報告があった。[資料について必要な方はJSME事務局までご連絡いただくこととした。] AMDEP(多国間設計評価プログラム)の報告並びに,材料力学M&M2007フォーラム「社会貢献フォーラム」10月24日〜26日(東京大学生産技術研究所)について参加のお願いがあった。
・
技術評価タスク(小山氏・タスク委員):主査:斉藤格氏(原技協),副主査:堂崎浩二氏(原電)が選任され,タスク目的「日本機械学会発電用設備規格の規制当局による技術評価(エンドース)に際し,発電用設備規格委員会としての規制当局とのコミュニケーション等,技術評価への対応に係るガイドラインを提案する。」と1回目の活動状況が報告された。
(8−1−2)投票結果報告
【資料41-6-1】
事務局より,規格委員会投票「No.65〜68」の結果を報告した。
@可決(原子力:No.65)設計・建設規格 事例規格 弾塑性有限要素解析を用いた
クラス1容器に対する強度評価の代替規定案の承認
A可決(原子力:No.66) 設計・建設規格 事例規格 設計・建設規格2005年版「管の設計」
(管継手、フランジ)のJIS 規格年版の読替規定案他1件の承認
B再審議(原子力:No.67)設計・建設規格第U編追補 材料強度基準の改訂案の承認
C再審議(原子力:No.68) 使用済燃料貯蔵施設規格 金属キャスク構造規格改訂案の承認
(8−1−3)公衆審査結果報告
【資料41-7-1,2,3】
事務局より,公衆審査の意見受付結果を報告した。
@意見有(1件) 発電用火力設備規格 火力配管減肉管理技術規格(2007年版)案
(ひずみ測定法による試験)
A意見有(1件) 発電用原子力設備規格 維持規格(2007年追補版)
B意見有(3件) 発電用原子力設備規格 溶接規格(2007年版)
(8−2)火力専門委員会報告 【資料41-8】
浜田氏(火力専門委員会副委員長):火力専門委員会の活動状況が報告された。
(8−3)原子力専門委員会報告 【資料41-9】
森下委員(原子力専門委員会委員長):原子力専門委員会の活動状況が報告された。
(8−4)核融合専門委員会報告 【資料41-10】
中平氏(核融合専門委員会幹事):核融合専門委員会の活動状況が報告された。
(9)審議事項
(9−1)規格委員会の運営に関して 【資料41-11】
湯原委員長より「幹事会機能の強化とタスクフォースの再編」をはかり,「民間規格化戦略」について,当面の懸案事項10項目を分担して取り込むことについて提案がなされ,承認された。ご意見があればメール含め委員長へ連絡いただくこととした。
・副委員長について,引き続き協議することとし,まずは運営強化を優先する。
・10番の外部機関との連携について現在機械学会の審議項目が多すぎて,三学協会で課題提案するまでにはいたっていないので,今後幹事会の検討項目とする。
(9−2)材料専門委員会設置準備タスク提案について 【資料41-12-1,2】
小山田副委員長より「材料専門委員会」設置について提案があり,今後火力,原子力それぞれの専門委員会において検討することが提案され,承認された。
(9−3)JNESの試験研究関連検討会からの提案について 【資料41-13】
吉村委員より「JNES 試験研究関連検討会」から,「専門技術者等からなる委員」と同等な位置づけとして,民間規格作成の観点から,事業の計画段階からその成果までの一連のプロセスについて,機械学会から委員の推薦をしていただきたいとのご要望があった。そこで,
発電用設備規格学会として,原子力専門委員会へ提案させていただき,反対があれば発言をいただきながら,具体的にどうするのかを次回規格委員会で検討することが承認された。
(9−4)学協会規格策定活動支援に係る検討状況について 【資料41-14】
百々委員より「学協会規格策定活動支援に係る検討状況について」説明があった。
学協会規格策定活動の支援強化について「関連組織の合意形成を図る」ことを目的とした活動について報告があった。
(9−5)三学協会ロードマップの現状報告について 【資料41-15】
宮野委員より「学協会規格・基準などの標準策定計画について」原子力関係学協会規格類協議会でまとめた資料の説明があった。森下原子力専門委員長から,規制との関連が強調されているが,技術開発などの,民間規格としての重要な視点からの記述も必要ではないか,また,3学協会のクレジットで国の委員会に提出するのであれば,時間はかかるかもしれないが各学協会での議論,審議を経るなどの手続きも重要視していただきたい,とコメントがあった。
(9−6)ASMEとの連携方策について
【資料41-16】
森下委員より「ASMEとの連携方策について」JSME―ASME原子力規格・基準ワークショップ(4/26)の開催において,JSME・ASMEは今後も連携・協力関係を深めることが合意されたことが報告された。そこで,ASMEとの連携・協力の具体的方策について提案され,今後幹事会で検討することとした。
(10−1)再処理設備規格の整備について 【資料41-17】
原子力専門委員会(小山氏・副委員長):原子力専門委員会で再処理設備規格を整備していくことが提案された。審議および採決の結果,出席委員全員の賛成で承認された。(22名)
(10−2)火力設備配管減肉管理技術規格の審議について 【資料41-18】
火力サブタスク(浜田氏・タスク幹事):「配管減肉管理技術規格の改訂提案について」肉厚測定の新検査法「ひずみ測定法による試験」のパブリックコメントでの意見に対する回答(案)について審議した結果,出席委員全員の賛成で承認された。(22名)
(10−3)金属キャスク構造規格案に関する審議について 【資料41-19-1,2】
使用済燃料貯蔵施設分科会(中谷氏・分科会委員他)より,「金属キャスクの構造規格の改訂に関わる規格委員会書面投票の意見対応について」説明され,内容が承認された。ただしS値の定義について,今後規格委員会として継続して審議すること。(原子力・火力共通課題)
意見対応による修正が編集上の修正として承認された。(賛成23名)
公衆審査を実施することが承認された。(賛成23名)
(10−4)材料規格案について 【資料41-20-1,2】
材料分科会(村上氏:材料分科会主査):規格委員会書面投票の意見対応案が説明された。しかし,対応案が分科会および原子力専門委員会で十分検討されていなかったため,再度専門委員会にて審議後,規格委員会で再審議とすることとした。
規格委員会書面投票が可決されなかったため,公衆審査実施の提案は撤回された。
(10−5)溶接規格案に関する審議について 【資料41-21-1,2】
溶接分科会(杉江氏・分科会委員):
@パブリックコメントでの意見に対する回答(案)について審議し,挙手による採決の結果,出席委員の3分の2以上の賛成(賛成21名,保留1名)で、承認された。
A「溶接規格」2007年改訂版(案)の誤記訂正の提案について挙手による採決の結果,出席委員全員の賛成で承認された。(22名)
(10−6)維持規格案に関する審議について 【資料41-22-1,2,3】
維持規格分科会 補修作業会(羽田野氏・作業会主査他):
@
維持規格追補(案)「発電用原子力設備規格 維持規格追補(案)ウェルドオーバーレイ
工法(案)」について紹介された。
A「補修体系化についての検討」について紹介された。
(10−7)設計・建設規格案に関する審議について
【資料41-23-1〜4】
設計・建設分科会(永田氏・分科会主査他):
@事例規格(案)「弾塑性有限要素解析を用いたクラス1容器に対する強度評価の代替規定」について規格委員会書面投票(No.65)コメント回答及び,事例規格改訂版を審議し,挙手による採決の結果出席委員全員の賛成で公衆審査にかけることが承認された。(23名)
A「管継手,フランジ及び使用材料のJIS年度版の読替に関する事例規格」規格委員会の
書面投票(No.58)コメント回答及び,事例規格改訂版を審議し,挙手による採決の結果出席
委員全員の賛成で公衆審査にかけることが承認された。(23名)
B 設計・建設規格(第T編)2005年版に対しての正誤表について審議され,挙手による採決の結果,出席委員全員の賛成で編集上の修正として承認された。(23名)
(10−8)高速炉規格 材料強度基準改訂案に関する審議について 【資料41-24-1〜3】
高温規格分科会(浅山氏・分科会主査他):
「高速炉規格 材料強度基準改訂案 規格委員会投票コメント回答(案)」について審議し,挙手による採決の結果出席委員全員の賛成で承認された(23名)。但し,「Sy値の定義」について本質の議論を行うこと。
公衆審査を実施することが出席委員全員の賛成で承認された。(23名)
(10−9)核融合規格に関する審議について
核融合専門委員会(中平代理委員/専門委員会幹事):「超伝導マグネット構造規格(FM-3000)の策定作業中間報告 −設計・建設規格の概要改1−」並びに「核融合規格 超伝導マグネット構造規格 製作・非破壊試験・試験概要」について審議された。設計規程におけるリミットセットの考え方について、原子力安全委員会で受けた答申である、「核融合設備にはリミットセット4に対する配慮は不要」ということと、現在の提案でリミットセット4に対する規程が本文に入っていることとは整合しないため、例えばこれを非強制のAppendix にするなどの配慮が必要との意見があった。
(11)その他
事務局より,発電用設備規格委員会 英文名称(案)の提案を行い,委員全員の承認を得た。
核融合専門委員会ASME対応タスクの英文略称は,規格委員会ASMEタスクと区別するために
末尾に"-F"を付けて"TG-ASME-F"とすることとした。
(12)次回開催予定並びに今後の予定確認について
○第42回発電用設備規格委員会
日時:平成19年9月12日(水)10時〜18時
場所:日本機械学会 第1会議室
*開催日,開催場所の変更について
9月12日(水)(関西大学)を予定していたが,9月19日(水)(機械学会)に変更された。その後の調整で再度,「9月12日(水)(機械学会)」に変更され,メール連絡済。
以上