第48回 発電用設備規格委員会 議事録
1.日 時:2009年3月11日(水)10時00分〜18時00分
2.場 所:日本機械学会 第1会議室
3.出席者: 湯原(東大)、小山(MHI)、青木(原電)、牧野(JEA)、中村(東工大)、宮野(東芝PS)、鈴木(JAEA)、伊勢田(住友金属)、川端(HSB)、神田(保安院)、吉田(発電技検)、百々(原技協)、佐川(日立GENE)、楠橋(日本製鋼所)、宮口(IHI)、重政(JNES)、寺井(東大)、鈴木(中部電力)、島川(カワサキ)、石丸(東電)、永井(東芝)、木村(NIMS)、森下(JAEA)、波木井(東電)、酒井(東大)
代理者:佐藤[中曽根(東理大)]、中村[平岡(関電)]、齋藤〔高橋(電中研)〕、
欠席者:上田(経産省)小山田(JAEA)、西脇(東大)、山口(火原協)、
オブザーバ:浜田(東電)、樋口(IHIテクノ)、野村(関電)、加納(JNFL)、高坂(JNFL),澄川(日立ICC)、永田(日立GENE)、山田(中電)、堂崎(原電)、太田(原電)、萩野(MHI)、三枝(電中研)、北条(MHI)、山本(エネ総研)、杉江(原技協)、中野(MHI)、山本(東芝)
事務局:高柳、稲垣、竹島、釜田
4.配付資料
48−1:第47回発電用設備規格委員会議事録(案)
48−2−1:発電用設備規格委員会員案
48−3−1:専門委員会委員案(原子力)
48−3−2:専門委員会委員案(核融合)
48−3−3:専門委員会委員案(材料)
48−4:幹事会 報告(13回、14回)
48−5:発電用設備規格委員会投票結果
48−6:公衆審査結果
48−7:火力専門委員会報告
48−8:原子力専門委員会報告
48−9:核融合専門委員会報告
48−10:材料専門委員会報告
48−11−1:規格委員会運営規約改訂審議
48−11−2−1:発電用原子力設備規格の策定計画(案)
48−11−2−2:日本機械学会論文集「ノート」への投稿方針(案)
48−11−3:JSME/ASME共催ワークショップの開催について
48−11−4:産学官連携ワークショップ
48−11−5:原子力多国間設計評価(MDEP)について
48−11−6:次世代炉等技術開発 開発計画と規格基準整備について
48−11−7:発電用設備規格委員会ホームページ更新計画について(中間報告)
48−11−8:発電用原子力設備に関する設計・建設・材料に関する規格講習会(案)
48−12−1:発電用火力設備規格基本規定 No.102書面投票意見対応(案)
48−13−1:発電用火力設備規格「基本規定」(案)(2008年版)に対する意見受付計画
48−13−2:発電用火力設備規格「基本規定」(案)(2008年版)に関する省令への適合性の審議の御願い
48−14−1:使用済燃料貯蔵施設規格金属キャスク構造規格(200年版)
48―15−1:再処理設備 設計規格 規格改訂(案)/原子力専門委員会の意見対応
48―15−2:再処理設備 維持規格 策定方針(案)
48−15−3:再処理設備 溶接規格 規格の趣意書(案)
48−16−1:環境疲労評価手法規格 規格委員会書面投票意見集約表
48−16−2:環境疲労評価手法規格 原子力専門委員会意見集約表
48−16−3:環境疲労評価手法規格 編集上の修正項目一覧表
48−16−4:環境疲労評価手法規格 修正済み規格改訂案
48−17−1:溶接規格2009年追補版(案)規格委員会書面投票意見 回答(案)
48−17−2:事例規格「PWR溶接後熱処理時の加熱範囲規定(案)」規格委員会書面投票意見 回答(案)
48−17−3:溶接規格2009年追補版(案)及び事例規格「PWR溶接後熱処理時の加熱範囲規定(案)」公衆審査実施提案
48−17−4:事例規格「コンクリート製原子炉格納容器溶接規格(案)」 書面投票実施提案
48−17−5:高速炉溶接規格(案) 書面投票実施提案
48−18−1:設計・建設規格2009年追補版改訂案(改訂提案)
48−18−2:設計・建設規格2008年版正誤表提案
48−19−1:材料規格 発電用規格委員会投票(No94) 参考意見対応
48−19−2:材料規格2008年度版JIS規格年度の読替え規定(事例規格)の改訂提案
48−19−3:材料規格 JIS年度変更評価検討票(案)(2004→2008)
48−21−1:フェライト鋼容器と管との接合部における機器区分の解説の見直し
48−21−2:評価不要欠陥表EB-2000-1,表EB-2000-3及び解説E-1の改訂
48−21−3:異種金属継手の考え方
48−21−4:ウェルドオーバレイ工法
48−21−5:レーザー外面照射応力改善方法(L-SIP)
48−21−6:検査章・評価章との体系化及び技術基準との適合性の明確化
48−21−7:検査章の改訂提案
48−22:高温規格案 意見受付計画&販売計画
48−23:日本電気技術規格委員会(JESC)報告、日本電気協会原子力規格委員会報告
5.議事内容
(1)開会
小山委員長代理が委員会開会を宣言した。
(2)出席者紹介
出席者全員の自己紹介を行った。
(3)議事次第確認
議題の確認を行い、変更の提案はなく承認された。
(4)前回議事録確認【資料48-1】
第47回規格委員会の議事録の内容について意見、気付き事項の確認を行った結果、意見等はなく、議事録案は承認された。
(5)規格委員会委員及び専門委員会委員の承認【資料48-2、48−3−1、48‐3‐2,48−3−3】
オブザーバー/事務局退出後、規格委員会における伊勢田委員、島川委員、吉田委員の再任、増山委員の新任、原子力専門委員会における粟飯原委員、鬼沢委員の再任、石沢委員の新任、及び核融合専門委員会における橋爪委員の再任が審議された。各位は挙手により審議した結果,出席委員全員の賛成で承認された。
(6)規格委員会活動状況報告
(6−1)幹事会、タスク及び事務局報告
(6−1−1)幹事会報告他【資料48-4】
・ 幹事会(青木幹事):幹事会(第13回、第14回)の活動状況が報告された。
・
MDEPの検討状況が報告された。日、米、仏、韓国での規格比較を実施している。
・
技術ノートへの掲載計画についてその取扱い(誰の名前で投稿するか等)について説明があり、議事48-11-2-2で詳細に審議することとなった。
(6−1−2)投票結果報告【資料48-5】
事務局より、規格委員会投票、火力専門委員会投票、原子力専門委員会投票、材料専門委員会投票の結果を報告した。
投票の具体的な内容については、午後に各分科会から詳細報告することとした。
@規格No.102の投票結果については、投票結果の書き方を後の火力報告で検討することとした。
(6−1−3)公衆審査結果:下記の意見受付結果、意見はなかった。
・
発電用火力設備規格 配管減肉管理技術規格(2009年版)案
・
使用済燃料貯蔵施設規格 金属キャスク構造規格 事例規格集バスケット用使用材料に関する規定
・
発電用原子力設備規格 設計・建設規格(2009年版)〈第二編高速炉規格〉(案)
(6−2)火力専門委員会報告【資料48-7】
木村委員(火力専門委員会委員長):火力専門委員会の活動状況が報告された。
(6−3)原子力専門委員会報告【資料48-8】
森下委員(原子力専門委員会委員長):原子力専門委員会の活動状況が報告された。
(6−4)核融合専門委員会報告【資料48-9】
佐藤(中曽根委員(核融合専門委員会委員長)代理):核融合専門委員会の活動状況が報告された。
(6−5)材料専門委員会報告【資料48-10】
増山委員長選任が確認された。
(7)幹事会提案
@ 規格委員会運営規約等の改訂【資料48-11-1】
小山副委員長より、規格委員会運営規約等の改訂に関する投票意見と対応(案)の報告があった。
この運営規約で進めることが決定された。途中で投票を変えること等の等具体的な検討事項は幹事会で検討していくこととした。
A 策定計画
発電用原子力設備規格整備に関する策定計画の説明があり、承認された。また、以下の意見があった。
・
この計画を具体的に進めるに当たって予算を取ること、人材を育てることを検討いただきたい。
・
火力についても同様の計画を御願いしたい。
B機械学会論文集「ノート」対応
・
ノート掲載計画(案)と、初回原稿となる巻頭言の説明があった。本件の具体的なやり方(誰の名前でかくか、査読はどうするか等)今後検討していくこととなった。
・
ノートの投稿主旨について、賛成23、反対0、保留0で可決された。また、ノートへの取り組みは、個人ではなく委員会としてのものであることが併せて確認された。
C産学官連携ワークショップ(材料部門)
酒井委員から、2009年6月8日(月)にシンポジュームを開催するので、是非参加願いたい旨説明があった。
D次世代炉開発計画と規格基準整備
エネ総研山本氏から、次世代炉と規格基準整備について紹介があり、今後次世代炉開発のロードマップを具体化し、その中で規格基準に関して協議していくことになった。
EMDEP
森下委員から、MDEPに関する各国の規格基準類の比較検討状況の説明があった。
FJSME/ASME共催ワークショップについて
森下委員から、2009年10月14−15日開催のJSME/ASME共催ワークショップ(神戸)紹介があった。次回具体的な内容を紹介することとなった。
Gホームページ更新
事務局から、ホームページ更新計画について、機能のデモ実施と、更新スケジュールの説明があった。(2009年5月の専門委員会、6月の規格委員会を目途に試運用を展開していく予定)
ホームページ更新に併せ、更新内容の講習会等、何らかのガイダンスを実施して欲しい旨要望があり、事務局で検討することとなった。
H発電用原子力設備に関する講習会
事務局から、発電用原子力設備に関する設計・建設・材料に関する規格講習会を7,8,9月に開催することの説明があり、承認された。
9.1発電用火力設備規格「基本規定」案 【資料48-12-1、2、3】
火力専門委員会:発電用火力設備規格「基本規定」案(2008年版)について、書面投票102の意見対応の説明が合った。
(1)基本規定の審議
・本投票は、審議要領に則り、投票終了時点で22票の賛成票を得た。
・当該議案と、公衆審査およびJESCへの審議依頼について、挙手による採決を行った結果、賛成21、反対1、保留2で可決された。
・公衆審査では、基本規定の主旨が伝わるよう、文案に留意するよう意見があった。
(2)投票結果報告
・票のカウントの仕方について、投票終了前の取下げ票の数の扱いについて議論があり、当面は現規約通り変更可とすることが承認された。今後、規約運用上の不明点について、幹事会で議論することとなった。
9.2発電用火力設備規格 配管減肉管理技術規格(2009年版)について 【資料48-13-1,2】
事務局より、出版計画と、JESCへの「省令への適合性の審議の御願い」提出について説明があった。このうち、参加負担金適用開始に伴う公益会計・収益会計の区分の結果、出版業務は出版センターへ業務移管されることの報告があり、今後は審議フォーマットの変更と、規格委員会での審議は発行の推奨部数になることの説明があった。
以上をまとめ、配管減肉管理技術規格(2009年版)の発行と審議依頼について、賛成24、反対0、保留0で承認された。
9.3使用済燃料貯蔵施設規格金属キャスク構造規格に関する審議【資料48-14−1】
金属キャスク構造規格(2007年版)の正誤表提案の説明があり、承認された。
9.4再処理設備規格に関する審議【資料48-15−1、2,3】
再処理設備に関する設計規格改訂(案)/原子力専門委員会の意見対応、維持規格策定方針(案)、溶接規格に関する規格の趣意書(案)の説明があった。設計規格は、原子力専門委員会での書面投票中であり、原子力専門委員会投票可決の場合、規格委員会の投票を行うことで承認された。また、維持規格については、規格の考え方を明確にすること、劣化が減肉だけでよいか等コメントがあった。
9.5環境疲労評価手法規格に関する審議【資料48-16−1、2,3、4】
環境疲労評価手法規格に関する規格委員会書面投票意見集約表、原子力専門委員会意見集約表、編集上の修正項目一覧表、修正済み規格改訂案の説明があった。本件、規格委員会投票で可決され、反対票があった。反対者との調整が行われたが反対票は取り下げられなかったため、規約どおり、2次投票に進むことが承認された。
9.6溶接規格(原子力)に関する審議【資料48-17−1、2,3、4、5】
@溶接規格2009年追補版(案)規格委員会書面投票意見回答(案)に関する説明があり、本回答案が承認された。
A事例規格「PWR溶接後熱処理時の加熱範囲規定(案)」規格委員会書面投票意見回答(案)に関して説明があり、本回答案並びに編集上の修正が承認された。
B溶接規格2009年追補版(案)及び事例規格「PWR溶接後熱処理時の加熱範囲規定(案)」の公衆審査実施提案があり、承認された。
C事例規格「コンクリート製原子炉格納容器溶接規格(案)」に関する書面投票実施提案があり、原子力専門委員会投票可決の場合、規格委員会の書面投票に入ることが承認された。
D高速炉溶接規格(案)に関する書面投票実施提案があり、原子力専門委員会投票可決の場合、規格委員会の書面投票に入ることが承認された。
9.7設計・建設規格案に関する審議【資料48-18−1、2】
@設計・建設規格2009年追補版改訂案(改訂提案)
規格委員会書面投票のコメント対応として、No2改定案(配管の溶接継手区分)は取下げ、No3改訂案(炉心支持構造物溶接部―表面硬化肉盛のみ取下げ)が承認された。
A設計・建設規格2008年版正誤表提案
本正誤表は、誤記、編集上の修正であることの報告があった。
また、標準規格センター運営・企画委員会からのコメント「規格中の図面が一部JIS製図方法と合致していない」に対しては、「規格中の図面は当初の告示501号やASME図面からのコピー(PDF等)したものが多く、これらを全てJIS製図手法に合わせることは作業量が膨大となり現在の体制(委員はすべてボランテイア)では対応できない」との説明があった。
9.8材料規格(原子力)に関する審議【資料48-19−1、2、3】
@材料規格 発電用規格委員会投票(No94)の参考意見対応に関する説明があり、対応案並びに公衆審査に入ることが承認された。
A材料規格2008年度版JIS規格年度の読替え規定(事例規格)の改訂提案があり、原子力専門委員会投票可決の場合、規格委員会の書面投票に入ることが承認された。
B材料規格 JIS年度変更評価検討票(案)(2004→2008)に関する説明があった。
9.9コンクリート製格納容器に関する審議:今回は報告事項がなかった。
9.10維持規格案に関する審議
@フェライト鋼容器と管との接合部における機器区分の解説の見直しに関する書面回答案が承認された。
A評価不要欠陥表EB-2000-1,表EB-2000-3及び解説E-1の改訂に関する書面回答案が承認された。
B異種金属継手の考え方
本件、原子力専門委員会書面二次投票を実施しており、終了後可決を条件に規格委員会書面投票に入ることが承認された。
Cウェルドオーバレイ工法
本件、原子力専門委員会書面二次投票を実施しており、終了後可決を条件に規格委員会書面投票に入ることが承認された。
Dレーザー外面照射応力改善方法(L-SIP)
本件、原子力専門委員会書面二次投票を実施しており、終了後可決を条件に規格委員会書面投票に入ることが承認された。また、補修技術に関する特許の取扱いの考え方を原子力専門委員会でまとめるよう指示があった。
E検査章・評価章との体系化及び技術基準との適合性の明確化
本件、原子力専門委員会書面投票を実施しており、終了後可決を条件に規格委員会書面投票に入ることが承認された。
F検査章の改訂提案
本件、原子力専門委員会書面投票を実施しており、終了後規可決を条件に格委員会書面投票に入ることが承認された。
G維持規格2008年版の誤記訂正について
維持規格分科会から、維持規格2008年版正誤表の説明があり、正誤表を発行することとなった。
(原子力専門委員会委員確認後)
9.11高温規格案 意見受付計画&販売計画
事務局から、2009年追補版意見受付計画及び販売計画の説明があった。設計・建設規格(第U編)(2009年版)の定価や販売部数の計画が承認された。
10.その他
3月9日に開催、規格委員会委員の再任(3名)と新任(1名)に対しては、規格委員会承認後運営企画委員にメールにて承認をとることを確認している由報告があった。
(2)次回予定
6月10日(水)10:00〜17:00 日本機械学会第1会議室
以 上