第52回 発電用設備規格委員会 議事録

 

1.日 時:2010310日(水) 10:0018:30

2.場 所:日本機械学会 第1会議室

3.出席者:森下(JAEA)、宮口(IHI)、波木井(東電)、青木(原電:AM)、宮野(東芝PS)、伊勢田(住友金属)、西脇(東大)、吉田(発電技検)、百々(原技協)、高橋(電中研)、佐川(日立GENEAM)、楠橋(JSW)、山口(火原協)、平岡(関電)、中村(東工大)、鈴木(中部電)、永井(東芝)、酒井(東大:AM)、佐藤(JNES)、大島(経産省)、木村(NIMS)、中曽根(理科大:AM)、増山(九工大)、小山(MHI

代理者:齋藤(原技協:湯原委員)、三好(カワサキプラントシステムズ:島川委員)、松田(HSBジャパン:川端委員)、浜田(東電:石丸委員)、北条(MHIPM酒井委員)、永田(日立GENEPM佐川委員)

欠席者:鈴木(JAEA)、寺井(東大)、牧野(JEA)、上田(経産省)、影山(東大)、

オブザーバー:北条(MHI)、永田(日立GENE)、杉江(原技協)、佐藤(JAEA)、堂崎(日本原電)、阪田(OCL)、山田(中部電)、野村(関電)、高橋(東電)、太田(日本原電)、鴨(MHI)、名倉(MHI)、山本(東芝)、加納(JNFL)、高坂(JNFL)、太田(東芝)

事務局:高柳、稲垣、釜田

 

4.配布資料:

52−1:第51回発電用設備規格委員会議事録案

52−2−1:発電用設備規格委員会委員名簿案

52−2−2:発電用設備規格委員会投票状況等

52−3(1):火力専門委員会委員名簿等

52−3(2):原子力専門委員会委員名簿等

52−4(1):発電用設備規格委員会第22回幹事会概要

52−4(2):発電用設備規格委員会第23回幹事会概要

52−5:投票結果

52−6:発電用原子力設備規格に関する質問受付及び回答状況

52−7(1):火力専門委員会報告

52−7(2):発電用火力設備規格2008年版講習会の実施報告

52−7(3):大口自家発電施設者懇話会講演会

52−8:原子力専門委員会報告

52−9:核融合専門委員会報告

52−10:材料専門委員会報告

52−11−1−1:JSME規格体系化推進計画「一般要求事項検討タスク」の発足について

52−11−1−2:「一般要求事項検討タスク」の設置について(提案)

52−11−2:MDEPプロジェクトSDO打合せ報告

52−11−3:技術評価対応状況報告

52−11−4:原子力専門委員会活動実績と活動計画

52−11−5:原子力安全規制に関する課題の整理

52−11−6:技術評価における要件及び要望に対する機械学会の対応

52−11−7:標準・規格センターに関する報告

52−11−8:発電用設備規格委員会ホームページ更新作業(Phase3計画)

52−12−1:JESC審査資料集発行に関する著作権の取扱い提案

52−12−2:15回動力・エネルギー技術シンポジウム

52−12−3:ASME 2010 PVP Conference

52−12−4:発電用火力設備規格(2008年版)追加講習会開催計画

52−12−5:火力設備配管減肉管理技術規格(2009年版)追加講習会開催計画

52−13−0:発電用核融合超伝導マグネット規格の増刷について

52−13−1:核融合設備規格 超伝導マグネット構造規格本文/英訳対比(含正誤表)

52−14−1−1:設計・建設規格2010年追補版改訂案規格委員会書面投票コメント対応案の提案

52−14−1−2:設計・建設規格2010年追補版改訂案規格委員会コメント及び対応案一覧

52−14−1−3:設計・建設規格2010年追補版規格改訂案件一覧表

52−14−2:設計・建設規格2010年追補版追加改訂案の提案

52−14−3:発電用原子力設備規格 設計・建設規格2010年追補版案に対する意見受付計画(案)

52−15−1:材料規格2008年版 Part2及びPart3 JIS規格年版読替規定(NJ-CC-002)公衆審査意見対応

52−15−2:材料規格2008年版 Part2及びPart3 JIS規格年版読替規定(NJ-CC-002)改訂提案

52−15−3:材料規格2008年版 Part2及びPart3 JIS規格年版読替規定(NJ-CC-002)公衆審査結果

52−15−4:材料規格2008年版の絶版提案

52−16−1:CCV書面投票に対する回答

52−16−2:CCV規格改訂案の修正箇所リスト

52−16−3:CCV規格改訂案

52−17―1:金属キャスク事例規格案(キャスク用3.5%Ni(2件)の新規登録

52−17−2:金属キャスク構造規格 2010追補版

52−18−1:レーザ外面照射応力改善方法(L-SIP

52−18−2:漏えい試験時の圧力及び温度「一定に保持」の定義

52−18−3:維持規格年版更新に伴う移行措置

52−18−4:き裂の合体基準の表記改訂

52−18−5:補修章の検査章・評価章との体系化及び技術基準との適合性の明確化

52−18−6:破壊靱性要求関連規定の改訂

52−18−7:維持規格2009年追補版 公衆審査意見受付結果

52−18−8:事例規格・ニッケル合金の欠陥評価法 公衆審査意見受付結果

52−18−9:応力拡大係数算出式の追加

52−18−10:事例規格・ニッケル合金のPWR一次系水質環境中のSCCき裂進展速度

52−18−11:検査章の改訂(質疑応答集の反映:5件)

52−18−12:建設中の供用前検査実施時期

52−18−13:耐圧試験規定の見直し

52−19:再処理設備 溶接規格に対する御意見への回答

52−20:環境疲労評価手法(2009年版)正誤表(規格本文英語版)

52−21−1:溶接規格2010年追補版(案)規格委員会書面投票意見回答(案)

52−21−2:高速炉溶接規格(案)規格委員会書面投票意見回答(案)

52−21−3:高速炉溶接規格の発行形態について(案)

52−21−4:CCV溶接規格(案)規格委員会書面投票意見回答(案)

52−22−1:ASME規格関係委員会の活動状況報告

 

5.議事内容

(1)開会

 森下委員長が委員長就任の挨拶を行い、委員会開会を宣言した。

 

(2)副委員長の就任

 小山前副委員長の後任に宮口委員が森下委員長から指名され、副委員長に就任した。

 

(3)出席者紹介

 出席者全員の自己紹介を行った。

 

(4)議事次第確認

議事次第案の確認を行い、変更の提案はなく、承認された。

 

(5)前回議事録確認【資料52-1

前回議事録案の内容について意見、気付き事項の確認を行った結果、意見等はなく、議事録案は承認された。

 

(6)規格委員会及び専門委員会の委員の承認等【資料52-2,3

事務局より、以下の通り規格委員会及び専門委員会委員の再任、退任、新任、三役候補が報告された。

 

・規格委員会

[再任]楠橋委員 [退任]小山委員、牧野委員 [新任]加口氏(MHI)、森氏(JEA

・火力専門委員会

[再任]山下委員

・原子力専門委員会

[再任]永田委員、藤澤委員 [退任]中村委員 [新任]野村氏(関電)

[三役]堂崎幹事

 

オブザーバー/事務局退出後、上記委員の承認等が審議され、出席委員全員の賛成で承認された。

 

(7)発電用設備規格委員会活動状況報告

(7−1)規格委員会幹事会報告【資料52-4

波木井幹事より、第22回と第23回の規格委員会幹事会の概要として、材料規格技術評価に関する経緯・対応状況・体制・Due Processの強化、MDEP、技術評価に関するNISA要件要望等が報告された。

 

(7−2)投票結果報告【資料52-5

事務局より、規格委員会と原子力専門委員会の書面投票の結果が報告された。

 

(7−3)質問受付回答結果:【資料52-6

事務局より、質問受付と回答結果が報告された。

 

(7−4)火力専門委員会報告【資料52-7

木村火力専門委員会委員長より、火力専門委員会の活動状況として、発電用火力設備規格・火力設備配管減肉管理技術規格の講習会結果,大口自家発懇話会での講演結果等が報告され、第15回動力・エネルギー技術シンポジウム等での火力発電設備規格のセッション登録等の審議項目の概要が説明された。

 

(7−5)原子力専門委員会報告【資料52-8

小山原子力専門委員会委員長より、原子力専門委員会の活動状況として、材料分科会と維持規格分科会での三役の異動、材料規格の改訂版発行に向けて材料規格改訂方針検討タスクを設置して検討を開始したこと、材料規格の改訂版発行に向けて臨時の原子力専門委員会を4,20に開催すること、各分科会・タスクの活動実績と活動計画の作成を実施したこと、解説検討タスクの成果を今後規格策定に反映予定であること等が報告された。主な議論は以下の通り。

 

・今後維持規格分科会と配管減肉分科会の連携を図る必要がある。両者はISIRBIで相互に関連しており、既設炉の高経年化対策も関係してくる。→原子力専門委員会幹事会で今後議論を行う。

 

(7−6)核融合専門委員会報告【資料52-9】                     

中曽根核融合専門委員会委員長より、核融合専門委員会の活動状況として、超伝導マグネット規格については英訳版も含めた増刷を検討して初版購入者には正誤表と英訳版を配布予定であること、ASME核融合機器規格小委員会に出席して真空容器の規格化等今後検討予定であること等が報告された。

 

(7−7)材料専門委員会報告【資料52-10

増山材料専門委員会委員長より、材料専門委員会の活動状況として、材料規格化申請に関する事項について火力・原子力の規格の比較検討を開始したこと、材料現象に関する解説の作成について検討を開始したこと,原子力から新規材料の検討依頼が上がっていること等が報告された。

 

(8)発電用設備規格委員会運営に関する審議/報告(幹事会報告)

[審議事項]

(8−1)JSME規格体系化推進計画【資料52-11-1

宮口副委員長より、JSME規格体系化推進計画(「一般要求事項検討タスク」の発足)について説明が行われた。JSME規格体系化の検討の第一段階として発電用設備規格委員会の下にタスクグループを設立、一般要求事項等の原案作成を実施するもので、ASME規格を参考にJSME規格を認証認定等の規格適合性確認の仕組みを含む規格体系に再整備するということであった。

審議の結果、本提案を受けてタスクを設置し、検討を進めることが委員全員の賛成で承認された。

 

なお、小山田アドバイザーからは本件是非推進する様了解を得ているが、余り決めうちしないで幅広く検討した方が良いこと、及び米国のPE制度はASMEコード習熟度の確認の点では必ずしも十分でないためJSMEにおいては自身の教育・試験を実施した方が良いこと等のコメントを受けているとのことであった。主な議論は以下の通り。

 

・制度構築にはしっかりした組織が必要であるし、コストもかかる。→制度設計のドラフト版ができたら、経済性評価も行う予定。

・体系化規格策定スケジュールについて、検討期間を早めることはできないのか。→タスクの場で議論予定。

・認定機関の競争も考えるべきではないか。

・検討には火力も含めるのか?→当面は原子力の軽水炉に特化する。

・なぜタスクを規格委員会の下に設置するのか?→他の学協会との調整が必要になり、幅広い検討を要するためである。

JSMEの理事会にも適宜説明を行う必要がある。

・規格作成機関と認定機関は分離するのが基本である。ISOでも分離されている。→今後議論予定であるが、第3者性重視と専門性重視の2つの考え方がありASMEは後者。目下の所はJSMEでもその方向を想定している。

 

[報告事項]

(8−2)MDEP対応状況【資料52-11-2

宮口副委員長、永田原専副委員長よりMDEP対応状況について説明が行われた。クラス1容器の比較検討のまとめを実施中でありクラス2等今後の予定は検討中であること、MDEP-CSWGから各国規格のharmonizationのための規格の階層化に関して意見を求められておりJSMEとして回答する必要があること等が報告された。また、MDEP-CSWGの提案に対するJSME側見解をまとめるため、規格委員会各委員によるアンケートを行うことが提案され、委員全員の賛成で承認された。アンケートは事務局より規格委員会各委員に配布し、3/23までに事務局に返送することになった。

 

(8−3)技術評価対応状況等【資料52-11-3

齋藤原専委員より技術評価対応状況について説明が行われた。材料規格改訂方針検討タスクについては原子力専門委員会書面投票可決となったこと、材料規格改訂については改訂を2段階に分けて1次改訂は改訂の主要部分で比較的合意の得やすい範囲を設定したこと、改訂は設計建設規格2005年版(含2007追補版)をベースとすること等が報告された。

また小山原専委員長から材料規格改訂に関して委員会Due Processとレビュー及び編集能力の強化に関する提案が報告された。主な議論は以下の通り。

 

・分科会役員の任期を新設するとのことであるが、この様な対応を厳密に行うと分科会の運営に支障を及ぼすのではないか。今回の材料分科会固有の対応を全ての分科会に適用するべきではない。例えば任期更新には専門委員会委員長の判断を必要とする等の規定を設けるべきではないか。→規格委員会幹事会で検討する。

材料規格に関し、機械学会における規格作成の考え方が見えない。ASMEJIS、旧告示501号等、引用規格がいろいろある。材料規格改訂版では何らかの基本方針を決め、その基本方針から変わる部分について、その是非等も含め、議論が見えるようにして頂けないか。→規格委員会幹事会で検討する。

・分科会活動の開催頻度等のウォッチを御願いしたい。開催頻度が少ない分科会は、規格改訂の透明性を高める観点でもっと頻度を上げる措置が必要ではないか。→規格委員会幹事会で検討する。

 

(8−4)各分科会・タスク活動実績と活動計画【資料52-11-4

 小山原専委員長より各分科会・タスク活動実績と活動計画について説明が行われた。内容について意見があれば3月末までに事務局まで連絡し、次回の規格委員会で承認を取る予定とのことであった。

 

(8−5)基本政策小委員会での動向【資料52-11-5

 大島委員より基本政策小委員会での動向について説明が行われた。また基盤小委にて規格策定に関する規制側のニーズを報告しているとの紹介があり、このニーズと学協会規格の策定計画をもとに数年以内での規格のエンドース計画を立案し、学協会と意見交換を行いたいとのことであった。

 

(8−6)技術評価における要件及び要望【資料52-11-6

大島委員より技術評価における要件及び要望について説明が行われた。技術評価に関して各規格の要件・要望をフォロー・アップし、必要に応じて個別に検討するとのことであった。

 

(8−7)標準・規格センターに関する報告【資料52-11-7

 事務局より、標準・規格センターにおける規格審議進捗状況確認、2010年度センター関連予算、2009年度収支状況、書籍売上冊数について報告が行われた。

 

(8−8)ホームページ開発計画【資料52-11-8

事務局より、発電用設備規格委員会ホームページ開発計画(Phase3計画)について報告が行われた。

 

(9)発電規格に関する審議/核融合発電規格に関する審議【資料52-13-0~1

中曽根核融合専門委員会委員長より、核融合発電規格超伝導マグネット構造規格の増刷計画に関する説明が行われた。今回、2008年版の和文の編集上の修正を行うと共に、新たに英訳版を作成し、和文・英訳版のセットの規格を販売すると共に、初版購入者に対して無償で英訳版を送付するとの提案であった。議論の結果、2008年版の和文の編集上の修正、英訳版に関して書面投票として意見を頂戴すること、和文・英訳版のセットの規格を80部増刷することが委員全員の賛成により承認された。

 

(10)発電規格に関する審議/火力発電規格に関する審議【資料52-12-1~5

@JESC審査資料集発行提案

前回の規格委員会でJESC審査資料集発行が審議され,著作権の取扱いに関して検討指示があったため,事務局による検討の結果,著作権の明確化に関する提案がされた。審議の結果、出席委員全員の賛成により承認され,この結果,JESC審査資料集の発行を標準規格センターに提案することとなった。

A15回動力・エネルギー技術シンポジウムへのセッション登録の提案

動エネ部門連携企画として,発電用火力設備規格の講習会資料の一部を元に,特にASMEとの規格対比を中心として,セッション登録の提案があった。審議の結果,出席委員全員の賛成で承認された。

補足として,規格委員長から,規格を広める活動に関しては,技術的に必要であれば専門委員会で審議・判断しても問題なく,次回以降は規格委員会に対しては事後報告で承認不要とのコメントがあった。

BASME PVP2010へのセッション登録の提案

上記の動エネ技術シンポジウムの英訳版として,同じ内容をASME PVP2010でのセッションで発表する提案があり,審議の結果,出席委員全員の賛成で承認された。

なお,動エネで先に発表するため,著作権はJSMEに帰属するとの説明があった。

C発電用火力設備規格および火力設備配管減肉管理技術規格の追加講習会計画

両規格の講習会開催結果から,受講者から開催要望があること,高評価であることの2点と,原子力安全・保安院によるエンドース手続きが講習会開催以降となってしまったため,未受講者のために追加講習会を開催する提案がされた。審議の結果,出席委員全員の賛成で承認され,エンドースに合わせて速やかに対応することとなった。

 

(11)発電規格に関する審議/原子力発電規格に関する審議

(11・1)設計・建設規格に関する審議

@設計・建設規格2010年追補版改訂案規格委員会書面投票コメント対応【資料52-14-1

設計・建設分科会の永田主査より、設計・建設規格2010年追補版改訂案規格委員会書面投票コメント対応案に関する説明が行われた。議論の結果、対応案が編集上の修正であること、設計・建設規格2010年追補版改訂案の公衆審査の実施が委員全員の賛成により承認された。

 

A設計・建設規格2010年追補版追加改訂案の提案【資料52-14-2

設計・建設分科会の永田主査より、設計・建設規格2010年追補版追加改訂案の提案に関する説明が行われた。議論の結果、対応案が編集上の修正であること、本件の設計・建設規格2010年追補版改訂案に含めた公衆審査の実施が委員多数の賛成(賛成:24票;保留:2票)により承認された。主な議論は以下の通り。

 

・セーフエンドの定義から弁を削除することは、編集上の修正と言えるのか?→弁を削除することは当初の提案通りである。

・規格改訂案を作成するに当たり、改訂案のファイル管理等のQAを充実して頂きたいとの要望があった。

 

B設計・建設規格2010年追補版改訂案に対する意見受付計画【資料52-14-3

事務局より、設計・建設規格2010年追補版改訂案に対する意見受付計画が説明され、委員全員の賛成で承認された。

 

(11・2)材料規格に関する審議

@材料規格2008年版 Part2及びPart3 JIS規格年版読替規定(NJ-CC-002)公衆審査意見対応【資料52-15-1

材料分科会の山田主査より、材料規格2008年版 Part2及びPart3 JIS規格年版読替規定(NJ-CC-002)公衆審査意見対応案に関する説明が行われた。議論の結果、公衆審査意見に対して対応案で回答すること、対応案が編集上の修正であることが委員全員の賛成により承認された。主な議論は以下の通り。

 

JISの追補版引用の表記が規格毎に相違しているのではないか?→例えば弁と材料とでJIS追補の記載内容が異なっている。今後JSME規格間での引用の統一性の検討を行うべきとの意見があった。

・公衆審査の対応に関連し、NJ-CC-001は、NJ-CC-002が発行されたら廃止するのか?廃止されないならNJ-CC-001JISの表記を直すべきではないか?→NJ-CC-001NJ-CC-002発行後も廃止されないが、JIS年版読替の最新版はNJ-CC-002となるので、NJ-CC-002JISの表記を直せば良い。

 

A材料規格2008年版 Part2及びPart3 JIS規格年版読替規定(NJ-CC-002)改訂提案【資料52-15-2

材料分科会の山田主査より、材料規格2008年版 Part2及びPart3 JIS規格年版読替規定(NJ-CC-002)改訂提案に関する説明が行われた。議論の結果、原子力専門委員会書面投票可決を条件に、規格委員会書面投票を実施することが委員全員の賛成により承認された。

 

B材料規格2008年版 Part2及びPart3 JIS規格年版読替規定(NJ-CC-002)公衆審査結果【資料52-15-3

 事務局より、材料規格2008年版 Part2及びPart3 JIS規格年版読替規定(NJ-CC-002)公衆審査結果が報告された。

 

C材料規格2008年版の絶版提案【資料52-15-4

事務局より、材料規格2008年版の絶版提案に関する説明が行われ、委員全員の賛成により承認された。

 

(11・3)コンクリート製格納容器規格に関する審議【資料52-16-1~3

コンクリート製格納容器規格分科会の小林幹事より、コンクリート製格納容器規格改訂案書面投票に対する回答に関する説明が行われた。議論の結果、委員多数の賛成(賛成:24票;反対:2票)で規格改訂案の内容をコンクリート製格納容器規格分科会にて再度見直して頂き、次回に2次投票実施の是非を検討することになった。主な議論は以下の通り。

 

・異常時の説明について、別表4の解説に記載があると回答しているが、その様な箇所での記載で良いのか?規格本文の初めで定義等を行うべきではないのか?→検討を行う。

・原子力専門委員会書面投票意見対応を分科会ではなく、関係者による検討会やメールにて検討したとのことだが、その様な対応は透明性に問題があるのではないか?

 

(11・4)使用済燃料貯蔵施設規格に関する審議

@金属キャスク事例規格案(キャスク用3.5%Ni材の新規登録)【資料52-17-1

使用済燃料貯蔵施設分科会の三枝主査、下条委員より、金属キャスク事例規格案(キャスク用3.5%Ni材の新規登録)に関する規格委員会書面投票コメント対応の中間報告が行われた。主な議論は以下の通り。

 

ASMEの規格材をJSMEの事例規格として登録するのであれば、「JSMEASME規格を修正した」との誤解を与えないようASME規格に忠実に従う必要がある。

・材料許容値表でASME規格で規定されていない温度域をブランクにして表を作成するのが避けられない場合には、注記として前後温度の値から補間して設定したことを明記してはどうか?

                                                             

A金属キャスク構造規格 2010年追補版案【資料52-17-2

使用済燃料貯蔵施設分科会の三枝主査、阪田委員より、金属キャスク構造規格 2010年追補版案に関する中間報告が行われた。主な議論は以下の通り。

 

金属キャスクの機械試験の実施は必須ではない。科学的合理性があれば合理化は可能。

・事業者から金属キャスク使用の溶接に関する申請を国が受けた場合、現行の法体系では例えば金属キャスク10基の申請を受けると、10基全ての許可が取れないと金属キャスクを使用することができない。申請する基数は事業者が決めることだが、規格を作成する際はこの様な手続も念頭におく必要がある。

 

(11・5)維持規格に関する審議

@レーザ外面照射応力改善方法(L-SIP)【資料52-18-1

補修作業会の中野幹事代理の鴨氏(三菱重工)、名倉氏(三菱重工)より、レーザ外面照射応力改善方法(L-SIP)の規格委員会二次投票(可決)意見回答(案)に関する説明が行われた。議論の結果、回答(案)が編集上の修正であること及び公衆審査を実施することが委員全員の賛成により承認された。主な議論は以下の通り。

 

RB-2460.6の「検査」は「施工後検査」に修正すること。→拝承

 

A漏えい試験時の圧力及び温度「一定に保持」の定義【資料52-18-2

検査作業会の太田主査より、漏えい試験時の圧力及び温度「一定に保持」の定義の規格委員会投票(可決)意見回答(案)に関する説明が行われた。議論の結果、回答(案)及び公衆審査を実施することが委員全員の賛成により承認された。

 

B維持規格年版更新に伴う移行措置【資料52-18-3

検査作業会の太田主査より、維持規格年版更新に伴う移行措置の規格委員会投票(可決)意見回答(案)に関する説明が行われた。議論の結果、回答(案)及び公衆審査を実施することが委員全員の賛成により承認された。

 

Cき裂の合体基準の表記改訂【資料52-18-4

評価作業会の北条主査より、き裂の合体基準の表記改訂の規格委員会投票(可決)意見回答(案)に関する説明が行われた。議論の結果、回答(案)が編集上の修正であること及び公衆審査を実施することが委員全員の賛成により承認された。

 

D補修章の検査章・評価章との体系化及び技術基準との適合性の明確化【資料52-18-5

補修作業会の山本主査より、補修章の検査章・評価章との体系化及び技術基準との適合性の明確化の規格委員会投票(反対票有り)意見回答(案)に関する説明が行われた。議論の結果、反対票は取り下げられず、2次投票を実施することが委員多数の賛成(賛成:24票;保留:1票)承認された。主な議論は以下の通り。

 

・補修時には検査性も考慮するのが一般的なので記載する必要はないとしているが、なぜ記載できないのか。考慮事項に記載するべきではないか。

・検査性はむしろ設備側の規格に記載するべきではないか。

→ 補修方法を検討する場合には、設計や施工法を決定するために、検査性についても考えるのは当然であり、検査性の確保は多くの要件のうちのひとつである。これだけを特別に記述すると誤解を生じて、設計・施工方法を含めた補修方法全体から見るとバランスを欠いた議論になる恐れがあるため、記述していない。過去にそういう事例があったため特に危惧している。

 

 E破壊靱性要求関連規定の改訂【資料52-18-6

破壊靱性評価タスクの高橋委員より、破壊靱性要求関連規定の改訂の規格委員会投票(可決)意見回答(案)に関する説明が行われた。議論の結果、回答(案)及び公衆審査を実施することが委員全員の賛成により承認された。

 

F維持規格2009年追補版公衆審査意見受付結果対応【資料52-18-7

検査作業会の太田主査より、維持規格2009年追補版公衆審査意見受付結果の対応案に関する説明が行われた。議論の結果、対応案が編集上の修正であることが委員全員の賛成で承認された。

 

G事例規格・ニッケル合金の欠陥評価法 公衆審査意見受付結果【資料52-18-8

 維持規格分科会の野村主査より事例規格・ニッケル合金の欠陥評価法 公衆審査において、意見がなかったことが報告された。

 

H応力拡大係数算出式の追加【資料52-18-9

評価作業会の北条主査より、応力拡大係数算出式の追加改訂案に関する説明が行われた。議論の結果、規格委員会書面投票を実施することが委員全員の賛成により承認された。

 

I事例規格・ニッケル合金のPWR一次系水質環境中のSCCき裂進展速度【資料52-18-10

評価作業会の北条主査より、事例規格・ニッケル合金のPWR一次系水質環境中のSCCき裂進展速度案に関する説明が行われた。議論の結果、規格委員会書面投票を実施することが委員全員の賛成により承認された。主な議論は以下の通り。

 

・今後き裂進展速度線図の引き方について線図ごとにまちまちではなく、考慮すべき条件や設定手法について統一的に扱うよう検討をしてほしい。→維持規格分科会のSCC検査評価タスクで見解が得られているので、今後反映していきたい。

 

J検査章の改訂(5件)【資料52-18-11

検査作業会の太田主査より、検査章の改訂(5件)案に関する説明が行われた。議論の結果、規格委員会書面投票を実施することが委員全員の賛成により承認された。

 

K建設中の供用前検査実施時期【資料52-18-12

検査作業会の太田主査より、建設中の供用前検査実施時期案に関する説明が行われた。議論の結果、原子力専門委員会書面投票可決を条件に、規格委員会書面投票を実施することが委員全員の賛成により承認された。

 

L耐圧試験規定の見直し【資料52-18-13

補修作業会の山本主査より、耐圧試験規定の見直し案に関する説明が行われた。議論の結果、原子力専門委員会書面投票可決を条件に、規格委員会書面投票を実施することが委員全員の賛成により承認された。

 

(11・6)再処理設備規格に関する審議【資料52-19

再処理設備分科会の太田副主査、加納幹事より、再処理設備溶接規格に対する御意見への回答案に関する説明が行われた。議論の結果、回答案が委員全員の賛成で承認された。主な議論は以下の通り。

 

・腐食に関する規定は接液部の扱いを含め、再処理設備設計規格と整合を図ること。

・今後の予定は?→今回の提案分に解説を加えて、次回の原子力専門委員会に規格案の書面投票を予定している。

 

(11・7)環境疲労評価手法に関する審議【資料52-20

 事務局より環境疲労評価手法(2009年版)の英語版に誤記が有り、修正を行った旨、報告が行われた。

 

(11・8)溶接規格に関する審議

溶接分科会の杉江幹事より溶接規格改訂案について説明が行われた。内容は以下の通り。

 

@溶接規格2010年追補版(案)規格委員会書面投票意見回答【資料52-21-1

溶接規格2010年追補版(案)規格委員会書面投票意見回答(案)について説明が行われた。議論の結果、回答(案)が編集上の修正であること及び公衆審査を実施することが委員多数の賛成(賛成22票;保留1票)により承認された。主な議論は以下の通り。

 

P.6の図-6における「A-A断面」という記載は正しいのか?「A-A矢視図」ではないのか?→設計建設規格等での記載を確認して、結果を規格委員会三役に連絡する。

 

A高速炉溶接規格(案)規格委員会書面投票意見回答【資料52-21-2

高速炉溶接規格(案)規格委員会書面投票意見回答(案)について説明が行われた。回答(案)により鈴木委員の反対票は取り下げられており、議論の結果、回答(案)が編集上の修正であること及び公衆審査を実施することが委員全員の賛成により承認された。

 

B高速炉溶接規格の発行形態【資料52-21-3

高速炉溶接規格の発行形態について説明が行われた。議論の結果、第1ステップ提案(事例規格として発行)のみ委員全員の賛成により承認された。

 

CCCV溶接規格(案)規格委員会書面投票意見回答【資料52-21-4

CCV溶接規格(案)規格委員会書面投票意見回答(案)について説明が行われた。回答(案)により宮野委員の反対票は取り下げられているが、P.22の溶接部の区分への新たな追記が編集上の修正に当たるか、否か、検討した結果、委員多数の賛成(賛成:17票;反対:2票;保留:3票)により、編集上の修正であること及び公衆審査を実施すること承認された。

 

(12)関連機関状況報告

齋藤原子力専門委員会委員よりASME規格関係委員会の活動状況報告について説明が行われた。

 

(13)次回開催予定

 今後の発電用設備規格委員会の開催時期は以下の通りとなった。

 

・第53回規格委員会:621日(月)

・第54回規格委員会:915日(水)

・第55回規格委員会:129日(木)

 

以