第29回 発電用設備規格委員会 火力専門委員会 構造分科会 議事録

 

1.日 時:2002年12月3日(火)13時30分〜17時00分

2.場 所:日本機械学会 第3・4会議室

3.出席者:(委員11名中;出席者10名,代理者0名,欠席者1名)

      浜田(東電),神尾(IHI),深川(東芝),椎橋(三菱重工)

      今西(関電),西野(東芝プラント),松崎(富士電機)

      遠藤(川崎重工),長尾(中電),岩田(日立)

  代理者:なし

  欠席者:一ノ瀬(バブ日立)

  オブザーバ:木村(三菱重工)

  事務局:和田

4.配付資料

29−1  .第28回構造分科会議事録

29−2−1.第22回火力専門委員会議事録(抜粋)

29−2−2.構造分科会報告(火力専門委員会,規格委員会への中間報告)

29−3  .第10回溶接分科会審議事項概要

29−4  .溶技省令および解釈との比較検討資料

29−6  .第X章 ろう付けの規定について

29−7  .水圧関係レビュー票

29−8  .水圧試験に係る規定と溶技解釈の整合性について

29−9  .電位差法の規定(案)

29−10  .総則「補遺」の改訂案(概要)

29−10−1.総則「補遺」の改訂案

29−11  .火力規格(2002年追補版)と火技解釈との比較資料

29−12  .火力規格(第3版案) レビュー票

5.議事

(1)前回議事録確認(資料29−1)

 浜田主査が前回議事録の確認を求め,委員の承認を得た。

 

(2)火力専門委員会報告(資料29−2)

 浜田主査が資料に添って,第22回火力専門委員会の決定事項を報告した.

 

(3)溶接分科会報告(資料29−3)

 木村溶接分科会副主査が資料に添って,溶接分科会の審議・決定事項を報告した.資料29−3中の「用語統一表」の中に誤記あり,Nonessential Variableが「補助的なエッセンシャルバリアブル」なっているが,「ノンエッセンシャルバリアブル」とすることとし,修正することとした.

 また,木村溶接分科会副主査が,溶接規格の概要を説明した.

 

(4)審議

(4−1)溶技省令および解釈との比較検討シートについて(資料29−4)

 深川幹事が資料29−4を説明した.審議の結果,溶技省令および解釈との比較検討資料ならびに同検討シートの作成は,下記のとおり進めることとなった.

@溶接分科会への検討依頼分については,資料29−4に関し、まず各委員に内容確認して、結果を12/13までに深川幹事に回答する.その後深川幹事が溶接分科会への検討依頼分取り纏め,12/17までに事務局を通して溶接分科会に送付する.なお,送付資料は比較検討資料(資料29−4)と溶接分科会検討依頼対象の比較検討シートの両方とすることとした.

A構造分科会で検討を行う分は,深川幹事が担当者(2名ずつのペア)と分担を決めて,12月13日(金)以降に,比較検討資料と比較検討シート(当該分)を構造分科会各委員に送付する.これを受けて,各担当は,比較検討シートの作成を行い,次回の構造分科会にて報告する.比較検討シートの作成にあたっては,次の点に留意すること.

・比較検討資料(1件1葉の資料)における「JSME規格の規定内容」および「溶

技解釈の規定内容」の欄は,規定そのものを貼り付けるのではなく,要約して記述す

る.図表の比較については,図表そのものが明確なもの(たとえば解釈の別表など)

は,比較検討シートに貼り付ける必要はなく,比較内容を要約して記述する.

 

(4−2)ろう付けの規定について(資料29−6)

 浜田主査が資料29−6を説明した.

審議の結果,第X章だけでなく,第V章,第W章においても,ろう付けの規定を削除することとした.各委員は担当分のレビュー票を見直して,修正したレビュー票を事務局に送付し,次回分科会にて確認することとした.

 

(4−3)水圧試験に係る規定について(資料29−7〜8)

 火力設備規格(第3版案)の水圧試験に係る規定について審議を行い,その結果,下記の通り,進めることとなった. 

@最高許容運転圧力の1.5倍のままとする方針を確認した.最高許容運転圧力の1.5倍のままとすることに決めた検討根拠について記述した資料の作成を神尾副主査が担当することとなった.

A溶技解釈との整合性について,資料29−8に基づき審議した.審議結果をふまえて,第V章,第W章,第X章の水圧試験に係る規定の部分に共通して追記する規定の案を椎橋委員が検討し,それを事務局を通じて各委員にメールで送ることとした.

B各章の水圧試験規定の部分を担当する委員は,椎橋委員の案に基づいてレビュー票の修正を行い,次回の分科会に提出し,審議することとした.溶技解釈25条第2項に規定されている「いずれか適当な試験」については,実際には慣例上の順位付けがあるという意見があり,質疑応答集の確認,実務上の慣例などを確認し,補遺にその内容を解説して記載する方針で各委員が調査検討し,次回分科会にて審議することとした.

 

(4−4)電位差法の規定について(資料29−9)

 浜田主査が資料29−9を説明し,火力設備規格(第3版)に取り入れたい規格として提案を行った.特に異論はなく,この場では了解された.持ち帰って意見などがある場合には,浜田主査まで連絡することとした.

 

(4−5)補遺の記載事項について(資料29−10)

 浜田主査が資料29−10−1を説明し,審議を行った.本日の審議結果を反映した修正版を浜田主査が作成し,後日,事務局を通じて各委員にメールで送付し,次回の分科会にて確認を行うこととした.

 

(4−6)火技省令および解釈との比較検討資料について(資料29−11)

 浜田主査が,火力設備規格(2002年追補版)と火技解釈(平成12年度版)を比較して作成されている資料29−11および解釈比較検討シートを説明し,現在作成中の火力設備規格(第3版案)と火技解釈(平成14年度版)に対応するように,上記の比較検討資料の見直しを行うことを提案した.

審議の結果,比較検討資料の見直しは了解され,委員の担当分担は前回と同様のペアで行うこととした.また,資料29−11と解釈比較検討シート(各担当分)の電子データは事務局から各委員にメールで送付することとした.作業結果は,次回の分科会にて審議することとした.

 

(4−7)火力溶接規格との一体化を踏まえた編集上の修正について

 火力溶接規格との一体化に向け,火力溶接規格(第Y章,第Z章)において規定されているものについては,第Y章,第Z章を引用するように変更する作業が必要であることが,浜田主査より伝えられた.

審議の結果,各委員が担当するレビュー票について,現在,ASME Sec.XおよびASME Sec.\を引用している部分の確認を行い,これらのうち,作成中の火力溶接規格(第Y章,第Z章)において規定されているものについては,第Y章,第Z章を引用するように変更する作業を,各委員が自らの分担するレビュー票について実施することとした.

現在の火力設備規格において,ASME Sec.XおよびASME Sec.\を引用している部分の一覧表ならびに火力溶接規格で規定する規定番号(ASME規格の規定番号と同じ)を示した一覧表(Article単位での表示も事務局にて追記する)を事務局から各委員にメールで送ることとした.また,現在の設備規格の中でASME Sec.XおよびASME Sec.\を引用しているもので,溶接規格で規定されない規定については,現在のままASME Sec.XおよびASME Sec.\を引用する形とすることとした.

各委員は,修正したレビュー票を事務局にメールで提出し,次回の分科会にて確認することとした.

 

(4−8)レビュー票の審議(資料29−2)

@資料29−12−1(東電)

→図表D−2の横軸説明が消えている.修正して再提出する.

A資料29−12−2(富士電機)

→浜田主査のコメント反映とろう付けの削除を報告した.

B資料29−12−4(西野委員コメント)

 →椎橋委員がコメント内容確認し,次回分科会で検討結果を報告する.

C資料29−12−5(東芝)

→前回分科会でのコメント反映を報告した.

D資料29−12−6(東芝)

→前回分科会でのコメント反映を報告した.

E資料29−12−7(三菱)

→前回分科会でのコメント反映を報告した.

 

8.その他

@用語の統一(tube=チューブ, pipe=管)

各委員が分担のレビュー票を再確認する.修正した場合には,レビュー票を事務局に送付すること.

A用語の統一(joint, fitting)

joint=継手,fitting=管継手とすべきであるとの意見があった.この用語については,一律に定義するのは必ずしも適切でないかも知れないとの意見もあり,各委員は,分担のレビュー票を確認し,次回の分科会にて確認部分の審議を行うことになった.

B用語の統一(groove)

groove weldは「突合せ溶接」に統一すべきであるとの意見があった.この用語については,一律に定義するのは必ずしも適切でないかも知れないとの意見もあり,各委員は,分担のレビュー票を確認し,次回の分科会にて確認部分の審議を行うこととなった.

 

6.次回開催

  日 時:2003年1月28日(火)13:30〜17:00

  場 所:日本機械学会 第3・4会議室