第30回 発電用設備規格委員会 火力専門委員会 構造分科会 議事録
1.日 時:2003年1月28日(火)13時30分〜17時30分
2.場 所:日本機械学会 第3・4会議室
3.出席者:(委員11名中;出席者9名,代理者0名,欠席者2名)
浜田(東電),神尾(IHI),椎橋(三菱重工),一ノ瀬(バブ日立)
岡本(関電),西野(東芝プラント),松崎(富士電機),長尾(中電),
岩田(日立)
代理者:なし
欠席者:深川(東芝),遠藤(川崎重工)
オブザーバ:なし
事務局:和田
4.配付資料
30−1 .第29回構造分科会議事録
30−2 .構造分科会 委員(案)
30−3 .発電用火力設備規格に関する審議結果について(JESC回答文書)
30−4 .第11回溶接分科会議事録
30−5 .溶技省令および解釈との比較検討資料(JSME規格→溶技解釈)
30−6 .溶技省令および解釈との比較検討資料(溶技解釈→JSME規格)
30−7 .安全率変更に伴い影響する部分の検討結果
30−8−1.溶技解釈の耐圧代替非破壊試験との整合性(案)
30−8−2.非破壊検査判定基準の比較
30−8−3.溶接検査に関する資料
30−9 .火力設備規格 補遺
30−10−1.火力設備規格 用語の定義について
30−10−2.火力設備規格 用語の定義について
30−11 .火力設備規格 用語の統一
30−12 .火力設備規格(第3版)チェックリスト
30−13 .火力設備規格 レビュー票
30−14 .火技解釈との比較資料(分担票)
30−15 .水圧試験時の安全性について
5.議事
(1)前回議事録確認(資料30−1)
事務局が前回議事録を読み上げ,委員の承認を得た。
(2)委員候補の選任(資料30−2)
事務局が,今西委員(関西電力)から委員退任の届出があったことも伝え,委員候補者として岡本員直氏(関西電力)が推薦されていることを伝えた.岡本氏の委員就任について,
挙手による採決を行った結果,全員一致で了解された。次回,火力専門委員会で承認いただくこととなった.
(2)日本電気技術規格委員会(JESC)および技術基準WG関連報告(資料30−2)
事務局が,火力設備規格がJESCコード(省令51号への適合性)として承認を受けたことを伝え,1/10付けでJESCから承認文書が届いていることを報告した.
1/23の電力安全小委員会技術基準WGにて,JSMEがプレゼンテーションを実施したことを浜田主査が伝え,プレゼンテーション内容を説明した.
(3)溶接分科会報告(資料30−4)
浜田主査が資料に添って,溶接分科会の審議・決定事項を報告した.
(4)審議
(4−1)溶技省令および解釈との比較検討資料について(資料30−5)
(資料30−13−2)
浜田主査が「溶技省令および解釈との比較検討資料一覧表(第V章〜第X章)」を説明した.また,椎橋委員が一件一葉の溶技解釈との比較検討シートの説明を行った.
一件一葉の溶技解釈との比較検討シートは,全ての欄を各担当が記入し,次回構造分科会までに完成することとした.その成果物を次回構造分科会で審議することとなった.また,資料30−5の一覧表の修正は浜田主査と事務局が担当することとなり,各委員から送付される比較検討シートを反映し,随時修正を加えていくことが了解された.
(4−2)溶技解釈からみた火力規格との比較資料について (資料30−6)
「溶技解釈からみた場合の火力規格との比較資料」を溶接分科会で作成していることを浜田主査が伝え,内容を説明した.本資料は,「溶技解釈との比較検討資料一覧表(第V章〜第X章)」と「溶技解釈との比較検討資料一覧表(第Y章〜第Z章)」を基に作成していることを伝え,内容の説明を行った.
溶技解釈から見た場合の比較資料(資料30−6)の修正は,浜田主査と事務局が担当することとなり,上記2つ資料を反映し,随時修正を加えていくことが了解された.
(4−3)水圧試験時の安全性について (資料30−15)
(資料30−7)
神尾副主査が,安全率変更に伴う水圧試験時の安全性について資料30−15で説明を行った.また,規格案を火力専門委員会へ提案する際,資料30−7と資料30−15を提出したい旨,浜田主査より伝えられた.
審議の結果,3b.項の記載は,「・・・降伏強さとの関係を確認すること。(第V章および第X章を適用する・・・)。ただし,・・・・」とすることとなった.
また,この資料30−15を火力規格の総則補遺に記載することについて審議がなされ,委員はこれを了解した。
神尾副主査が本日の審議結果を反映し,資料30−15を修正することとなった。その記載内容を事務局が総則補遺に取り込み,次回構造分科会で審議することとなった。
(4−4)溶技解釈の耐圧代替非破壊試験との整合性について
椎橋委員が,溶技解釈との整合性を考慮し,第V章〜第X章の水圧試験に係る規定に共通して追記する規定案を提案し,その内容を説明した。
審議の結果,本規定案は構造分科会で了解された。また,1/29の溶接分科会で上記の審議結果を報告し,溶接分科会でも審議いただくこととなった。
構造・溶接分科会の審議結果を反映し,岡本委員が水圧試験に係る規定(PG-99,UG-99等)のレビュー表の修正を行い,次回構造分科会で審議することとなった。
また,非破壊検査判定基準について溶技解釈ならびに火力設備規格(第V章〜第X章)の規定内容を比較した結果を椎橋委員が報告した。各章(第V章〜第X章)の非破壊検査判定基準の横通し図ってはどうかとの意見も出された。
審議の結果,判定基準の横通しは行わず,ASME規格と同一な規定とすることが構造分科会で了解された。(ただし,語句と有効桁数は統一することとした。)また,1/29の溶接分科会で審議結果を報告し,溶接分科会でも審議いただくこととなった。
構造・溶接分科会の審議結果を反映し,椎橋委員が非破壊検査判定基準に係る規定(PW-51,UW-51等)のレビュー表の修正を行い,次回構造分科会で審議することとなった。なお,該当するレビュー表は事務局が椎橋委員に送付することとした。
(4−5)火技省令および解釈との比較検討資料について(資料30−14)
(資料30−13−2,3)
資料30−4の作業分担に添って作成した,「火技解釈との比較検討シート」を各担当委員が説明した。
火技解釈との比較検討シートは,全ての欄を各担当委員が記入し,次回構造分科会までに完成することとした.その成果物を次回構造分科会で審議することとなった.
(4−6)補遺の記載事項について (資料30−9)
浜田主査が,資料30−9にそって,構造・材料・溶接分科会の意見を反映した補遺の改訂案を説明した。
構造分科会担当の各章の補遺のうち,不要な補遺の記載(規定が削除された個所)は削除することとした。また,本日の議題(4−3)と(4−7)の審議結果を反映することとした。上記の修正を事務局が行い,完成した補遺案を次回構造分科会で審議することとなった。
(4−7)用語(管,管寄せ,配管)の定義について (資料30−10−1,2)
補遺に記載されている「管,管寄せ,配管」の定義に関し,出典を調査して欲しい旨,神尾福主査と西野委員から依頼があったことを浜田主査が伝えた。神尾福主査と西野委員が資料30−10−1に添って「管,管寄せ,配管」の定義に関する調査結果を説明した。また,両委員の調査依頼を受け,火力設備規格(初版)作成当時,該当部分を担当していた藤田副委員長(元構造分科会副主査)に出典の経緯を確認したところ,資料30−10−2のとおり回答を受けたことを浜田主査が伝え,内容を説明した。
審議の結果,管と配管は区別することなく管と呼ぶこととし,補遺の5.用語に記載された「管,管寄せ,配管」の定義は,削除することとした。補遺の修正は,事務局が担当することとなった。
なお,規格中の語句は,「tube=チューブ」,「pipe=管」とすることとした。
(4−8)レビュー表の審議
各委員が配布資料に従いレビュー表の審議を行った.資料30−12のチェックリストを確認し,未提出のレビュー表がある委員は,事務局に電子データを送付することとなった。
(5)その他
(5−1)火力設備規格説明会について
事務局が,火力規格説明会の開催(案)の説明を行った。
電力安全課および各地方局を対象とし,火力設備規格の説明会の開催依頼があったことを伝えた。本件は,3月の説明会開催に向け準備を進めることが運営タスクで了解されたことを事務局が伝えた。今後,説明会資料作成等で協力をいただきたい旨,事務局がお願いした。
また,火力設備規格のユーザーを対象とした説明会開催のため,電事連や日本電機工業会等の団体と調整する意向であることを伝え,運営タスクの了解が得られ次第,準備を進めることを事務局が伝えた。今後,説明会資料作成等で協力をいただきたい旨,事務局がお願いした。
説明会開催にあたっては,資料作成期間も十分考慮して調整して欲しいことが,浜田主査より伝えられ,事務局は了解した。
6.次回開催
日 時:2003年2月25日(火)13:30〜17:00
場 所:日本機械学会 第2会議室