第60回 発電用設備規格委員会 火力専門委員会 構造分科会 議事録
1.日 時:2009年4月10日(金)13時30分〜16時00分
2.場 所:日本機械学会 第2会議室
3.出席者:浜田(東電)、西野(配管技術研究協会)、西田(三菱重工) 、堀(バブコック日立)、一柳(中電) 、位田(カワサキプラントシステムズ) 、稲井(IHI)、小高(富士電機システムズ)
代理者:大河原 [島田(東芝)]
欠席者:鈴木(日立) 、児玉(関電)
オブザーバ:なし
事務局:稲垣(記)
4.配布資料
60−1 .第59回構造分科会議事録(案)
60−2 .構造分科会委員名簿
60−3 .第47回火力専門委員会議事録(案)
60−4 .配管減肉分科会に対する意見要望
60−5 .材料専門委員会審議事項 PG-19(PG-20)、PG-26
60−6 .第48回規格委員会議事録(案)
60−7 .基本規定2008年版 (本文見え消し版、表X見え消し版、目次詳細対比表)
60−8 .JSME発電用火力設備規格「配管減肉管理規格(2009年版)」について
60−9 .火力設備規格本体の編集・管理に関する現状と課題 / 作業分担表
60−10 .SI値表記に関する対応 (火力専門委員会フォローアップ)
60−11 . 欠
60−12 .第59回配布資料の文に対する試案 ASME 2007E(2008A)レビュー表(PG42〜他)
60−13 .第W章 Subsection B圧力容器の製作方法に関する要求事項 (Part UW)
60−14 .第X章 第2部配管構成品の圧力設計
5.議題
(1)前回議事録確認 [資料60-1]
前回議事録(案)について確認を行なった結果、意見等は特になく、議事録案は承認された。
(2)構造分科会委員の承認 [資料60-2]
一柳委員の再任、位田委員の再任、鈴木委員の退任と、新任委員候補として堤田真矢氏(鞄立製作所)の推薦について事務局より報告した。挙手により採決を行った結果、出席委員全員の賛成で、構造分科会の委員候補者として推薦することが承認された。
(3)報告事項
(3−1)火力専門委員会・規格委員会他報告 [資料60-3,4,5,6]
第47回火力専門委員会と第48回規格委員会の審議内容のうち、火力に関連する内容が報告された。火力専門委員会のフォローアップとして、配管減肉分科会に対する意見要望の集約状況と、材料専門委員会審議事項PG-19 (PG-20)、PG-26について報告された。
(3−2)JESC対応状況報告 [資料60-7,8]
a.
基本規定2008年版
規格委員会の意見対応結果と、規格・火力専門の各委員確認結果を反映した本文・添付資料について、共通項目及び構造分科会に関わる対応内容について説明があった。
本資料が、JESC本委員会で審議されることと、各委員で万一気付き事項があれば、速やかに連絡することとなった。
目次比較表については、各委員で担当箇所を確認するよう依頼があった。
b.
配管減肉管理技術規格(2009年版)
配管減肉規格がJESC本委員会で審議されることについて、規格概要を含み紹介があった。
(3−3)その他報告 [資料60-9]
編集・管理に関する手引き類が、3分科会で十分共有されていないことが報告され、共有化をはかる取り組みについて報告された。このうち、用語集は、溶接分科会のものをベースに充足させていくこととなった。
委員専用ホームページについて、現状よりもシンプルになるよう編集することが了承された。修正に先立ち、過去の使用実績を踏まえ、要望があればご連絡頂くよう、事務局から依頼した。
(4)審議事項
(4−1)SI値表記に関する対応 [資料60-10]
火力専門委員会の集約意見に則り、SI値の対応について審議を行い、構造分科会としては以下の方針で対応することとした。加えて、JISの換算値との整合は行わず、JSME規格の方針として統一することが確認された。
a.
長さの表記については、以下の優先順位で対処する。
優先順位1) 長さ(インチ表記)の換算について、ASME米国慣用単位系の値にカッコ書きされている小数点以下の記載がない数値を基本的に採用する。
優先順位2) NPSを使用したものについて、B36.10Mに則り、小数第1位までの換算値を基本的に採用する。
優先順位3) 上記方針で作業を進め、問題が発生した場合は分科会で審議する。
b.
長さ以外の単位は、ASMEのSI換算値を採用する。
(4−2)ASME 2007E(2008A)レビュー表(PG42〜他)の文に対する試案 (西野副主査)[資料 60-12]
文章表現を中心に、前回審議資料の詳細確認結果が審議された。詳細は位田委員で再確認することとなった。特記事項は以下の通り。
・WPS、PQRは、溶接分科会の用語集に則り、それぞれ「施工法認証記録」「溶接施工仕様書」とする。
・Ratingは、「レーティング」とする。
・Control Valveは、ダイヤフラムを用いた空気駆動タイプの弁で「調節弁」、Regulating Valveは電気信号により直接駆動させるタイプの弁で「調整弁」としたが、全てにおいて当てはまる表現ではないので注意が必要である。
・Tubeについて、「チューブ」と記載するか確認があったが、管と書いて「くだ」「かん」の両読みがあることから、状況に応じて記載することとなった。
補足)分科会開催後、西田委員により、Tubeは「チューブ」と記載するよう、溶接分科会用語一覧に示されていることが確認された。
(4−3)JSME規格本体200X年版の改訂作業の審議
200X年版の改訂作業内容について審議された。特記事項は以下の通り。
a.
第W章 PART UW圧力容器 (浜田主査) [資料60-13]
・ 原文となるASMEにおいて、UW-13(g)が追記となったが、UW-13(f)(2)と同じような内容に見えるため、違いが分からない。暫定的にそのまま取り入れるが、各委員でも何か分かれば、浜田主査まで連絡するよう依頼があった。
b.
第X章 第2部配管構成品の圧力設計 (稲井委員) [資料 60-14]
・ 104.1.4で、クリープ領域の最小管厚さの式が追加となり、材料専門委員会で話題となったクリープ対応のための「W:溶接強度低減係数」が新規に導入された。なお、「E:溶接継手効率係数」は、従来通りかかっている。
・ 104.1.3の「最高使用温度」は、JSME規格であまり使用していないため、稲井委員で確認することとなった。
4.次回開催
日 時:2009年7月17日(金)13時30分〜
場 所:日本機械学会 第2会議室
以 上