第63回 発電用設備規格委員会 火力専門委員会 構造分科会 議事録
1.日 時:2010年2月5日(金)13時30分〜17時10分
2.場 所:日本機械学会 第5会議室
3.出席者:浜田(東電)、西田(三菱重工) 、堀(バブコック日立)、一柳(中電) 、位田(カワサキプラントシステムズ) 、齋藤(IHI)、堤田(日立)、島田(東芝)
代理者:春国 [小高(富士電機システムズ)]
欠席者:西野 (配管技術研究協会)
オブザーバ:なし
事務局:稲垣(記)
4.配布資料
63−1 .第62回構造分科会議事録(案)
63−2 .構造分科会委員名簿
63−3 .第50回火力専門委員会議事録(案)
63−4 .第51回規格委員会議事録(案)
63−5−(1).発電用火力設備規格2008年版(TA0〜TA2-2008)の講習会実施報告
(2).火力設備配管減肉管理技術規格2009年版(TB1-2009)の講習会実施報告
63−6 .基本規定で引用されているJSME火力設備規格とASME 2004Ed.の当該規定の相違点
63−7 .規格原稿/ASMEレビュー票 第V章(PG67-73.4.3),第W章(UG125-137),第X章(122-122.14.2)
63−8 .規格原稿/ASMEレビュー票 第W章(UW46-65, Appendix26-6.4.2-26-6.5)
63−9 .ASMEレビュー票 第V章(PG58-82)
63−10.規格原稿/ASMEレビュー票 第V章(PG31-39.7),第W章(UG24-33(j)),第X章(103-104.8.4), 第W章(APPENDIX 1-3)
63−11 .規格原稿/ASMEレビュー票 第V章(PG42)
63−12 .規格原稿/ASMEレビュー票 第V章(introduction), 第X章(129-132.7)
63−13 .規格原稿/ASMEレビュー票 第V章(PG1-29.13, APPENDIX A18-302.12.2.1),第W章(UG1-23)
参考1.発電用火力設備規格 詳細規定(200X年版)の委員専用HP原稿アップ状況
5.議題
(1)前回議事録確認 [資料63-1]
前回議事録(案)について確認を行なった結果、意見等は特になく、議事録案は承認された。
(2)分科会委員の承認 [資料63-2]
浜田委員の再任の意向と,新任候補として時吉一文氏の推薦が報告され,挙手による採決の結果,出席者全員の賛成で次回火力専門委員会に推薦することとなった。併せて主査の互選を行った結果,浜田委員が引き続き主査として推薦された。また,児玉委員の退任が報告された。
(3)報告事項
(3−1)火力専門委員会・規格委員会他報告 [資料63-3,4]
第50回火力専門委員会,第51回規格委員会の審議内容のうち、火力に関連する内容が報告された。特記事項は以下の通り。
・
選挙により,規格委員会の次期委員長は森下氏(前原子力専門委員会委員長),火力専門委員会の次期委員長は木村氏(前火力専門委員会委員長),原子力専門委員会の次期委員長は小山氏(前規格委員会副委員長)が選出・承認された。
・
火力関係で,現在計画中の講演会は以下の通り。大口自家懇は先方からの依頼のため,すでに引き受けており,動エネシンポジウム・ASME PVP2010への参加は次回火力専門委員会に諮ってから正式決定となる予定。
大口自家発懇話会での講演会(2/22)
動エネ部門シンポジウムでのセッション(6/21/22)
ASME PVP 2010(7月中旬)
(3−2)その他報告 [資料63-5-(1)(2)]
a.
発電用火力設備規格(2008年版),配管減肉管理技術規格(2009年版)講習会開催報告
上記講習会の開催報告があり,概ね好評であったことが報告された。
併せて,原子力安全・保安院によるエンドース作業が遅れているため,次回火力専門委員会に追加講習会の開催計画を諮ることが報告された。
(4)審議事項
(4−1) 動エネセッションおよびASME PVP2010講習会資料案の確認 [資料63-6]
講習会資料案「基本規定で引用されているJSME火力設備規格とASME 2004Ed.の当該規定の相違点」について,各委員がメールで事前確認したものをベースに,溶接分科会と協調を取ったものが配布された。
火力専門委員会で承認された場合,この資料をベースに動エネ部門シンポジウムでのセッションおよびASME PVP 2010で発表予定であることが報告され,気付き事項があれば各委員から適宜申し出て頂くよう依頼があった。
(4−2) JSME規格本体200X年版の改訂作業の審議
200X年版の改訂作業内容について審議された。特記事項は以下の通り。
a.
規格原稿/ASMEレビュー票 第V章(PG67-73.4.3),第W章(UG125-137),第X章(122-122.14.2)(島田委員) [資料63-7]
・ 全般:数値は,SI値の方針に沿った修正がされているが,例えばUG134(e)等で原文のSI値となっていない部分があるため,再確認する。
・ PG-68.3:安全弁の容量の規定がASMEに合わせて削除となっているが,基本規定に引用されている部分である。規定を残しても問題はないと考えられることから,国内の実情に合わせ削除しないこととする。
・ UG-125:「超過圧防止」の表現は,「過圧防止」の方がより適切と考えられる。
・ UG-127(d)(1):表現を全般的に再確認すること。
・ UG-127(d)(3):後半,ASME原文の反映漏れがあるので追記する。
・ UG-136(d)(2)(b)とPG-73.4:それぞれの耐圧試験圧力が,気圧で1.25倍と1.1倍である。PG-73.4は弁単品の規定であり,1.1倍も標準的な数値であるが,今後書面投票等で質問対応が考えられるため,レビュー票に差異理由を明記しておくこと。
b.
規格原稿/ASMEレビュー票 第W章(UW46-65, Appendix26-6.4.2-26-6.5)(一柳委員) [資料63-8]
・ UW-54:溶接分科会では,T120.1とT120.2により,ASMEと火技他従来の手法を規定している。T120を引用し,溶接側の記載と連携させること。
c.
ASMEレビュー票 第V章(PG58-82)(春国委員) [資料63-9]
・ PG-58.3.8:高温水ボイラに関する規定は取り扱わない。
・ PG60.1.1.4:表現を全般的に見直す。
d.
規格原稿/ASMEレビュー票 第V章(PG31-39.7),第W章(UG24-33(j)),第X章(103-104.8.4), 第W章(APPENDIX 1-3)(斉藤委員) [資料63-10]
・ 全般:数値は,SI値の方針に沿った修正がされているが,例えば図PG-31(i-2)等で原文のSI値となっていない部分があるため,再確認する。
・ APPENDIX1: 強制的Appendixの表現は修正する。
・ APPENDIX1 1-4(b):「呼び」厚さとする。また,「公称肉厚」の表現があるので修正する。
・ APPENDIX2:新規修正部分で,「Appendix→補遺」としている部分があり,修正する。
・ APPENDIX2 表2-5.1:(注1)として石綿に関する規定があるが,ASME原文には旧edditionにもなく,国内の石綿対策の観点でJIS B 8265の規定を引用した可能性がある。過去の記録を確認する事。
e.
規格原稿/ASMEレビュー票 第V章(PG42) (位田委員) [資料63-11]
・
特記事項なし。
f.
規格原稿/ASMEレビュー票 第V章(introduction), 第X章(129-132.7)(西田委員) [資料63-12]
・ 全般:数値は,SI値の方針に沿った修正がされているが,一部SI値となっていない部分があるため,再確認する。
g.
規格原稿/ASMEレビュー票 第V章(PG1-29.13, APPENDIX A18-302.12.2.1),第W章(UG1-23) (堀委員) [資料63-13]
・ PG-9.7(b):相当材からSUSを含めない件は,削除忘れであり,次回までに対応する。
・ PG-26:材料専門委員会の検討結果待ちとなる。
・ PG-27.1:Appendix A317が関係するが,Appendix A310以降が新規であるため,内容を見て反映するか検討する。
・ PG-27.2.1.3:SI値に換算するとねじ山の数がずれるため,審議の結果,特殊例としてUS Customaryで表記する事となった。
・ PG-27.2.1:ASME SI値では「外径125mm以下」となるが,火技解釈・基本規定とも「外径127mm以下」で規定している。審議の結果,国内の実情にあわせASME SI値を採用しない事となった。
・ PG-29.1:用語で,材料側では「溶接継手強度低減係数」としているため,合わせること。
・ APPENDIX-6
A-22.6.2.4.2.2: S = 規定最小(引張強さ)→規定最小引張強さ とする。
h.
その他
各委員から,準備出来次第原稿データを事務局に送付し,HPにアップロードすることとなった。事務局から,規格原稿を最終的に統一する都合があるので,規格原稿のファイルは委員専用HP通りのファイル区分に合わせてもらうよう依頼があった。
また,ASMEレビュー票は,各委員が作業しやすいようにまとめても構わないことが報告された。
4.次回開催
日 時:2010年4月16日(金)13時30分〜
場 所:日本機械学会 第5会議室
以 上