第23回 発電用設備規格委員会 火力専門委員会 議事録

 

1.日 時:2003年3月7日(金)13時30分〜17時30分

2.場 所:日本機械学会 第3・4・5会議室

3.出席者:(委員22名中;出席者12名,代理者5名,欠席者4名)

西口(神奈川工大),藤田(三菱重工),浜田(東電),

瀬戸口(長崎大),木村(物質・材料研究機構),三好(川崎重工),

南(日本鋼管),坂口(中電),天野(早大),酒井(富士電機)

山本(電中研),田村(火原協),山下(関電)      

  代理者:木村(三菱重工)【野本(東大)】,橋本(発技検)【小泉(発技研)】,

幾野(日立)【安田(日立)】,築山(バブ日立)【石田(バブ日立)】

藤岡(東芝)【雨宮(東芝)】

  欠席者:堀江(日電協),森下(IHI),池田(横国大),中曽根(東京理大),

  オブザーバ:大塚(関電)

  事務局:和田・佐藤

4.配付資料

23−1  .第22回火力専門委員会議事録(案)

23−2−1.材料分科会委員(案)

23−2−2.構造分科会委員(案)

23−2−3.溶接分科会委員(案)

23−3−1.火力設備規格に関する審議結果について(JESC回答文書)

23−3−2.電力安全小委員会技術基準WG報告資料

23−4  .規格委員会報告

23−5−1.火力設備規格  第U章の改訂内容

23−5−2.火力設備規格  第U章(案)

23−5−3.火力設備規格  許容応力表の改訂における考え方について

23−6−1.火力設備規格  第V章〜第X章 規格改訂リスト

23−6−2.安全率変更(4→3.5)に伴い影響する部分の検討結果

23−6−3.火力設備規格  第V章〜第X章の溶技省令への適合性説明一覧表

23−7  .火力設備規格の溶接に関する規格について

23−8  .火力設備規格 補遺(案)

23−9−1.火力設備規格に対する質問への回答について

23−9−2.火力設備規格に対する質問

23−10  .火力設備規格説明会(3/26)の解説内容(案)

 

5.議事

(1)事務連絡と資料の確認

 事務局が本委員会の資料の確認を行った。

 

(2)出席者自己紹介

 出席委員が自己紹介を行った。

 

(3)議題の確認

 議題の確認を行い、変更の提案はなく承認された。

 

(4)前回議事録確認【資料23−1】

 事務局が前回委員会議事録を読み上げ、委員長が内容について確認を行ったが、

特に意見はなく承認された。

 

(5)各分科会委員の承認【資料23−2−1〜3】

事務局が,材料分科会と構造分科会の今西委員より,また溶接分科会の田辺委

員より委員退任の届出があったことを伝えた。各分科会委員候補者の推薦を募っ

た結果,材料分科会と構造分科会は岡本員直氏(関西電力),溶接分科会は松島

好人氏(日立製作所)の推薦があったことを伝えた。

 上記の新委員3名(材料分科会1名,構造分科会1名,溶接分科会1名)の就任

について挙手による採決を行った結果,全員一致で承認された。

 

(6)日本電気技術規格委員会(JESC)関係報告【資料23−3−1】

JSME火力設備規格(1999年版)および同規格(2002年追補版)は,第25回

日本電気技術規格委員会(12月20日開催)において,省令51号に適合する規格と

して承認を受けたことを事務局が報告し,1月10日付けでJESC関根委員長から

JSME班目委員長宛てに文書が届いていることを報告した.

また,このJESC承認に伴う火力設備規格「補遺」の改訂(解説事項の追加)は,

現在,公衆審査等の手続きを進めているところであり,全ての手続きが完了次第,

火力設備規格の購入者に送付予定であることが事務局より伝えられた.

 

(7)電力安全小委員会技術基準WG関係報告【資料23−3−2】

 西口委員長が資料23−3−2に添って,電力安全小委員会技術基準WGでの検

討状況ならびに検討結果の報告を行った.

 

(8)規格委員会報告【資料23−4】

 事務局が資料23−4に添って,12/3の規格委員会の審議事項および決定事

項の報告を行った。

 

(9)審議

(9−1)火力設備規格(2003年版)(案)の審議

 木村委員(材料分科会主査),浜田幹事(構造分科会主査),木村溶接分科会副

主査が火力設備規格(2003年版)(案)を提案した.主に下記の内容を中心に説明

が行われた.

@材料規格(第U章)【資料23−5−1〜3】

 ・火力設備規格(2003年版)(案)の改訂部分

 ・引張り強さの安全率変更(4→3.5)に伴う許容応力表改訂における考え方

 ・ボルト材の取り入れ(第21回委員会にて説明済)

A構造規格(第V章〜第X章)【資料23−6−1〜3】 

 ・火力設備規格(2003年版)(案)の改訂部分

 ・引張り強さの安全率変更(4→3.5)に伴い影響する部分の検討結果

 ・溶接に関する技術基準への適合性の検討について

 ・溶接規格(第Y章,第Z章)との整合性について

 ・電位差法規定の取り入れ

B溶接規格(第Y章,第Z章)【資料23−7】 

 ・溶接規格作成の基本方針

 ・ASME規格からの変更点(取り入れ状況)

 ・溶技解釈との比較検討結果について

 C補遺【資料23−8】

  ・水圧試験時の安全性(第8項)について (担当:構造分科会)

  ・第Y章,第Z章に係る補遺の追加    (担当:溶接分科会)

 

審議の中で,瀬戸口委員より水圧試験時の安全性について(補遺第8項)に関す

る下記の意見が出された.本件は構造分科会で検討することとし,対応案が完成

次第,火力専門委員会委員に連絡することとなった.

<意見>

・補遺8の記述の中で,オーステナイト系ステンレス鋼が1.5倍水圧時に降伏強

さの90%を超える可能性を記載している部分については,非常に安全サイドの

検討になっているので,規格使用者に対してあらぬ不安を与えるのではないか.

 

 委員長が火力設備規格(2003年版)(案)を投票に諮ることを提案し,挙手によ

る採決を行った結果,出席委員の2/3以上の賛成(賛成17名/出席委員18名)

で,承認された。投票期間は1ヶ月とし,投票時の添付資料は本委員会での審議資料

(資料23−5〜8)ならびに事前に送付した規格案(本体)とすることが提案され.委員に了

解された.

  また,3/12に開催される規格委員会で本日と同内容を説明し,火力専門員会の投票

が可決となった場合に限り,規格委員会の投票に諮りたい旨,規格委員会に提案し

たいことが伝えられ,委員に了解された.

 

(9−2)発電用火力設備規格に対する質問への回答について

【資料23−9−1,2】

 事務局が,2/6付けで火力設備規格(2002追補版)に対する質問(資料23−

9−2)が届いていることを伝えた.また,審議要領に従い火力専門委員会の承認の

もと回答するよう,規格委員会役員の指示を受けていることも伝えた.

 浜田幹事(構造分科会主査)が,資料23−9−1に添って,構造分科会で検討

した質問への回答(案)を説明した.

 挙手による採決を行った結果,全員一致で回答(案)が承認され,事務局から質

問者へ送付することが了解された.

 

(10)その他

(10−1)発電用火力設備規格説明会の開催について【資料23−10】

 経済産業省電力安全課より発電用火力設備規格説明会の実施を依頼されており,

開催に向け,運営検討タスクならびに火力専門委員会役員と事前調整を行ったこ

とを報告した.また,説明者ならびに解説内容(案)を提案した.

 審議の結果,電力安全課向けの火力設備規格説明会(案)は委員に了解された.

 また,関連事項として,火力設備規格使用者に対する説明会の実施(PR活動)

について,次回規格委員会で審議予定となっていることも合わせて伝えられた.

 

(11)次回開催予定

 日 時: 2003年6月2日(月) 

13:30〜17:00

 場 所: 日本機械学会 第1会議室