第38回 発電用設備規格委員会 火力専門委員会 議事録
1.日 時:2006年11月21日(火)13時30分〜17時10分
2.場 所:日本機械学会 第3・4・5会議室
3.出席者:(委員22名中;出席者17名,代理者3名,欠席者2名)
野本(東大名誉教授),浜田(東電),藤田(三菱重工),西口(神奈川工大),
木村(NIMS),雨宮(東芝),山本(電中研),山内(バブ日立),吉田(発電技検),
池田(日電協),和泉(富士電機システムズ),西村(日立),川端(HSBジャパン),
本田(関電),結城(NISA),椎名(ロイド),三村(新日鐵),大橋(IHI)
代理者:佐々木【三好(カワサキプラントシステムズ)】,若山【伴(中電)】,鯉田【川端(HSBジャパン)】
欠席者:天野(早大),田村(火原協)
オブザーバ:坂田(三菱重工),吉野(東電)
事務局:石井
4.配付資料
38−1 .第37回火力専門委員会議事録(案)
38−2 .分科会委員案
38−3 .火力専門委員会委員案
38−4 .第38回規格委員会議事録(案)抜粋
38−4−1.規格整備のロードマップ作成について(審議項目)
38−5−1.材料分科会報告
38−5−2.構造分科会報告
38−5−3.溶接分科会報告
38−6 .発電用火力設備規格(2003年版および2005年追補版)の省令適合性に関する技術検討報告書(案)
38−7−1.検査法などの新技術を規格に取込む場合の審議方針とそれに基づく「ガイド波」および「ひずみ測定法」の審議資料
38−7−2.第7節点検(試験)方法 未検査時最大減肉速度表案
38−7−3.規格本体7.1項(2)〜(7)の試験方法を採用する場合の規定
38−7−4.ガイド波反射検査法による試験
38−7−5.ひずみ測定法による試験
添付資料
資料1−1:The reflection of the fundamental torsional mode from cracks and notches in pipes
資料1−2:Defect
detection in pipes using guided waves
資料1−3:ガイド波反射検査法文献データと計測データの比較による基本原理の有効性確認
資料1−4:ガイド波反射検査法の実用性確認データ
資料1−5:Rapid long-range inspection of chemical plant pipework using guided wave
資料1−6:A Torsional Mode Guided Wave Probe for Long Range, In Bore Testing of Heat Exchanger Tubing
資料2−1:配管表面のひずみ測定による方法
資料2−2:In-Service Strain Measurements for Life Prediction and Extension of Piping and Boiler Components
資料2−3:Detection of Flowline Blockage Using Bragg Grating Sensors
38−8−1 専門委員会運営規約改正の提案
38−8−2 意見受付公告(案)発電用火力設備規格 火力配管減肉管理技術規格(2007年版)(案)
38−8−3 火力専門規格原稿フォーマット(案)
5.議事
(1)議題の確認
議題の確認を行い,変更の提案はなく承認された。
(2)前回議事録確認 【資料38-1】
議事録案について,意見,気付き事項の確認を行なった結果,意見等は特になく,文字の修正
((9-2)施工規則→施行規則)の他は議事録案は承認された。
(3)分科会委員の承認 【資料38-2】
構造分科会より,児玉
滋氏(関電)が委員候補者として推薦されていることが伝えられた。
委員の選任について審議し,挙手による採決を行った結果,出席委員全員の賛成で承認された。
(4)専門委員会委員の承認 【資料38-3】
任期満了を迎える本田委員より再任の意向が出されていることが伝えられた。
委員選任について審議し,挙手による採決を行った結果,出席委員全員の賛成で承認された。
(5)規格委員会報告 【資料38-4】
事務局が,第38回規格委員会(9/21)の審議事項および決定事項の報告を行った。
(6)分科会報告
(6−1)材料分科会報告 【資料38-5-1】
木村委員(材料分科会主査)が,第42回材料分科会(10/16)の審議事項および決定事項
並びに規格改訂状況の報告を行った。
・
相当材の検討目的についてJIS相当材に至った経緯について審議資料を準備していただきたい。
また,相当材と判断した根拠についても資料中に明記するよう要望が出された。
・
相当材の調査目的について,「ASME SA材に対する構造上の追加要求を相当JIS材に対しても
適用して保安水準の向上を図るべきではないかを検討するため」
構造分科会から再度,材料分
科会へ再検討依頼を出して検討を行うことを伝えた。
であることが説明され、この認識の下に相当材の確認作業を継続願うこととなった。
(7−2)構造分科会報告 【資料38-5-2】
浜田副委員長(構造分科会主査)が,第49回構造分科会(8/28)と第50回構造分科会(11/10)
との審議事項および決定事項並びに規格改訂状況の報告を行った。
(7−3)溶接分科会報告 【資料38-5-3】
浜田副委員長(溶接分科会委員)が,第50回溶接分科会(10/23)の審議事項および決定事項,
並びに規格改訂状況の報告を行った。前回の懸案項目である,ASME SectionX Article9の目視試験
方法に関する規定に関し,JSME規格「第X章102.4.6鋳造係数」で引用していることから,JSME規格
として目視試験方法を取り入れる方向で修正することとなった。また,将来的には第Y章 非破壊検査
の規定による目視試験の要員資格要求について検討していくこ。
(8)審議
(8−1)火力設備規格の省令適合性に関する技術検討報告書(案) 【資料38-6】
浜田副委員長が,発電用火力設備規格の省令適合性に関する技術検討報告書(案)について,前回提示
したものからの変更点を中心に説明を行った。
「はじめに」に該当する「策定方針」について,ASMEをなぜ取り込んだのか
を含めた規格作りの方針などをより具体的に記述する等を行うことになった。
(8−2)火力設備配管減肉管理技術規格改訂案について 【資料38-7-1〜4】
火力サブタスクより,火力設備配管減肉管理技術規格改訂案の検査方法等の新
技術を規格に取り組む場合の審議方針とそれに基づく「ガイド波」および「ひずみ
測定法」について説明がなされた。
・配管減肉規格と火力サブタスクの組織上の位置づけを明確にするよう要望が
出された。
・審議方針について,参加者全員に了解された。
・「ひずみ測定法」について7.1(1)〜(7)の中でスクリーニングの記載方法の統
一を行い,「スクリーニング」を解説で説明修正した上で,書面投票に諮ること
を審議した結果,反対意見はなく了解された。
・
「ガイド波」について,次回説明資料を補足し,再度審議することになった。
(8−3)規格整備のロードマップ作成について 【資料38-4-1】
規格委員会委員長より審議提案があり,火力としては,運営の仕方について,戦略的に
議論していきたい。3項目ある。
1.
ASMEは現状通り・・・運転保守については体系立っていない。
2.
省令適合性について
3.
規格整備について・・・現状,ボイラ及び附属設備 液化ガスはどうなのか。
の取り組み方針を議論した結果、今後新たな規格作成に取り組む事は作業量の観点から厳
しいため、現状の「火力設備規格」と「配管減肉規格」をきちんと維持していくことに重点
を置き、蒸気タービンや他の規格については、JISやJEACなど関係他機関と調整してはどう
かとの意見が出された。
今,新たな規格作りは厳しく,現状の「配管減肉設備規格」と,「火力設備規格」について
しっかり進めていくことが大事である。タービン範囲の明確化,蒸気タービン,JAC,JIS
で作成していれば呼込めばいいのではないか。「火技解釈,JSME,関連整備」が必要である。
次回専門委員会前に,ロードマップ作成に向けて浜田副委員長を主に,吉田委員,田村委員,
池田委員で議論をお願いしたい。そして戦略&技術的にも皆が使い易くなるような意見を出して
いただきたい。その提案を基に,次回専門委員会で議論することとなった。
(8−5)専門委員会運営規約の改訂の提案について 【資料38-8-1】
原子力専門委員会より,専門委員会の委員の任期について改訂案が火力設備規格委員会へ提案
された。現状,再任は4回までとすることになっている。しかし,豊富な経験を持った専門家が
やる気があるにも関わらず,退任する必要が生じることから,委員任期について「再任を妨げない」
ことが提案され,書面投票に諮ることを審議した結果,反対意見はなく了解された。
(8−6)火力設備配管減肉管理技術規格(2007年版)公衆審査意見受付公告案について【資料38-8-2】
事務局より提案し,審議した結果,反対意見はなく了解された。
(8−7)火力設備規格(200x年版)の規格原稿フォーマットについて【資料38-8-3】
事務局より提案報告した。
(9)その他
(9−1)溶接安全管理検査報告書について
結城委員より,本日(11/21)電力安全小委員会にて審議され,問題が無ければ公衆審査に移行
ことが伝えられた。
(9−2)JSME火力設備規格の電力安全課ヒアリングについて 【資料38-6】
JSME火力設備規格(2003年版+2005年追補版)の火技省令適合性について,JESC(JSME)が
電力安全課のヒアリングを受けることになり,10/24,11/7,11/20(月2回目標)電安課,JESC,
JSMEの3者にて開始した。JSMEは火力専門委員会副委員長の浜田氏並びに事務局で対応することとなった。
日本機械学会の「発電用火力設備規格(2003年版)」及び同規格の「2005年追補版」について、
保安部会で示された手順に従い、規制の要求に対する充足性、策定プロセスの妥当性などに関する
技術評価を頂くため,判断条件3項目に照らし合わせ実施中であり、現在、材料、構造(ボイラ、
圧力容器、配管)についてはほぼ終了した段階で、12月中に非破壊検査と溶接についてヒアリングを
受ける予定であることが紹介された。
6.次回開催予定
日 時:2007年2月7日(水)13:30〜17:00
場 所:日本機械学会 第1・2会議室
以 上