第43回 発電用設備規格委員会 火力専門委員会 議事録
1.日 時:2008年 2月28日(木)13時30分〜17時00分
2.場 所:日本機械学会 第1会議室
3.出席者:(委員22名中;出席者19名,欠席者2名)
木村(NIMS),浜田(東電),藤田(三菱重工),野本(東大名誉教授)
西口(神奈川工大),三好(カワサキプラントシステムズ),天野(早大),田村(火原協)
吉田(発電技検),和泉(富士電機システムズ),西村(日立),川端(HSBジャパン)
結城(保安院),椎名(ロイド),高須(日本電気協会),三輪田(中電),山下(関電)
松本(東芝)
代理人:北川[山本(電中研)]
欠席者:三村(新日鐵),大橋(IHI)
オブザーバ:山下(バブ日立),山家(東芝),高橋(東芝),佐々木(東芝),白井(レーザック),
事務局:石井
4.配付資料
43−1 .第42回火力専門委員会議事録(案)
43−2−1.分科会委員案
43−2−2.火力専門委員会委員案
43−3 .第43回発電用設備規格委員会議事録(案)
43−4 .材料分科会報告
43−4−2.関連資料
43−5 .書面投票結果報告(NO.41)
43−6 .JSME発電用火力設備規格に係る今後の方針について(報告)
43−7 .火力専門委員会 配管減肉分科会設置の提案について
43−8 .火力設備配管減肉管理技術規格改訂案(電磁超音波法による試験)について
(補足説明資料) 電磁超音波法による配管減肉測定
43(参考1)
NIMS クリープデータシートシンポジウム規格・基準のおけるクリープ強度特性の重要性
5.議事
(1)議題の確認
議題の確認を行い,変更の提案はなく承認された。
(2)前回議事録確認 【資料43-1】
議事録案について,意見,気付き事項の確認を行なった結果,誤植修正以外には特になく,
議事録案は承認された。
(3)分科会委員の承認 【資料43-2-1】
材料分科会より,南
雄介委員の再任推薦並びに,構造分科会より,西野 悠司委員,島田 秀顕
委員,鈴木
智人委員の再任推薦があり,溶接分科会より,新任委員候補として,畑中 宏之氏(関西電力)の推薦があったことを事務局より報告した。
委員の選任について審議し,挙手による採決を行った結果,出席委員全員の賛成で承認された。
(4)専門委員会委員の承認 【資料43-2-2】
山下 登敏氏(バブコック日立)の委員選任について審議し,挙手による採決を行った結果,出席委員全員の賛成で承認された。また,任期満了を迎える西村
真琴委員,椎名 隆委員,三村 裕幸委員より再任の意向が出されていることが伝えられ,委員選任について,審議し,挙手による採決を行った結果,出席委員全員の賛成で承認された。天野 嘉春委員(早稲田大学)から任期満了に伴う退任の意向が伝えられた。
次回,規格委員会にて提案することが確認された。
(5)規格委員会議事録案(抜粋)報告 【資料43-3】
事務局より議事録案(抜粋)の報告を行なった。
(6)分科会他報告
(6−1)材料分科会報告 【資料43-4】
木村委員長(材料分科会主査)より,第46回材料分科会(1/24)の審議事項および決定事項について
(200x年版の規格改訂説明資料準備,許容応力と強度低減項に関するノートについて等)規格改訂状況の報告を行った。尚,次回は2008年4月2日(水)に行う。
(6−2)構造分科会報告 【資料43-4-2】
浜田副委員長(構造分科会主査)より,火力専門委員会書面投票No.41並びに規格委員会書面投票No.83の意見対応について,メール審議の実施について報告があった。また,2008年版の公衆審査準備,JESC審議提案資料について次回分科会に向け作業をしていることの報告があった。尚,次回は2008年3月6日(木)に行う。
(6−3)溶接分科会報告
浜田副委員長(溶接分科会委員)より,規格委員会書面投票No.74の意見対応の反映作業実施について報告があった。また,200x年版の公衆審査準備,JESC審議提案資料について次回分科会に向け作業をしていることの報告があった。尚,次回は2008年3月7日(金)に行う。
(7)書面投票結果報告について
【資料43-5】
事務局より,火力専門委員会書面投票「No.41」の結果を報告した。
@ (火力:No.41)発電用火力設備規格 第W章 Part UCSの改訂案の承認
(8)審議事項
(8−1)発電用火力設備規格の今後の活用について 【資料43-6,43-4-2】
浜田副委員長より,JESC委員会(1/17)の報告資料について,第42回火力専門委員会の審議内容を12月の規格委員会で承認された内容報告について説明があった。また,構造分科会で審議予定のドキュメント(三角形の図)にて,JSME規格における省令要求分部を抽出したものについて,「@省令,A解釈,BJIS」に照らして,「@省令A『第2階層』,BJSME規格」の『第2階層』として紹介された。
[審議項目]
@今後,機械学会として発電用火力設備規格をどう位置づけるのか議論が必要。(継続)
AJSME規格は,ASMEの翻訳が目的ではなく,省令の保安水準に基づく民間規格として,ASMEを手段として活用することが大事である。(第2階層をじっくり検討する)
B現行の規格改訂については,陳腐化しないように,従前どおり作業をすすめる必要がある。
[承認項目]
@今後の改訂作業(ASME 2007Ed.対応)について,従前からの基本方針に則って作業をすすめる。日本電気技術規格委員会(JESC)殿には,省令適合性の審議を依頼する.ただし,行政庁への審査基準としての活用要請についてはJSMEからJESC殿への審議依頼文書には記述しない.
AJSME規格本体の活用を目的に,JSME規格から省令要求部分を抽出したもの(第2階層)について,火力専門委員会役員,分科会役員,保安院も含めた検討が必要であり,そのための戦略・体制について次回火力専門委員会までに検討する。
(8−2)許容応力と強度低減項に関するノート 【資料43-4】
木村委員長(材料分科会主査)より,材料分科会の審議結果から,「使用済み核燃料貯蔵用の金属キャスク材料の許容応力として,引張強度に過時効の影響を考慮することは妥当であり,規格内の整合においても問題ない」ことが,報告された。
溶接鋼管(E)の場合、シームレス管(S)に比較して0.85を乗じた許容応力を与えている例がある。これはクリープの影響では無く、強度上の係数である。今回の過時効についてもクリープの影響では無いが、同様な取り扱いで問題ないと判断される。
火力関係では炭素鋼の時効による,黒鉛化などの影響について許容応力表の備考などで考慮されている例もある。
(8−3)火力専門委員会 配管減肉分科会設置の提案について 【資料43-7】
浜田副委員長(火力サブタスク主査)より,第43回発電用設備規格委員会(12/12開催)にて配管減肉対応特別タスクの解散と既発行規格の各部門での維持・管理が提案され、承認された。引き続き,『(仮称)配管減肉分科会』の設置について提案があり,審議の結果,書面投票の実施について,委員全員の賛成で承認された。
[提案]
1.火力専門委員会傘下に『(仮称)配管減肉分科会』を設置する。
2.配管減肉分科会の活動内容は以下の通りとする。
@発電用火力設備規格 火力設備配管減肉管理技術規格(2007年版)(JSME S TB1-2007)の維持・管理を行う。
A配管減肉管理に関する規格(JSME CA1-2005)については,原子力との共通規格のため、火力専門委員会,原子力専門委員会と相互の書面投票結果が反映される。しかし,維持・管理については原子力専門委員会 配管減肉分科会(設置予定)の活動であることから,原子力専門委員会 配管減肉分科会との連携を図りつつ活動する。B分科会委員は配管減肉対応特別タスク火力サブタスク委員の現行委員の継続とする。
(8−4)火力設備配管減肉管理技術規格(案)の承認 【資料43-8】
浜田主査(火力サブタスク)他より,発電用火力設備規格 火力設備配管減肉管理技術規格(案)電磁超音波法による試験について,前回に引き続き,説明があったが。審議の結果,提案者の資料を分科会として評価した結果を提出して欲しいとの意見が出され、再審議となった。
・局部的な減肉について,超音波反射法と同様に測定範囲に限界があるので,曲所については測定範囲が限定される。
6.次回開催予定
日 時:2008年5月22日(木)13:30〜17:00
場 所:日本機械学会 第1会議室
以 上