第53回 発電用設備規格委員会 火力専門委員会 議事録
1. 日 時:2010年8月25日(水)13時30分〜15時40分
2. 場 所:日本機械学会 第1会議室
3. 出席者:(委員21名中、出席者20名(うち代理3名)、欠席者1名)
木村(NIMS)、浜田(東電)、藤田(三菱重工)、高須(日本電気協会)、西口(神工大),中垣(早大)、松本朗(東芝)、高西(関電),高塚(保安院),山本(電中研),
松本一(バブ日立),西村(日立)、大橋(IHI),佐藤(発電技検),三好(カワサキプラントシステムズ)、野井(ロイド)、三村(新日鐵)
代理人: 石橋 [川端(HSBジャパン)],池田 [和泉(富士電機システムズ)],茂田井(東電)[三原(富山大)]
欠席者:田村(火原協)
オブザーバ: 奥野(中電)、尾崎(東電),森崎(電事連),森田(電事連WG),齋藤(原技協),飯田(東電)
事務局: 稲垣(記)
4. 配付資料
53−1 .第52回火力専門委員会議事録(案)
53−2 .専門委員会・分科会委員案
53−3 .第53回規格委員会議事録(案)
53−4 .第8回材料専門委員会議事次第
53−5− (1) 材料分科会報告,(2) 構造分科会報告,(3) 溶接分科会報告,(4) 配管減肉分科会報告
53−6 .投票No.47「規格委員会資料の取り扱い内規案に対する投票結果」
53−7 .高クロム鋼クリープ関連項目の規格規定反映計画(案)
53−8 .火力設備規格の改訂状況 (1) 材料,(2) 構造,(3) 溶接,(4)基本規定審議関連資料(改訂作業中版)
53−9−(1) 活動経緯,(2) 電事連への依頼と回答, (3) 活動方針見直し案(+参考資料),(4)解説改定案,(5)委員専用HPの状態(参考1引用)
参考1.発電用火力設備規格(201X年版) 委員専用HP 原稿アップロード状況 (材料,構造,溶接)
5. 議事
(1) 前回議事録確認 [資料53-1]
前回議事録(案)について確認を行なった結果、意見等は特になく、議事録案は承認された。
(2) 専門委員会委員、役員の承認
(2−1)専門委員会委員の承認 [資料53-2]
火力専門委員会で、以下の委員の再任の意向と,新任候補の推薦者が報告された。挙手による採決を行った結果、出席委員全員の賛成で、次回規格委員会に推薦することが承認された。
各分科会より、以下の委員の再任の意向と,新任候補・役員の推薦者が報告された。挙手による採決を行った結果、出席委員全員の賛成で承認された。
・ 火力専門委員会:(新任候補)奥野 嘉高氏 (再任候補)山本委員,田村委員,川端委員,大橋委員 (退任)三輪田委員
・ 材料分科会:(再任候補)尾崎委員,伊藤委員,室井委員 (幹事候補)尾崎委員(再任)
・ 構造分科会:(再任候補)小高委員
・ 溶接分科会:(再任候補)山内委員,樫原委員
・ 配管減肉分科会:(新任候補)樫原孝史氏 (副主査候補)樫原孝史氏(新任) (退任)吉竹委員
(3) 規格委員会、分科会他報告
(3−1)発電用設備規格委員会報告 [資料53-3]
第53回規格委員会の審議内容のうち、火力専門委員会に関連する内容が報告された。特記事項は以下の通り。
・ 「規格委員会資料の取扱い内規」について,原子力専門委員会から提案があった。規格委員長判断で,各専門委員会に対し書面投票を開始するよう指示があった。
・ 高Cr鋼クリープ関連項目の規格規定反映計画について,制定・改訂のスケジュール情報を規格委員会に提供した。
(3−2)材料専門委員会報告 [資料53-4]
第8回材料専門委員会の審議内容のうち、火力専門委員会に関連する内容が報告された。特記事項は以下の通り。
・ 溶接継手検討タスクは,引き続き検討継続中である。
(3−3)材料分科会報告 [資料53-5-1]
木村委員長(材料分科会主査)が、第56回材料分科会(H22.6/14)の審議事項および決定事項について報告を行った。次回は2010年9月13日(月)に行う。
・ 審議状況の概要が報告された。
(3−4)構造分科会報告 [資料53-5-2]
浜田副委員長(構造分科会主査)が、第65回構造分科会(H22.6/25)および第66回構造分科会(H22.8/18)の審議事項および決定事項について,下記の通り報告を行った。次回は2010年11月30日(火)の予定としたが,関係委員会の進捗にあわせ,必要に応じ変更する予定である。
・ 審議内容の概要が報告された。原稿改訂および審議資料準備状況は,後述の(4−3)で報告となった。
・ 溶接継手強度低減係数について,取り込まれることを前提に準備している事が報告された。
(3−5)溶接分科会報告 [資料53-5-3]
茂田井氏(溶接分科会幹事)が、第44回溶接科会(H22.7/2)の審議事項ならびに決定事項について下記の通り報告を行った。次回は2010年9月1日(水)に行う。
・ 審議内容の概要が報告された。原稿改訂状況は,後述の(4−3)で報告となった。
(3−6)配管減肉分科会報告 [資料53-5-4]
尾崎氏(配管減肉分科会主査)が、第3回配管減肉分科会(H22.7/16)の審議事項ならびに決定事項について下記の通り報告を行った。次回(第4回)は、活動方針書改1に則り設定する。
・ 審議内容の概要が報告され,詳細は後述の(4−4)で審議となった。
(4) 審議事項
(4−1)書面投票対応 [資料53-6]
投票No.47「規格委員会資料の取り扱い内規案に対する投票結果」について審議された。
審議・決定事項は以下の通り。
・ 既に各専門委員会から種々コメントが寄せられているため,今回は投票対応による完了とはしない。原子力専門委員会幹事会で,内規変更案を作成し,再度各専門委員会に書面投票を依頼する事とする。
・ 火力専門委員会での意見の主旨も加味し,見直しをすること。
主な意見は以下の通り。
・ 複数の専門委員会に係る事項であるにもかかわらず,各専門委員会で議論がされないまま書面投票となったことに対し,違和感がある。
・ 知的財産の保護とプロセスの公開性のバランスに関する議論が必要。
・ 実務で困る事がないか,事務局も含めて意見集約して,変更案に反映して欲しい。
・ 委員会資料の不適切な資料活用が懸念されるとのことだが,資料入手者の心がけの問題と思われる。過度に保護的なルールを設定する事は,偏りと誤解されるため,公開の原則から見て好ましくない。
(4−2)高クロム鋼クリープ関連項目の規格規定反映計画(案) [資料53-7]
事例規格の新規制定と,基本規定・詳細規定のスケジュール案について説明された。
高クロム鋼の評価は,民間が主体となり,クリープ強度関連のデータを収集・見直し中である。最新情報では,H22/9月上旬に成果がまとまる予定である。火力専門委員会としては,日本機械学会規格に反映させるため,以下の通り時期を合わせて対応することとなった。
・ 9月上旬:高クロム鋼に関するデータ収集結果の成果反映(民間他機関)
・ 10月: 関係者による規格原案起草,必要関係機関との調整
・ 11月: 火力専門委員会 開催,書面投票の開始(配付資料10月予定を変更)
なお,今回の高クロム鋼のクリープ関連のデータ評価に基づいて得られる寿命評価式は,基本規定で引用しているNISA文書の見直しに関する事項であり,規格原案は寿命評価式の修正をベースに作成される予定である。すなわち,既に規格化された事項の見直しであり,材料専門委員会に検討を依頼している溶接継手強度低減係数(PG-26)とは異なる検討課題である。
(4−3)発電用火力設備規格 基本規定,詳細規定の改訂状況説明(材料,構造,溶接)
[資料53-8]
基本規定,詳細規定の改訂状況について説明された。今回は構造分と,溶接分を中心に報告された。
現在,レビュー票,規格原稿案はほぼ全てがアップロードされている。作業は,誤記修正や一部検討事項の反映等,仕上げが残っている状況である。おおよその改訂状態について把握可能であるため,書面投票開始前に,気付き事項があれば,事務局経由で連絡するよう依頼があった。
報告事項のうち,その他の特記事項は以下の通り。
・ 構造分では,PG-27等では,溶接継手強度低減係数が採用された場合の対応を踏まえ,規格案に反映している。
・ 省令適合性評価書の中で,例えば付表2〜4は他の成果物と類似する部分があるため,資料の整理・統廃合を意図してまとめ直す予定。
・次回火力専門委員会では,改訂まとめ資料を中心に審議を行う。書面投票を行なう規格改訂案は,JSME2008年版と同様,レビュー票も含め委員専用HPの活用を図り,書面では配布しない予定。
(4−4)配管減肉分科会の活動結果および活動方針見直し案の審議 [資料53-9]
電気事業連合会の回答に基づき,配管減肉分科会で決議された事項が提案された。審議の結果,以下の事項が可決された。
○決定事項
(1) 配管減肉分科会活動方針案(改1)(資料53-9-3a)の採用・・・賛成20,反対0,保留0
(2) 「配管減肉管理技術規格 解説」(資料53-9-4)に,今回の活動実績を追記した案を,次回改定作業時のベース案とすること・・・賛成20,反対0,保留0
○その他審議における特記事項
・ 電事連のデータから,現在の規格の妥当性が証明されたとの実感がある。
・ 規格改訂活動は,きちんと維持できる体制作りが重要であり,活動方針案(改1)で確認できた。
6. 次回開催予定
日 時:2010年11月30日(火) 13:30〜
場 所:日本機械学会 第1会議室
以 上