第42回 発電用設備規格委員会 火力専門委員会 溶接分科会 議事録
1.日 時:2010年1月21日(木) 13時30分〜17時10分
2.場 所:津田ホール T104会議室
3.出席者:野本(東大名誉教授)、欅田(三菱重工)、茂田井(東電)、原田(東芝)、菅谷(日溶協)、中井(発電技検)、樫原(関電)、浜田(東電)、幅野(IHI)、三原(富山大),山下(神鋼)
欠 席:逢澤(日立)、山内(中電)
オブザーバー:なし
事務局:稲垣(記)
4.配付資料
42−1 .第41回溶接分科会議事録(案)
42−2 .溶接分科会委員名簿
42−3 .第50回火力専門委員会議事録(案)
42−4 .第51回規格委員会議事録(案)
42−5 .(1)発電用火力設備規格2008年版(TA0〜TA2-2008)の講習会実施報告(2)火力設備配管減肉管理技術規格2009年版(TB1-2009)の講習会実施報告
42−6 .ASME 2008Aレビュー票 第Y章 アーティクル1 (中井委員)
42−7 .ASME 2008Aレビュー票 第Y章 アーティクル7 (菅谷委員)
42−8 .ASME 2008Aレビュー票 第Z章 アーティクルU
(欅田副主査)
42−9 .ASME 2008Aレビュー票 第Z章 アーティクルV (幅野委員)
42−10.ASME 2008Aレビュー票 第Z章 アーティクルW
(茂田井幹事)
42−11.非破壊検査に関する基本規定とJSME規格の調査結果(原田委員)
参考1.発電用火力設備規格 詳細規定(200X年版)の委員専用HP原稿アップ状況
参考2.原稿・レビュー票のチェック要領(標準フロー)他
5.議事
(1)前回議事録確認 [資料42-1]
前回議事録(案)について確認を行った結果、意見等は特になく、議事録案は承認された。
(2)分科会委員の承認 [資料42-2]
任期を迎える委員,退任・新任の意向はいずれもなかった。
(3)報告事項
(3−1)火力専門委員会・規格委員会他報告 [資料42-3,4]
第50回火力専門委員会,第51回規格委員会の審議内容のうち、火力に関連する内容が報告された。
(3−2)その他報告 [資料42-5]
以下2件の講習会の参加状況とアンケート結果のまとめについて報告された。
a. 発電用火力設備規格2008年版(TA0〜TA2-2008)の講習会実施報告
b. 火力設備配管減肉管理技術規格2009年版(TB1-2009)の講習会実施報告
(4) 審議事項
(4−1)ASMEレビュー票による審議
第Y章アーティクル1,7,第Z章アーティクルU,V,Wについて審議された。特記事項は以下の通り。
a.
第Y章 アーティクル1 (中井委員) [資料42-6]
・
T-130) 過去のJSME規格では取り入れられていないが,当時の判断理由を確認して取り入れるか検討する。
・
P4 T-120.1) 「T-120 一般」の表題とする。
b.
第Y章 アーティクル7 (菅谷委員) [資料42-7]
・
チェック結果を反映し,特に大きな修正箇所はなかった。
c.
第Z章 アーティクルU (欅田副主査) [資料42-8]
・
JSME規格2008年版のJESC審議の結果を反映し,「材料の追加」だけでは「保安水準が緩やか」になったとはしないこととなった。最初にJSME内で2008年版を上程した時とは異なる判断基準となるため,各委員においても同様の箇所があった場合,注意する事が徹底された。
例:QW-284 のASME2008a改定案
・
数値は,SI値の取扱いに沿っているか全般的に確認すること。
・
℃,Fがある場合,℃の表記のみに統一すること。
・
P27 QW216) weld
deposit は「溶接金属」に統一し,「溶着」は使用しないこと。
・
P44 QW287) electrode
pressure 「電極圧力」は,溶接用語的に最適か確認する。
・
P46 QW288) 「超える」→「越える」の誤記あり。
・
P48) テンパービードの取り扱いについて,JSME規格2008年版の審議時に,技術的検証が必要と指摘があったため,現在は取り入れていない。最新の関連状況を踏まえ,取り入れを再検討することとなった。
・
P58の非強制的APPENDIX (APP-B100) は,JSME規格2008年版基本規定の書面投票意見(規格委員会投票No.102)により,Appendixに統一することとなったので,修正のこと。
d.
第Z章 アーティクルV (幅野委員) [資料42-9]
・
P13 「非強制的・・・」の表記を止めること。
・
P24 QW-303.5)「管と管板」のレビュー票の変更区分は,関連他規定の変更区分と判定が異なっており,判定区分の解釈方法について協議された。現状では各条項とも独自の判断とするが、他の項目も含めて区分の横通しについて、引き続き見直しを行う。
・
P37 QW-310.1) 6in→165.2mmmとしているが,SI値の表記ルールに則り,「DN150」とすることとなった。
・
QW322.1) participating organization を「参加組織」と表現しているが,違和感がある。そもそも,溶接士の認証が6ヶ月で失効する規定であるが,残すべきなのか意見があった。
・
P63 QW-381.2) 用語統一で,「・・・溶着」→「・・・溶接」とすること。
e.
第Z章 アーティクルW(茂田井幹事) [資料42-10]
・
QW404.5) 用語統一で,「・・・溶着」→「・・・溶接」とすること。
・
QW-404.12) 溶加材の「銘柄」変更,とあるが,溶接用語的に最適か再検討する事となった。
・
QW420.1) 再度規格案を精査する事となった。
(4−2)非破壊検査に関する基本規定とJSME規格の調査結果(原田委員) [資料42-11]
基本規定で引用している非破壊検査要領・判定基準・検査員の資格について,ボイラ・圧力容器・配管ごと,RT・UT・MT・PT毎にまとめた結果が提出された。審議の結果,以下の確認がされた。
・
大前提として,基本規定は省令に則っているものである事が確認された。その上で,技術基準の解釈と基本規定を逐条で対比すると,多少の違いがあるが,省令に適合していれば問題ないことが再確認された。
・
JSME規格本体(詳細規定)は,ボイラ・圧力容器・配管のそれぞれの判定基準や検査員資格においてトーンが違っている部分があることが確認され,基本規定の次回引用にあたっては,留意する事となった。併せて,JSME規格本体はパッケージとして調和しているため,あくまでも基本規定の記載方法で工夫していく事が確認された。
(4−3)次回分科会の作業目標の設定 [参考1,2]
レビュー票全体の審議状況を踏まえ,次回の作業目標を以下の通りとすることとなった。
・
第Y章・・・各委員は,審議結果とチェック結果を元に,ASMEレビュー票を最終版にし,次回分科会で規格原案を提出すること。第Y章は,通し読みをする事で,次回全体のトーン合わせを行う。なお,規格原案の起草にあたり,チェック者に最終確認が必要な場合は,各担当委員がそれぞれ連絡を取り合う事とする。
・
第Y章 アーティクル4 (逢澤委員)担当分の扱い・・・既に1度審議済みで,今回レビュー改訂案が準備されている事から,次回の規格原案のチェックの中でレビュー票もまとめて審議することとなった。
・
第Z章・・・審議の完了していない担当委員は,次回,ASMEレビュー票または修正案を提出し,全てのアーティクルの審議完了を目標とする。
5.次回開催
日 時:2010年4月22日(木)13:30〜17:00
場 所:日本機械学会 第5会議室
以 上