第2回 発電用設備規格委員会 材料専門委員会 議事録
1.日 時:2009年3月27日(金)10時00分〜11時50分
2.場 所:日本機械学会 第3,4,5会議室
3.出席者:(委員25名中;出席者20名,欠席者5名)
増山(九工大)、木村(NIMS)、平野(三菱重工)、高橋(電中研)、吉田(発電技検)、尾崎(東電)、駒井(三菱重工)、山田(中電)、安藤(横国大)、田中(日本製鋼所)、田村(バブ日立)、南(NKKシームレス鋼管)、石毛(IHI)、木原(ベストマテリア)、浅山(JAEA)、祐川(日立GE)、椹木(住金テクノロジー)、伊勢田(住金)、澤田(NIMS)、船田(JNES)
代理人:な し
欠席者:中曽根(東理大)、三枝(電中研)、中城(東芝)、藤森(日立GE)、三村(新日鐵)
オブザーバ:な し
事務局:竹島、高柳、稲垣(記)
4.配付資料
2−1 委員名簿
2−2 材料専門委員会(第1回)議事録
2−3 書面投票結果「材料専門委員会 投票(No.01)の結果の通知について」
2−4 規格委員会(第48回)議事録
2−5 副委員長、幹事の選任について(運営規約関連箇所抜粋)
2−6 火力専門委員会 「ASME規格2008 Addendaの改訂内容に関する検討依頼」
参考 材料専門委員会設置主旨(改訂案) (第1回材料専門委員会資料1−2)
5.議事
(1)議題の確認
議題の確認を行い、追加・変更の提案はなく了承された。
(2)前回議事録確認 【資料2-2】
前回議事録(案)について確認を行なった結果、意見等は特になく、議事録案は承認された。
(3)投票結果、規格委員会報告 【資料2-3,4】
(3−1)投票結果報告 「材料No.01」
事務局が、増山委員が委員長に選出されたことを報告した。
(3−2)発電用設備規格委員会報告
事務局が、第48回規格委員会の審議内容のうち、材料専門委員会に関連する内容を報告した。
(4)材料専門委員会 役員の選任 【資料2-5】
・
高橋委員が副委員長に指名され、挙手により出席者全員の賛成で承認された。
・
木村委員が幹事に指名され、挙手により出席者全員の賛成で承認された。
(5)審議事項 【資料2-6、参考資料】
(5−1)火力専門委員会 「ASME規格2008 Addendaの改訂内容に関する検討依頼」
初回審議となるため、本会議に提案された検討依頼を元に、審議体制から議論を行った。
(1) 審議体制に関する審議
・
検討開始の前段として、依頼書類の受け付け方法等について審議された。材料専門委員会準備タスクでの制度設計は、具体例を踏まえて精査していくことを意図しているため、今回の依頼と並行して制度設計を進めていくことが確認された。
・
次回までに、材料専門委員会の検討依頼の受け方について、標準的な案を作成し、審議することとなった。各委員に対しても、適切な案がある場合は、随時提案するよう依頼があった。
・
審議の中で、提起された課題は以下の通り。
a.
材料専門委員会の設置趣意書では、新規材料の持ち込みフローが示されており、今回のようなASMEの改定内容について審議するフローがない。
b.
依頼文書は規格委員会受付、材料専門委員会検討指示となっているが、設立趣旨を鑑みると全てそのフローで実施する必要はないと思われる。3役での審議受付や、関連委員からの提案等、幅広に構える方策をルール化しておいた方が良い。
c.
依頼に対しては、審議のためのデータが必要と考えられるが、材料専門委員会として何が必要かも議論しておく必要がある。
d.
PG-19はASMEのSecTだが、材料専門委員会はSecUを担当する印象でいた。担当する部分についても決めておいた方が良い。
e.
データの集め方が非常に気になる。民間委員会として、十分なデータが得られるか今後問題となる可能性あり。
f.
許容応力で、JSME保証数値を‘開発する’という行為がこれから先考えられる。一方、データ解析に対する対価の問題がある。ASMEではMPCが委託を受けてデータ解析を行い、その結果に基づいて審議が行われている。また、規格に関連して新たな技術開発、調査研究が必要な場合には公募をかけ、研究を実施する。溶接継手低減係数に関して昨年出された公募では、EPRIが受託して研究を実施している。
g.
ASMEの許容応力に変更があった場合、必要に応じて根拠の検証まで実施するかは、課題と考えられる。
h.
発電用設備の材料規格を国内で作り出す仕組みはこれまで十分には整備されていないと思われるので、‘ゼロからモノを作る’という理念は持っていたい。
i.
火力専門委員会の材料分科会でも、今回の改訂について議論されているはず。それに加えて材料専門委員会では何を議論するべきか。
(2) 検討依頼に対する審議
・
PG-19は、オーステナイト鋼の冷間加工によるクリープ強度の低下への対処方法が課題であり、フェライト鋼についてはPG-20(準備中)として新たに規定される予定。以上より、継続的に検討していくことが確認された。
・
PG-26は、溶接継手の強度低減係数に関するもので、ASMEでもB31.1とSec.Tで不整合となっており、JSMEとしても、ASMEの値をそのまま採用すると影響が大きいことが報告された。火力専門委員会と協調しつつ、材料専門委員会としても早めの対応が必要であることが確認された。
・
次回、火力専門委員会からこれまでの調査結果等(今回追加された材料の説明も含め)の説明を受けるものとする。
6.次回開催予定
日 時:2009年6月1日(月) 13:30〜16:00 (予定)
場 所:日本機械学会 1会議室
以 上