5回 発電用設備規格委員会 材料専門委員会 議事録

             

1.日 時:20091126日(木)1330分〜1700

2.場 所:日本機械学会 第3〜5会議室

3.出席者:(委員25名中;出席者22名(代理1名),欠席者3名)

増山(九工大)、高橋(電中研)、木村(NIMS)、平野(三菱重工)、吉田(発電技検)、尾崎(東電)、山田(中電)、安藤(横国大)、南(NKKシームレス鋼管)、石毛(IHI)、木原(ベストマテリア)、祐川(日立GE)、三枝(電中研)、田村(バブ日立)、伊勢田(住金)、駒井(三菱重工)、田中(日本製鋼所)、澤田(NIMS)、船田(JNES) 、藤森(日立GE)、椹木(住金テクノロジー)

代理人:鬼澤 [浅山(JAEA]

欠席者:中城(東芝)、中曽根(東理大)、三村(新日鐵)

オブザーバ:なし

事務局:竹島,高柳、稲垣(記)

 

4.配付資料

資料51. 材料専門委員会(第4回)議事録(案)

資料52. 委員名簿

資料53. 規格委員会(第50回)議事録(案)

資料54. 投票M02結果および意見対応案

資料55. 溶接継手検討タスク委員

資料56.溶接継手検討タスクグループ報告

資料5−7.材料専門委員会検討課題(平成21827日)

 

5.議事

(1)議題の確認

議題の確認を行い、追加・変更の提案はなく了承された。

 

(2)前回議事録確認                                                          【資料5-1

前回議事録(案)について確認を行なった結果、意見等は特になく、議事録案は承認された。

 

(3)規格委員会報告            

(3−1)発電用設備規格委員会報告                                             【資料5-3

事務局が、第50回規格委員会の審議内容のうち、材料専門委員会に関連する内容を報告した。

 

(3−2)その他報告                                                                                  【資料5-45-5

溶接継手検討タスク設置提案(投票M02)の可決が報告され,意見対応案について確認された。このうちタスク名称については,タスクの検討内容に関する審議の後に検討することとした。

タスク委員については,特に追加推薦はなく,候補メンバー全員の指名となった。

 

(4)審議事項 

(4−1)溶接継手検討タスクグループ報告                                                  【資料5-6

タスクグループ報告を元に審議を行い,必要な部分はタスクに持ち帰り,検討することとなった。決定した事項は以下の通り。

                 対象は,「クリープ域使用の高強度フェライト系鋼(CSEF Steels)製溶接鋼管」とする。

                 SUS系,炭素鋼,Cr-Mo鋼に対する溶接継手強度低減係数(以下,「強度低減係数」と呼ぶ)は,火力専門委員会で十分議論されていないため,ニーズがあるか再確認することとなった。

                 材料の強度低減係数に対する対応について,合意形成が必要。継手は周/長手のどちらまで含めるか,PG-26に対する回答のみに絞るか等,意見種々あり。

                 当面,タスク名称は現状のままとし,タスクの検討内容の精査に合わせ,次回以降に再検討する。

 

主な意見交換は以下の通り。

                 溶接部の強度低減は学術的に周知の事実であり,高強度フェライト鋼では溶接部のクリープ強度低下が顕著であるため検討が必要と判断している。@強度低減係数の導入,A寿命評価式の活用等,意見が種々出され,どのように規格化するか議論が必要であることが確認された。

                 長手溶接鋼管のみを対象とすると,Gr.92は板材がないので対象から外れてしまうが,好ましくない。

                 溶接部のクリープ強度低下に関する材料特性は,システム応力等,配管設計上で必要な要素があるが,現行の火力の設計規格には馴染まない。この場合,規格(mandatory)にする部分と,non-mandatoryのガイド的な部分の整理を行う等の対応が考えられる。特に,設計上/運用上で心配な点は,何らかの形で記録するような努力をしていく方が良い。

                 母材,継手の実力値を十分評価してから,議論を深めるべきではないか。

                 火力専門委員会に対しては,母材と溶接継手のクリープ強度評価結果を回答し,母材と溶接継手の10万時間クリープ破断強度の比を,溶接継手強度低減係数の参考値として提示するのが良いのではないか。

                 SHC委員会のデータ見直しをするのであれば,用いるデータセットや解析方法についてタスクで十分検討すること。

                 データ入手方法はまだ具体化していない。

                 守秘義務契約は,JSMEルールに則った運用が必要であるが,実績が寡少であり理事会まで仰ぐ可能性がある。機械学会の承認には時間がかかることが予想されるため,可能な段階で早めに上位機関に情報を上げるべき。

 

(4−2)Case2:材料専門委員会独自の検討課題                                        【資料5-7

資料5-7のうち,項目1,2,4を材料専門委員会の独自課題に登録・管理していく提案があり,賛成20,反対0,保留0で可決され,次回の規格委員会に提案することとした。

検討体制について,以下の担当割り振りとなった。

                 項目1:平野委員(原子力関係),三枝委員(金属キャスク関係),木村幹事(火力関係)

                 項目2:増山委員長が次回状況を説明

                 項目3:当面保留

                 項目4:分担・進め方を次回委員会で再審議

 

主な意見交換は以下の通り。

                 項目1の材料規格化申請に関しては,既に原子力,金属キャスク,火力にガイドラインまたは類するものがある。次回委員会で,各担当から状況を報告することとなった。

                 項目2の材料現象の解説は,ASME Sec.II Part D Non-mandatory Appendix10ページ程度)を取り入れ,JSME独自の加筆をするイメージである。これに加え,Sec.V Appendix W 等の解説も参照していくこととなった。

 

6.次回開催予定

日 時:2010226() 13:3017:00 (予定)

場 所:日本機械学会 第1会議室

    以 上