第6回 発電用設備規格委員会 材料専門委員会 議事録
1.日 時:2010年2月23日(火)13時30分〜17時00分
2.場 所:日本機械学会 第1会議室
3.出席者:(委員25名中;出席者18名(代理3名),欠席者7名)
増山(九工大)、高橋(電中研)、木村(NIMS)、吉田(発電技検)、尾崎(東電)、山田(中電)、安藤(横国大)、祐川(日立GE)、田村(バブ日立)、伊勢田(住金)、駒井(三菱重工)、澤田(NIMS)、船田(JNES) 、椹木(住金テクノロジー),三村(新日鐵)
代理人:田中 [中城(東芝)],広田 [田中(日本製鋼所)] 、鬼澤 [浅山(JAEA)]
欠席者:南(NKKシームレス鋼管)、石毛(IHI)、藤森(日立GE)、平野(三菱重工)、三枝(電中研)、木原(ベストマテリア),中曽根(東理大)
オブザーバ:齋藤(原技協)
事務局:高柳、稲垣(記)
4.配付資料
資料6−1. 材料専門委員会(第5回)議事録
資料6−2. 委員名簿
資料6−3. 規格委員会(第51回)議事録
資料6−4. 第3回 溶接継手検討タスクグループ議事録
資料6−5. 材料専門委員会検討課題(平成21年8月27日)
資料6−6. 材料(設計値)規格化申請関連資料 (1)火力 (2)原子力 (3)金属キャスク
資料6−7. ASME Tracking Number 08-845 材料現象に関する解説(非強制規格)関連資料
資料6−8. 設計・建設規格第U編高速炉規格における新材料規格化について
5.議事
(1)議題の確認
議題の確認を行い、追加・変更の提案はなく了承された。
また,委員会開催時点で,定足数ぎりぎりの17名しか集まらなかった(欠席7名,遅刻1名)。増山委員長から,業務繁忙は重々承知しているが,欠席委員は代理を立てる等,各委員で極力参加の都合をつけて頂くよう依頼があった。
(2)前回議事録確認 【資料6-1】
前回議事録(案)について確認を行なった結果、意見等は特になく、議事録案は承認された。
(3)規格委員会報告
(3−1)発電用設備規格委員会報告 【資料6-3】
事務局が、第51回規格委員会の審議内容のうち、特記事項及び材料専門委員会に関連する内容を報告した。
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材料専門委員会の取り組む課題として資料6-5を提出し,規格委員会で説明した結果,特に異論はなかった。
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選挙により,規格委員会の次期委員長は森下氏(前原子力専門委員会委員長),原子力専門委員会の次期委員長は小山氏(前規格委員会副委員長)が選出・承認された。また,火力専門委員会の次期委員長として木村氏の選出が承認された。
(3−2)その他報告 【資料6-4】
溶接継手検討タスクグループの活動状況が報告された。主な報告および確認事項は以下の通り。
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Cr-Mo鋼,CSEFを検討対象とする。
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PG-26本文中に,周溶接について設計者が考慮するよう記載があることから,溶接継手に係る課題を全体的に見るために検討対象に入れることとした。
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火専への回答方法案は,@PG-26をそのまま取り入れ,APG-26は取り入れない(別途,保安水準の確保を証明する),BPG-26を取り入れるが数値はJSMEが決める,の選択肢があり,現在Bを念頭に検討している。
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材料,製品形状の区分という視点からも検討が必要と思われるので,次回タスクで議論する。
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JIS
B8201に継手低減係数が取り込まれる予定と書いてあるが,準備会で議論を開始するとのことだけで,計画はまだ具体化していないとの情報があった。
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「ASMEは設計,製造基準であり,技術基準は維持基準である」との記載があるが,火力設備に関し,「維持基準」という個別の規格がないため,設計・製造基準である火力設備技術基準の解釈を当てはめて見ている,という実態を説明したものとの補足があった。維持に関するNISA文書の中で寿命評価式があるが,上記実情を勘案し,溶接継手強度低減係数だけを単独で検討しないよう留意していくとの説明があり,安全率にも係る事項であり,寿命評価式の精度も慎重であるべき事から,引き続き検討することとなった。
(4)審議事項
(4−1)RQ09-C2-001材料(設計値)規格化申請に関する事項 【資料6-5,6】
材料(設計値)規格化申請に関する事項(火力,原子力,金属キャスク)について,発行済み規格の記載内容を元に審議された。決定した事項は以下の通り。
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火力,原子力,金属キャスクの現在各規格に入っている新規材料取り込み要領の比較表を作成し,相違点を整理する。
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比較表を元に,火力:木村委員,原子力(軽水炉):山田委員,原子力(高速炉):浅山委員,金属キャスク:三枝委員の4名で事前相談を行い,@各規格の共通項目,A各規格固有の規定項目,の整理案を検討し,次回材料専門委員会で方向付けを行う。
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次回委員会で,課題の物量把握に合わせ,分科会の設置,課題を絞ってのタスクグループの設置等,課題対応の推進体制についても議論を行う。
主な意見交換は以下の通り。
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将来的に材料統一規格を作成すること等考慮すると,材料専門委員会が共通ガイドラインを作成するべきと考えられる。
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許容応力の所掌範囲について議論が必要。例えば,Sm値は原子力しか使わないとか,必要となるデータが規格により異なるため,申請に必要となる許容値の種類が異なってくることが想定される。
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例えば,金属キャスクのみに過時効の取扱いがあるが,共通ガイドラインとした場合,このような各規格固有事項の取り扱い方について議論が必要。
(4−2)RQ09-C2-002材料現象に関する解説(非強制規格) 【資料6-5,7】
材料現象に関する解説について,ASME委員会資料を元に審議された。決定した事項は以下の通り。
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次回,材料現象に関する規格化について,進め方をまとめて提案する。
主な意見交換は以下の通り。
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主旨は,材料の専門ではない人が,JSME規格を使用する際に材料現象を知るためのもの。
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ASMEには,非強制規格で同様のものがあり,APPENDIXとして改訂版がまとめられる予定。これを参考にしつつ,既にJSME規格内にある解説部分等のうちから,関係部分を集約し,まとめたものとしたい。
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事例規格にしない方が良いと思う。
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タイトルは,「材料現象に関する指針」等,いくつか候補が考えられる。タイトルのつけ方は重要である。
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作業の優先順位は,ニーズ次第であるので,すぐに規格化するかは分からない。
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本件を進めるには,スタンスペーパーを作成して規格委員会幹事会に説明したらどうか。
(4−3)RQ09-C2-003既存設計規格の中の材料関連事項の見直し 【資料6-5】
既存設計規格の中の材料関連事項の見直し方法について,分担・進め方について審議された。まずは本件のニーズについて関係者から情報を戴き,対応することとなった。
主な意見交換は以下の通り。
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物理的性質データは,現在原子力でデータが最新かチェック中。
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原子力専門委員会幹事会で,資料6-5の内容についてニーズがあるか相談してみる。
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火力専門委員会は,横断的なニーズ調査は必要でないため,関係分科会で課題とされれば従前の例に従い材料専門委員会に相談する事としたい。
(4−4)設計・建設規格第U編高速炉規格における新材料規格化について 【資料6-8】
高速炉で,現在の規格にない材料(2材種)の新規登録を計画していることの説明があった。決定した事項は以下の通り。
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資料をまとめて次回提案する。資料は,@従来規格との対比,A製品に対し適用する仕様(製法,温度範囲他)等,どんな材料なのか,規格化に必要な項目を明示する。なお,ノウハウの関係で書面提出が難しい部分については,パワーポイントの利用等で工夫すること。
主な意見交換は以下の通り。
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材料の申請は,高温規格分科会とのことだが,申請者は通常は設置者/製造者が考えられ,専門委員会/分科会は審査・検討機関である。分科会が申請のサポートをする可能性はあると思うが,申請者について関係者と再度調整した方が良い。申請者としては,JAEAも候補として考えられる。
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スケジュールは,2011/1に規格原案を完成することを目標としたい。
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完全新規材は,試験データ点数が多くなる。既存相当材からの差異(deviation)という方法も考えられるが,材料の性質・製法・使用方法により変わるので判断できるようにして欲しい。
6.次回開催予定
日 時:2010年5月26日(水) 13:30〜17:00 (予定)
場 所:日本機械学会 第1会議室
以 上