| 質問番号 | QNB2012-002 | 回答状況 | 回答済 |
|---|---|---|---|
| 受 付 日 | 2021/08/17 | 回 答 日 | 2022/03/02 |
| 対象規格 | JSME S NC1 | 対象年版 | 2012/2013a |
| 質問概要 | 管台肉盛溶接の解釈 | ||
| 規定番号 | 第1部 第2章 クラス1容器 表N-X-050-1 | ||
【質問】
参考図-1に示すような「肉盛溶接と完全溶込み溶接との組合せ」に対し,クラス1容器と配管の継手において,肉盛溶接を施工し,溶接規格で要求される非破壊試験及び耐圧試験を実施後,開先加工を行い,溶接規格で要求される開先面に対する非破壊試験を実施して配管に対して完全溶込み溶接で継手をつくる場合の解釈について確認させてください。
質問1
参考図-1に示す肉盛溶接に対する非破壊試験は,表 N-X050-1 溶接部の非破壊試験の「クラス1容器1.(2)継手区分Bの溶接部」と解釈してよいか。
質問2
肉盛溶接は,容器の非破壊試験及び耐圧試験に合格すれば,その後に行う配管との完全溶込み溶接に対して,「第1部 第6章 クラス1配管」の規定においては母材と解釈してよいか。

【背景】
低合金鋼のクラス1容器の管台に,セーフエンドを設けず,配管と溶接する工法を考えた場合の,溶接規格での扱いを確認させていただきたい。
質問1に関しては,表N-X050-1で肉盛溶接としては,5.に肉盛座について規定がされています。肉盛座とは,第4部第4章 用語集の番号9-14に「容器,管等に管台等を取付ける場合又はボルト締め等により取付け物を取付ける場合等に,補強に有効な部分を構成するため又は所要のボルト穴深さを確保するため等のために,溶接による肉盛部を設ける場合があり,この肉盛部を特に肉盛座という。」とあります。
参考図-2に示すように,配管との継手溶接と取り合う対象の肉盛溶接は,上記の「補強に有効な部分を構成する」という目的外の部分であります。したがい肉盛座には該当しません。溶接規格での「継手区分B」の定義は,「発電用原子力設備規格の容器の胴,管又は管台の周継手及び半球形鏡板以外の鏡板と容器の胴,管又は管台との周継手をいう。」であり,参考図—1の肉盛溶接は,継手区分Bの一部を形成すると解釈するのが妥当と考えております。
質問2はその後に行う配管との完全溶込み溶接に対して,「第1部 第6章 クラス1配管」の規定における肉盛溶接部の扱いを確認するための質問です。

質問1:よい
質問2:よい